岩手から旅日記・大阪編

週末、東北をあちらこちら。→17年春から大阪へ。さらに名古屋

1/1〜3 帰省の復路は台湾散歩(その6)

鹿港の天后宮は平日の昼間ながら団体参拝客もいて、この3日間の廟で一番賑わっている。本殿の媽祖様は燻されて真っ黒に。それだけこれまで多くの人が祈りをささげてきたということ。囲炉裏の古民家と同じで、このまま長い時を無事であってほしい。

 

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陶器のレリーフもこの廟が一番鮮やかでそれだけ格が高いということかな。

 

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屋台街もいろいろ。でも、牡蠣オムレツは昨日食べたし、そもそも猫鼠麺を食べたばかりでそこまで空腹ではなくて。それと、場所によってはいつ揚げたんだろう?とちょっと潔癖な癖もでてしまい素通りする。

ちょっとした後悔はレーズンを買わなかったこと。
屋台に、その先にドライフルーツの専門店もあって、どれも台湾産らしい。
そういえば敦煌でも大量のドライフルーツを買い込んだような・・・
日本でスーパーの1袋100円のは味しないし、かといって枝付きのは晩酌のつまみには高すぎる=海外調達の選択肢が浮上する、と。

結局余った台湾ドルの消化に空港でレーズンを購入も、帰ってから良く見ると「智利」の文字が・・・やっちまった。日本の観光地でドライトマトなんか買うものかというポリシーを、海外で逸脱してしまうとは。 

 

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本筋に戻って、古市街~九曲巷の古い町並みを南下していく。あまり観光地的な俗化が進んでいなくて、軒先のバイクが生活感を醸している。どの路地が細いかと行ったり来たり、これが楽しい。
途中に「芸術村」なるエリアが登場するも休みで建物の中は見られず。

 

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水墨画からいかにも現代アートまでいろいろ集めてみたらしい。
最近できた区画みたいで、アートと観光を紐づけるのは日本に限らないらしい。

 

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小腹も空いたところで「阿振肉包」で、肉・野菜(翡翠)・焼き豚をひとつずつ。肉と野菜は王道の肉まんで、それでいて餡がしっかり味がついているので酢醤油なんかも要らない(現地ではつける習慣なさそう。渡されなかったし)
ちょっと外したのが、焼き豚のやつ。肉がごろっと路線ではなく、ミンチ状の、そして台湾独特の、もわっとするスパイス(何だ?)が効いている。
うーん、これだけちょっと高かったんだけどな。

日本のメディアでも紹介されました!って看板も。
先のふたつは日本でも十二分に受ける味だね。そういえば、台南より日本人を見かけた。それでも3時間歩いて両手いかないぐらいだけど。