岩手から旅日記・大阪編

週末、東北をあちらこちら。→17年春から大阪へ。さらに名古屋

高速バス乗車記録 名古屋→新宮

名古屋南紀高速線
2020年12月5日
名鉄バスセンター8:10 → 12:20三交新宮駅
三重交通 運行便

 

 

在宅続きで鈍った心身を整えるべく、熊野歩きへ。土日で行くなら新宮速玉大社から那智大社まで歩くのがちょうど良さそう。

 

というわけで、ワイドビューと所要時間あまり変わらず、お値打ちな方を選択肢に!
バスで新宮まで。

何だかとても遠くまでな気がする。

 

 

名鉄百貨店上のバスセンターが始発だが、名鉄が運行に関わってないこともあって奥の乗り場から。

窓口で切符を買って、と言っても座席指定で無いので4,200円と書かれた緑の切符を渡されるだけである。

 

 

5分前に青い専用ラッピングを纏った車両が入線してきた。乗客は20名強で窓側が埋まるくらいの適度な割合に落ち着く。

 

名鉄バスセンターから伊勢方面だと出たところで右折できず、栄大須方面に向かい白川ランプからのルートになるらしい。烏森からサクッと乗る新幹線口発着に比べたら少し大回りかな。


雲ひとつない青空で鈴鹿山地が美しい。
さすがにまだ雪の季節ではない…鈴鹿の裏側、もっと日本海に近い伊吹山とかはそろそろ白くなってくのかな。

 

山辺りまではいつもの名神ハイウェイバスと同じルートを進む。こちらの方が速度控えめエコ運転な感じ。どんどん追い越しかけられて行くが、流れが淀むことはない。


伊勢方面から分岐すると対面通行に。

程なくして休憩ポイントの奥伊勢パーキングエリアに到着した。9:42着で10:05発らしい。休憩を20分取るのは4時間超えの路線ゆえかなと。
小さなパーキングエリアだが、売店の品揃えが良い。ちょっとした土産物というか、調味料とおつまみが充実している。

 

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名鉄バスセンターはガラス越しだったので車両の全景はこちらで。13年式の三菱車、青いラッピングはシールもおそらく一度も剥がされたことはないと思われる。


車内は4列だがちょっとだけ長距離仕様になっていて、運転席側が10列、後方トイレ側が9列と右側ゆったりなシートピッチとフットレスト付き。


残念ながらコンセントは無し。製造年次的にまだ標準装備では無かったかな。

 

 

予告された時間きっちりに動き出して、まもなく本線料金所を通過、ここからは無料区間になる。がその先で暫し停車、どうしたことかと思ったら後ろに詰まっていた車を先行させる。そして動こうとしてまた停車、どうやら別の車列が近づいていたらしい。20台ほどをやりすごして、本線トンネルの中へ。


ここからは各集落の主要ポイントに泊まっていく。のだが、最初の紀伊長島は、ん?ここ?で、Uターン?ってなるぐらいに辺鄙なところ。


家の車でお迎え必至なロケーションだった。こちらでの降車はなし。

 

 


次の海山バスセンター(名前が良いね)は三重交通の車庫だった。バスセンターというほどの規模は無いが、交通結節点としては機能してそう。1名下車

鷲毛はまさに熊野古道の登山口直結で5名のトレッキンググループと、ソロハイカーが下車。熊野古道は縦走的な歩き方になるのでこれは便利だなと。次そうしようかな。

 

続く尾鷲病院前と熊野市役所でかなりまとまった下車があり、車内に残るのは数人まで減った。

 

 

三交南紀は大きな営業所で、ぐるっと構内を回って建屋の前に停車
運転手が人数数えに回ったのでここで交代かな?と思ったら、少し経って弁当持って戻ってきた。滞泊行路だから点呼だったみたい。


車庫には南紀線用の青いバス2台と、夜行仕様(南紀-東京)とラッピングしてあるのがちょっとクラシカルだが、車齢は10年ぐらいかな。こちらも年末年始は運行予定で久々の出番予定

 

さて、数少ない乗客を乗せてバスは和歌山県へ。運転手が弁当持って乗り込んだから、新宮着いてからは改装で戻さず午後便に使う?で南紀で車両共々交換?だろうか、色々シミュレーションしてみるのも楽しい。

 

紀宝町のバス停でも数人降りて行き、県境を跨いで新宮まで乗り通したのは2名のみだった。JR特急と同じ所要時間で運賃3割安なら優位に立てそうだけど、やっぱり特急南紀の方が強い。その列車も、だいぶ利用落ち込んでて編成短縮なんて話もある。移動が車メインで縮小のスパイラルに陥っているかもしれない。

 

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ほぼ時間通りに駅南側の三重交通事務所前に到着した。ちなみに、折り返しの名古屋行き、神社巡りの途中で偶然目にしたものの、別車両でした。回送して入れ替えているらしい。


三交南紀での車両交換で良いと思うけどなぁ、少なくとも減便ダイヤの間は。