岩手から旅日記・大阪編

週末、東北をあちらこちら。→17年春から大阪へ。さらに名古屋

高速バス乗車記録 名古屋→関バスセンター

名古屋上野高速バス

2021年2月20日
名鉄バスセンター10:15 → 11:20関バスセンター
三重交通 運行便

 


少しずつ春めく日、密を避けてそろりそろりとまち歩き。

中山道に続いて、東海道の宿場町へ行ってみようと。まず往路はバスにしてみた。

 

 

名鉄バスセンターの奥地、1番乗り場から出発する。バスはセンター内ですでに待機していた。ダイヤも伊賀上野から単純往復と見受けられ、折り返しもこの便なら1時間ぐらいなのでそのまま待機しているようだ。


発車5分前に横付けされ、運転手がサボのような行先案内を乗り場の床に置いて乗車開始、名古屋からの乗客は7名だから、やっぱり少ないかな

 

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車両は08年式のいわゆるセレガーラ、いすゞタイプらしい。4列シートで運転席側11列、乗降口側10列+後方トイレで右側の方が席広め。三重交通は座席配列さまざまだが、意外とトイレ側を冷遇している。

 

シートはおそらくメーカー標準のもの、モケットも観光バス!って感じの紺色ベースと不思議な柄の中、目を引くのが、座席番号書いたヘッドカバー!これはなかなか…

 


確かにわかり良いけど、管理大変そうである。


前方の運賃画面には、
伊賀大阪高速バス:全便運休中
名古屋上野高速バス:このダイヤは運休中

 

 

ラミネート貼ってあってとにかくわかりやすい。このシンプルさ、2路線の営業所完結だからこそ。

 

 

同時発車の名鉄バス長島温泉行きに続いて山王ランプへ。こちらの路線も湯の島臨時休業であまり乗っていない様子である。確かにアクセスとして便利かなと、セット券使えばそれなりに割引されるので、駅周辺に住む車なし世帯にはアピールできそう。これから人口増えそうな名古屋駅エリアだし。

 

こちらの伊賀上野線は、やはりメインは名古屋口への需要で、上野側へ行く流動はあまり多くなさそう。森精機の拠点前バス停もあるが、通勤に使う距離でもなさそう。平時の乗客数はわからないが、大阪線は全便運休、ほかの三重交通の中距離線も大幅減便の中では割と走らせている方にあって、手堅い需要が垣間見える。

 

 


あと、運賃も前週の湯の山温泉までよりも、明らかに距離のある関バスセンターの方が安い(1,430円と1,300円)のはちょっと不思議である。もちろん距離だけで運賃決まるものでもないし、前者は下道区間が長いのも影響しているし、なんなら近鉄&乗り換えてバスと比較して、直通メリットで少し高め(200円乗せ)という計算が成り立つ。


一方で後者は安い、ベンチマーク関西本線だけと、プレミアム部分はほぼない。ということは、単純に辺鄙なのか、乗り継ぎ需要を意識しているのか。
正解は後者だった。

 

 


関「バスセンター」と名乗っているが、メインはご存知の通りドライブインで、そもそもバスセンターと名乗れるほどの路線も乗り入れていない。


多少のパーク&バスライドは想定されていそうだが、徒歩での利用は全く検討外だろうと…

なぜなら、バスがインター降りても放送は流れず、駐車場に入ってから降車ボタン、「あっ、降りる人いるのね」的な空気が漂う。

 

 

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降りてみて、その理由がよくわかる。

 

 

観光バスも来ない閑散とした週末の昼下がり、再びの賑わいを願う。

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ちなみにおまけのバス乗り場も大阪、京都、首都圏全て運休の張り紙が並び、こちらも閑散と…

 

 

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あっ、高速のパーキングエリアじゃないので、お酒も売っております。