岩手から旅日記・大阪編

週末、東北をあちらこちら。→17年春から大阪へ。さらに名古屋

高速バス乗車記録 WILLER W809 名古屋→長岡京

2021年1月30日
名古屋駅太閤通口13:31 → 15:58高速長岡京
WILLER EXPRESS 運行便

 

 

今回はついに、というか趣向を変えて、いわゆるピンクのバスに乗ってみる。
緊急事態宣言で、軒並み減便(相変わらず名神大阪線は間引きなしなんだけども)されてくなか、いちばん足が早かったのは大阪バス系統でなんと平日運休まで踏み込んできた。

にしては、時刻表見る限り止まり運用?いやミスプリだろうなぁという運行会社設定。

検証してみようかと思ったが、減便した分客単価を上げようとしているのか、割引枠も率も絞り込んで、だいたい片道3,000円の単価を確保したい様子が見える。そうすると、ちょっと高い。


WILLERの方は、3往復まで減便しながらも運賃を2,000円まで落として乗車率を高めようとしている様子で結果的に今回最安値の手段だったので活用してみることに。


***

バス自体は15分ほど前に横付けされているのが見えたが、特に急がないのでもう少し経ってから乗り場へ。
乗車確認はタブレットで、かざすのはバーコード…ではなくて検温である。
うーん、ご時世だなあ。

1名駆け込みがあって、乗車28名と定員40名に対してなかなかの乗車率である。それでも、3名来なかったらしい。
発車前に前方カーテンが閉じられる。夜行バスか!って思うが、そういう慣わしなんだろう。

車内は4×10列、ピンクのシートが並ぶ。
隣席との間はコロナ対策で拡大された間仕切りが並び、安心感とともに圧迫感がある。

そして、シートが、幾分狭い。
簾のような顔隠すのも(シェードと言えば良いのか?)特徴的だが、腰掛けると結構圧迫感が。
なるほど、女性の体格に合わせて設計されているのかと。ということで、多少の窮屈さは否めないものの、隣席が空いていたから良しとする。

ルートは他社と同じ烏森ランプ→新名神経由だが、結構のんびり走る。
途中で5分後に出発したJR東海バスの三宮行きに抜かれる。とはいえ、1時間15分だからあまり大差ないかな、14:45に甲南パーキングエリアに到着した。

が、発車時刻は15:10…えっ、25分も休むの?

 

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運転席のところに時刻表が貼られていて、そこには14:50着の15:10発と。なるほど、5分早着したけど、巻かないらしい。

 


この後降車しかないのにね、不思議である。

 

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売店にはこんな鬼滅グッツが売っていたけど…410円…中身、水なのに。

 

カチャカチャと数える音はないが、一通りの見回りには入る。
そして10分になったら発車すると思いきや、どうやらいくつか確認の無線が聞こえてきてしばらく経ってから発車した。

 

 

次の高速長岡京が阪急の駅直結ということで、こちらで乗りかえることにする。
とはいえ、ん?このバス停京都縦貫道にあるよね、寄り道するってことか。

 

京都深草を使えなかったのか、差別化を図ったのか。もっとも立ち寄るのは定期ダイヤでも1往復だけだから、前者のような気もする。
いったん高速を退出して、バス停に立ち寄った。ここで下車したのは3名、思いのほか大勢が大阪まで乗り通すらしい。

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というわけで意外にも安全遵守というか、のんびりなピンクのバス、老舗と競合するのではなく、若い女性にターゲット絞ってのブランディング優先が色濃く出ている車内&運行形態だった。