蔦温泉旅館も、16年秋に続いて2回目(しかも、前回の11月函館の前週という・・・我ながらどれだけ同じ旅をしているのか)だけど、暖かい緑の季節にもう一度と、安くはないのだけどまた背をのばしてみたというわけ。
夕食の前に底から湧く泉響の湯に入る。この前のときは、朝赤く輝く蔦沼を、がくがく震えながらとって飛び込んだので全く楽しむ余裕はなかった。落ち着いて浸かると、東北の5年で実年齢を飛び越えて温泉を嗜むようになった自分の成長?老化?を感じながら、やっぱり落ち着くよね。
夕食は青森の地物メインで変わらず軽め。八分目でちょっと足りないけど、食べてばかりでは。
三脚を構えて夜の本館を撮る。木造建築と白熱灯は闇に映えていい感じになる。
適度に涼しいからこそ、さくっと外に出れていい。
3日目は盛岡を目指して南下していくことに。
帰り、東京経由で大阪まで新幹線なので、逆算すると17時ぐらいにはついておきたい。
朝の蔦沼をぐるっと散歩、緑は鮮やかに、というよりはだいぶ深くなってきている。すかっとした青空とともに鏡の湖面にも広がってて、待たずに気軽に見れる点をプラスすると真っ赤の景色よりおすすめかもしれない。
いったん登りかえして睡蓮沼からどーんとひろがる八甲田を収めつつ(さすがに、今年は登れないだろう、そしてやはり。でも対岸の津軽富士にはシーズンぎりぎりで滑り込めたので○かな)、猿倉温泉の程よく豪快な、そして少しぬるい湯につかる。青空がまぶしい。
昼食がてら、これも恒例ルートになっているけど、奥入瀬渓流ホテルのラウンジへ。前年も全く同じ暦の回りのときにまさに同じ場所にいるわけだけど、青森観光するときの、個人的にはもてなしポイントだと思うがゆえ。今回もコーヒーとミルフィーユで、心豊かな昼食代わりに。そもそも、この辺りは昼食難民多発地帯ともいうべき場所で、十和田湖から八甲田までの区間、ランチをちゃんと食べれる場所はこのホテルの向かいちょっと下流側にあるピザ屋ぐらいしかない。
それはさておき、今回も軽く、奥入瀬を巡っておく。もうだいぶおなか一杯感はある渓流の景色で、定番の構図はおさえずみ。とはいえまた4,5年たったら来たくなるんでしょう。関西からは、遠いけど。
少し時間が余ったので、十和田湖の美術館に立ち寄る。企画展が撮影OKだったので写真をいくつか。
道の駅十和田の無添加ソーセージ、ちょっと持ち運び距離長かったけど買い込んで帰る。