年始休みの合間をぬって日本脱出、海外を目指す。今年は台湾へ。福岡→台北→仙台のパターンを狙っていたらチケットとる前にトランスアジアは星になるわ、途端タイガーエアの仙台便は跳ね上がるわで、帰りは関空・仙台経由の更に混沌とした変則パターンに落ち着く。
まずは福岡から台北へ。ちょうど2時間前にカウンターに並ぶも列はほぼなくあっさりと完了、座席も窓側に指定されてガラガラなのでは?と期待が膨らむ。
ほぼほぼ案の定で、搭乗率は6割ぐらいといったところ。喧騒の中にあった空港とは一線を画してのどかな雰囲気。
シートカバーはマカオ線のプロモーション、窓上には甲子園球場の博物館(嘉義高校だっけか、映画にもなった台湾の高校野球つながりで)、荷物棚は大きく九州のポスターとなかなかこちらは落ち着かない主張たち。
外は晴れているけど気流が安定しているわけではないらしく時折小刻みな揺れを繰り返しつつも定刻で桃園空港に到着した。降りた途端、湿り気となんとも言えない香りをまとった南国の空気が。そして暑さもやってくる。
出鼻を挫かれるように入国手続きに1時間かかってしまう。大行列で、しかも並んだところが運悪かった。
高鉄桃園駅へバスで向かい、台南まで南下する。遅い昼食を…と探して見つけた駅弁スタンドは昼休み、他にあるのはモスバーガー、ロイホ、一風堂と謎の回転寿司…日本となんら変わらない、物価も。せめてもと謎寿司のテイクアウトで、台湾でもかなり食べられるようになった(おかげで日本では…の因果関係は不確からしいが)秋刀魚の蒲焼き丼を調達して車中の人となる。
その蒲焼き丼なんだけど、秋刀魚は美味しいが他の具材が…特にホタテは戻し方がかなり雑っぽくて水っぽい。水の味しかしない。完食できず。
車内は700系新幹線そのもの、少しシートの背が低い?席は何とか指定とれたが、出発前には満席になっていてデッキに立つ乗客もちらほら。連休とはいえ意外と人気なのね。
ローカル線に乗り継いで17時すぎに台南に到着、駅前はそびえ立つ昔ながら感ある高層ビルとアジアな喧騒にテンションが上がる。
地図と照らし合わせて路地の奥深くにある日本人宿「はむ家」にチェックインを済ませる。ドミトリー2泊で1000元
ベトナムにもありそうな細長い一軒家2棟とピーク時期のみ使う離れがあり、結構な人数が泊まれそう。年越しの昨夜は満室だったそう。飛び込みで入れずに今日になって移動してきた旅人も。