岩手から旅日記・大阪編

週末、東北をあちらこちら。→17年春から大阪へ。さらに名古屋

4/14〜15 春の金沢、地酒合宿(その2)

午前をあと1時間残して、早々に「いっぷく横丁」へ吸い寄せられる。

ささ、地酒です。おでんです。

(海鮮焼きは、とくにめぼしいものがなく、通過しました)

 

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それぞれに1杯ずつ注文して飲み比べ。

自分は天狗舞にしたんだけど、好みは菊姫かなと。けっこう骨太なんだけど、西日本的な甘さ重さがなくて意外と飲みやすい。常温でも良い。

というわけで、翌日買い込んで帰ったけど、普通のタイプなら実はイオンでも売ってたのという。まま、現地に行って知れたからこそ。

 

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おでんの方は「カニ面」とか「のど黒面」に手を出すほど心大きくなく、地元普段使いの名物なら、このあたりかなと「バイ貝」「ふかし」に留める。

といいつつ、出汁も美味いし、この貝、めっちゃ大きい。

十分十分に大満足でして!酒もありで。

 


まま、この1杯で何ら後先に影響することはなく、混むとわかってて昼食は回転寿司に並ぶ。市場の中にある「もりもり寿司」11時半ぐらいだけど、既に3組待ち。待っている間に、通りがかりの人からクーポン券を格安で譲り受ける。市場の福引で当たったけど、使える店指定でここには寄らないからと。金銭的によりも、観光客市場じゃない側面を感じた瞬間に嬉しさを。

ほどなくして中に、だけど良く考えたらこれ、尼崎のキューズモールにもあるよなって。そしてグーグルマップだと、尼崎は「高級」と店の分類されてて、近江町市場の方は「お手頃」っていうね。それは観光地か否かというよりも、回転寿司に対する視点の違いがはっきりと。やっぱり北海道と北陸は回転寿司天国で、手の届く贅沢がこのライン、関西とかでは回転寿司=100円が基準なのかな。

とはいえ、ここでものど黒に手を出す勇気はなく、まま、軽めに1,500円超えないくらいで調整する。

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旅と酒と食には惜しまないポリシーなんだけど、皿が積み上がっていくシステムは若干の強迫観念あり。

 

 

午後は市場を出て市内を散策する。金沢城から兼六園方面に。

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金沢でも桜は既に終わりかけ、これは早かったよね?花が残っていたのは垂れ桜とか八重桜とか。春っぽい黄色の花をクローズアップしつつ、結構のびのび再建された金沢城公園を歩いて抜けていく。

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はい、そしておやつにお酒

 

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「けんろく酒楽」にたどり着くが、8か月後の12月現在、何と閉店してしまったらしい。検索するとオープンは17年5月のようで、1年ちょっとで消えた店、何があった?お客が入らない立地ではないと思うのだが・・・品ぞろえも申し分なかったし。

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ここで、古酒をかけて楽しむソフトクリームと、農口研究所の試飲を楽しむ、写真も再掲

この銘柄、知らなかったのだけど、酒造りの神様、と言われる農口尚彦氏が先の冬から立ち上げたばかりのブランドらしい。とにかくすごい人みたいだが、こだわりが強すぎてなのか、「農口」という地酒あれどもう冠された本人は関わっていないらしい。

さて、研究所のお酒は試飲でもそこそこいいお値段だったので、感動をシェアして少しずつ。3つ並んで大吟醸吟醸・純米だったかな。大吟醸が美味しいのはどの酒でも同じこと(さすがに、残念だったらそれは問題かと思う)、もちろん輪をかけて美味かった。でもやっぱり、それなりに精米歩合が高いお酒の方が私は好きかなと。

ピントが合うのは、純米の、味がしっかりしてて、かといってくどくない、すっきりした香りの日本酒です。ベンチマーク陸奥八仙(何度も書いてる気がする)ちょっと角度は違えど、美味いと世間で名を馳せるのには、やっぱり実が伴っているということ。