岩手から旅日記・大阪編

週末、東北をあちらこちら。→17年春から大阪へ。さらに名古屋

4/29〜30 直島&愛媛 アートな四国旅(その1)

GW前半戦は近くなった四国への旅
金曜夜に高松前入り、帰りは松山からのピーチ夜便を使って最大限の滞在時間を確保する。
行き先は6年ぶりの直島と、ちょっとしまなみ海道にも顔を出しつつ、これまでと違って車で回れるようになったので山奥にあるような讃岐うどんの名店にも。
そう考えていくと、割と時間がない。

さて、金曜はバスで高松に入りそのまま投宿として翌朝に備える。
GWにはいるので相当混雑すると見込んでいかに早く地中美術館&南寺を回れるか、そこに力点を置く。
そうなると高松出発も(全力で早朝発の船に乗らなければ)表玄関の宮浦港行きではなく、 アートエリアに直結の本村港に上陸する方がバス1本早く動ける。そういうわけで、豊島行きの経由便を狙う。

 

***

 

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朝食はやっぱり讃岐うどんにしたい。河原町高松駅エリアには朝から営業の店が少ない。オフィス&歓楽街なのを考えれば当然なんだけれど、だからとJR資本で東京でも食べられる「めりけんや」は選択肢に入らない。検索していくと、 という店が駅近くで朝からやっているらしい。路地裏で、でも営業中!と高らかに主張する看板が出ていた。先客はひとり。レジの貼紙みると5/9を持って閉店しますとある。店主は高齢のご夫妻で、ついに店をたたまれることになったのか…と拝察する。

 

かき揚げうどんを頼むと、ブロッコリーにパプリカ、茄子まで入った正真正銘の(?)丼をきっちり埋め尽くす天ぷらが乗ったうどんが到着


麺は適度にコシがあって、いりこだしが仄かにきいた黄金色のつゆが、西のほうの、うどんだと。
ちょっとした驚きが忘却ののち、ふと思い返すフックになる。

 

とはいえ、ちょっと朝の胃には重かったこともひとつの事実として書き残しておく。

 

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フェリー乗り場には10分前に滑り込み。狙っていた便は豊島までは既に満席という。直島までなら空いてるというのでさっそく乗り込む。室内は満席で後方のデッキへ。最終的にはデッキに立つ人も加えた完全満員で出発となる。

エンジンがうねりを挙げて波を切る。その鼓動をつぶさに感じるデッキ最後尾席だった。常に小刻みなマッサージを受け、潮風のスチームを浴びる。ちょむと長い30分、ようやくスピードが落ちると堤防だけの本村港に接岸した。

 

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10分の乗り継ぎで町営バスつつじ荘行き、まずは臨時便と書いた満員のが通過して、後続の定期便に拾ってもらう。宇野からのフェリーと接続していたのだろう。ここまではまあ予想通り、である。

ベネッセのシャトルバスも2台運行できれいに収まる。10時10分過ぎたところで地中美術館に到着、待ち受けるは長蛇の列…

開館直後の混雑を避けるために時間を区切って発券されていく。構造がわかっているだけに仕方ないと承知だが、やっぱり少しの焦りは沸き立ってくる。

20分ほど待ったのち、いよいよコンクリートの世界へ。