岩手から旅日記・大阪編

週末、東北をあちらこちら。→17年春から大阪へ。さらに名古屋

2/4〜5 津軽海峡冬景色、白い青森で温泉旅(その1)

毎年冬に現れる後輩を連れて、雪景色を辿る4回目
前回は男鹿を回って入道崎まで分け入ったので、今回は竜飛まで走ろうかと。

盛岡の朝はどんよりとした曇り空だけど、これから晴れてくる予報で風もなく、北の方はすこし青空も。

岩手山は上3割隠れたままだが、まずは行ってみないとわからないと一路東北道を北上し、見慣れた津軽の国へ。

 

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浪岡ICから左上へ分け入って、旅人仲間から「ぜひ一度は」のおススメを頂いていた梅沢温泉へ。

たぶんこの辺りというエリアで徐行していると駐車場を発見、「9時に閉めます。悪く思わないでください」の目印看板も確認と。

 

さて・・・人気がない。管理人、いるのかな?とりあえず、中に入る。どーんと数々の湯道具に圧倒される。

 

地元の人しか、普段来ないのか?そうだよね。料金のことは良くわからないままだが、先客がいるので、そこで聞けばと。事前情報(名前を書いた紙切れと、200円をお盆へ)の通りなのか確かめよう。

 

湯は熱い。体が冷えているからか、いや、それを差し引いても。
蛇口から流れてくるのも温泉で、黒い湯の花をみかんネットで濾して使う。
さて、少しは湯になじめる程度には暖まって・・・いるはずだが、足をつけて3秒、これが限界。
地元のおっちゃんに笑われつつ何度も挑戦し、ようやく全身つかる。ここまでたぶん10分はかかっている。
熱くてしょっぱい、このままじゃ浜茹でになりそうなので、一息ついたらこれで

完了、ってことで。

鮮烈な温泉体験でした。

と、いうわけで同行者3人それぞれ名前を書いて(いや、書いたところで聞きなれない名字と筆跡あって困惑させるだけじゃ・・・とは思いつつ)200円をおい

ていく。
ちなみに隣接の民宿は、素泊まり1泊1000円で自炊し放題らしい。

昼下がり、夕陽を狙うのから逆算するとまだまだ時間がある。
ベタだけど五所川原立佞武多館へ。おっとその前に天中華

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こちらがかなりツボだったようで、この旅で一番美味しかったとの賞賛頂く。
いや、これ、帆立入っているとはいえ、うーん居酒屋でもっといい青森名物食べたよね?素朴なものほど印象に残るのかも。

 

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立佞武多は新作登場しててこれを1枚
3年後にくれば、ちょうど全部入れ替わってて時間を取り戻せる。
いやいや本音としては本番に来たいのだけれども。青森ほどではないしてもどこに泊まって、その前にロジが確保できるのかと。少しずつ西日になってきているので更に北を目指す。

 

小泊経由の絶景ルートは冬季閉鎖なので、除雪ままならぬ雪の山越えで奥津軽いまべつ抜けての陸奥湾沿いに出る。
海の先には雪の陸地が。これは下北半島?とすれば仏ヶ浦っぽい場所が・・・ん?ない。とすれば北海道か!右の端が函館??良くわからないけど、北の大地と悟った瞬間からそれが偉大なものだとアップデートされていく。

 

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そしてやってまいりましたの竜飛崎。
正面には北海道、間違いない(看板で答え合わせ)左手、天使のカーテンが海に突き刺さる。

 

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振り返ると荒涼とした冬の港町、海風強く吹き荒ぶのだけれど、ここまではっきり視界広がる日は少ないと信じて、喜びに浸る。到達感は夏の比ではない。津軽海峡のメロディはやっぱりこの季節に聞きに来べきと。

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暗くなりきる前に青森市内に戻り、ドミトリー同然の底値になっているビジネスホテルに投宿、やっぱり宿には金を使わない派なので。現地組も合流して居酒屋で一杯、二杯・・・五杯ぐらいで止めておく。

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明日も運転、あるはんで