岩手から旅日記・大阪編

週末、東北をあちらこちら。→17年春から大阪へ。さらに名古屋

高速バス乗車記録 ハーバーライナー 岡山→神戸

神戸ー岡山・倉敷線

2018年7月28日

ハーバーライナー・各停便

岡山駅西口19:00 → 21:44神姫バス神戸三宮BT

神姫バス 運行便

 

 

 

当初の予定では倉敷のゲストハウスに1泊して、翌朝帰るつもりだったのだが台風接近で運休決定になってしまう。

JR在来線か、山陽新幹線で帰る想定で予定通り泊まるのもありだったけど、コースをみると岡山直撃ルートで何があるかわからない。

やむなく日帰りで大阪に戻ることにする。電話で予約変更して、無事に帰りの足を確保する。

 

 

 

***

 


駅近くの立ち飲み屋で軽く湿らせて、55分頃に西口のバス乗り場に到着する。すでにバスは入線していて、改札が進んでいる。座席表をみると、隣席は空いているようだ。のんびり過ごそう。

車両は往路とナンバーひとつ違い、やはりセットで固定運用の様子

 

f:id:islandernx:20180728223045j:image

 

15人ほどの乗客を乗せて定刻に岡山駅を発車する。

夕焼けが台風の影響あるのかもしれない、やけに輝いている。

f:id:islandernx:20180728223109j:image


15分ほどで岡山インターに到着、ここで6人ぐらいの乗車がある。山陽インターにも立ち寄るがこちらでは乗車なし。20分ほど走って19:58に福石パーキングに到着、往路と同じく休憩…なのだが、着いた途端に売店が閉まる。

マクロレンズだと、全体が収まらない(50mmAPS- Cなので、80mm相当、見事に目で見た大きさ)のだけど、明かりは十二分に拾ってくれる。

 

f:id:islandernx:20180804070148j:image

 

人数確認して予告通りの20:10発車

ほどなくして、赤穂インターで一旦退出してバス停に立ち寄る。いや正確には、減速しつつ素通りする。各停便とはいえ、途中乗降はあまり想定していない走りで東へと進む。予約指定制なのもあるだろう、確実に乗降があればそれに合わせるはず、、、

 

 

 

快調すぎる、とまらない各停便は台風接近の影響かほとんど車のいない山陽道を颯爽と走る。

 

f:id:islandernx:20180728223122j:image
前方の液晶テレビで広告とか占いとかニュースも流れる。近郊の通勤通学路線が多い神姫バスらしい発想かなと。もちろん、広告は神戸サイドのもの。

 


山陽道から淡路道路を経由して阪神高速へ。3号線混んでなくてGoogle検索でも、分岐前の時間表示でも山手線経由が早いと出ているが、やっぱり路線バス、律儀に新神戸トンネル回りのルートをとる。

 


定刻よりも少し早く、というか、各停しなかったのでノンストップ便と同じ所要時間で三宮BTに到着した。

降車だけなので、高架下ホームに入れず、8番ホーム先に横付けして扱い。

 

f:id:islandernx:20180728223010j:image

f:id:islandernx:20180728223020j:image
うん、夜のバスターミナルは美しい。

高速バス乗車記録 ハーバーライナー 神戸→岡山

神戸-岡山・倉敷線

ハーバーライナー・ノンストップ便

2018年7月28日

神姫バス神戸三宮BT8:10 → 10:52岡山駅西口

神姫バス 運行便

 


夏の週末旅で岡山へ。

時期的に18きっぷ活用もありだったけど、豪雨で中国地方寸断されてて使い勝手が悪くて、かつ何かあったときにすぐ止めるJRはリスクが高すぎる。

新幹線は予算オーバーゆえ、高速バスで向かう。大阪発がもちろん楽だけど、往復利用なら神戸便の割引率が飛び抜けている。片道運賃は距離相応だが、往復だと3,600円と大阪線よりも2,000円も安い。大阪ー三宮をJRで移動しても十分元が取れる計算で、所要時間もトータルで変わらない。本数が少ないのが難点

 


というわけで、神戸からの始発便で岡山に向かうことにする。旅の目的地は倉敷でこのバスも終点はこちらだが、帰り便との兼ね合い、所要時間をふまえて岡山駅下車にて予約する。

 

 

 

***

 

f:id:islandernx:20180728222631j:image
f:id:islandernx:20180728222637j:image
8時少し前に三ノ宮駅に到着して、東口のバスターミナルへ。

高架下にプラットホームがあるなかなか独特な形式の神姫バスターミナルから出発する。

待合室はきれいに整備されており、乗り場案内の大型液晶テレビ(乗り場が定まっていないので、直前に番号がでる仕組み)もいたるところに。

朝夕の淡路島始め近郊都市の短距離線、大学便の時はこの規模で捌けるのか気になるが、週末の朝はちょうどいい利用率に落ち着いている。

 

f:id:islandernx:20180728222710j:image
発車10分前に2番乗り場と案内されて、バスへと進む。縦列に2台×8ホームの構造になっていたので、後列にも車両を待機させておけばそれなりのキャパシティはありそう。

 


さて、乗り込んだ車両は神姫バスの13年式エアロエース、後部トイレ付11列仕様なので中距離線では標準的な造りになっている。

車体塗色にも似た特徴的なのシートモケットで、コンセントは窓側席のみ。13年式なら走りで導入した設備かもしれないが、直近なら全席にもほしいところ。

いろいろ検索してみると、同期車とともに、この岡山線の専用車として稼働している様子だ。

出発地のバス停はここのみ。土曜朝、岡山へ向かう最初の便でもありほぼ満席になっている。予約時に指定した窓側D列に着席(直射日光当たらないように逆側にしたが、台風接近でもとより曇りだった)

 


定刻に三宮BTを発車して、国道2号線を左→左ですぐに新神戸トンネルへ入る。新神戸駅のバス乗り場にも神姫バスが待機、こちらは幕式の旧型エアロバスだったので、郊外線かなと。

六甲山を貫くトンネルはかなり長い。空調も車内循環だとは思うが一部は外気から取り込むのか、排気ガス感が喉に刺さる。

10分ほどで通過して、淡路鳴門道で北上して山陽道へと入る。幸い渋滞にかかることもなく快調に進んでいく。車内は穏やかそのもので、満席近いことを感じさせない。

 

f:id:islandernx:20180728222738j:image
9:33に福石パーキングで15分の休憩となる。ちょっと車外の空気を吸いつつ、車両外観を撮影しておく。皆すぐに戻ってきたので人数確認して少し早く45分に起きて再始動する。

山陽インターで一旦高速をおりて、パーク&バスライドのターミナルに停車、1人降りていく。駐車場はかなり埋まっていて、なるほど車できての週末東京とか、大阪出張とか、だいぶ需要を開拓している様子

 


岡山インターでも同様のターミナルに立ち寄り、これまた1人下車

両備グループ、抜け目なし。こちらに至っては、ほぼ満車だった。

 


岡山市内では多少信号で詰まってしまい、ごくわずか遅れての駅西口到着となる。ここで、私を含め多数が下車、車内に残ったのは10人ちょっとかな。

 

f:id:islandernx:20180728222804j:image
西口は高速バスと一部路線バスが乗り入れる裏口ロータリー

岡山理科大オープンキャンパスやってるらしく、案内の留学生が立っている…んだけど、バスに書いてあった、

「わからないことには夢がある」

 

ご冗談を。

 

f:id:islandernx:20180728222848j:image

 

高速バス乗車記録 大阪駅から伊丹、盛岡駅へ。

2018年5月26日

ハービスOSAKA 5:52→6:20 伊丹空港北ターミナル

阪神バス 運行便

 

花巻空港 9:00→9:51 盛岡駅

岩手県交通 運行便

 

大阪に来ても、東北に吸い寄せられてる。なんだか不思議だけど、今年も山菜の宴へ。メインからは1週遅れるけど、仲間との宴を楽しみに。

 

花巻行きは朝いちばん最初の出発時間になるのでほぼ始発な感じで空港に向かわないといけない。

マルビルの長蛇の列に焦った記憶もあり、予防線を張って始発のハービスから乗ることにする。定刻5分前に到着するとちょうど横付けされたところ。

 

f:id:islandernx:20180728213820j:image

ここからの乗車は10名ほどで、難なく窓側を確保する。

予想通りマルビル乗り場には長蛇の列ができていた。ただ、積み残しが出るほどではなくて、ちらほら空席が残るレベルで発車する。

福島駅の交差点と踏切を越えて阪神高速へ。この時間に詰まる要素は皆無だ。うたた寝をする暇もなく、伊丹空港に到着する。

今回は降り場がANA側をJAL側に分かれていて、後者なので一旦降車を待ってから。間に、以前は分かれてた乗車ホームが整備されていて、これで完成形なのかなと。空港到着が集中する20時台は、JAL側でたまに満席乗れないという事態になっていたので、このシステムの方が公平かつ利便性も取れていると感じる。

 

f:id:islandernx:20180728213856j:image
f:id:islandernx:20180728213901j:image

 

さて、花巻行きは7:05発で伊丹空港から飛び立つ最初の便…になってもおかしくないのだが、僻地行きはまとめて沖止めにされており、結局離陸待ちの後ろに着くことになる。

だいぶ待たされたが、機内からの景色は残雪の北アルプス→新潟→東北の山々、鳥海山焼石岳と見事な景色が続く。

 

f:id:islandernx:20180728213942j:image
f:id:islandernx:20180728213955j:image
f:id:islandernx:20180728213948j:image
f:id:islandernx:20180728213951j:image

 

散村がよくわかる北上盆地は懐かしの風景、田植え前後で水が輝く。

 

f:id:islandernx:20180728215043j:image

空港上空で軽く反転して、いつも通り北側から着陸した。到着は約20分遅れ。

連絡バスは札幌行きと接続を振り替えてすでに1番目は出発済み。2番目の発車を9時に遅らせての対応になっていた。

 

車両はすでに横付け済み。よく見た昔のガーラ、たぶん京急とかからのお古

 

f:id:islandernx:20180728215137j:image
f:id:islandernx:20180728215133j:image

 

8:55発の花巻空港仙台空港行き!という(途中観光地立ち寄るツーリスト路線)異色の県北バスが空気輸送のまま出発していく。最近になって、始発が花巻温泉に延長された模様で、需要開拓の試行錯誤は続く。

 

さて、やっぱり花巻は車で乗り付ける空港らしく、連絡バスに乗ったのは12名ほど。飛行機の3割に満たない。

1人が花巻空港駅で下車する。JR東北本線でちょうどの時間があれば、ロングシート30分とはいえ500円ほど節約して向かうことができるが、そんなちょうどいい接続があるほどの本数はない…

f:id:islandernx:20180728215213j:image

f:id:islandernx:20180728215258j:image
f:id:islandernx:20180728215253j:image

東北道の110キロ標識にちょっと心踊らせつつ、所要時間きっかりで盛岡駅到着した。

開放感と、懐かしさと。

12/30〜1/2 年末年始のこと、長崎にて。

年末年始は、これまでどおり基本的には長崎で過ごすことにした。2016-17のように元旦早々から台湾に飛ぶことはなく普通に帰省する。

やっぱり神戸からのスカイマークが便利だ。午前着の便がなくなったは残念だが、JALANAよりも安く、関空まで行く手間や、予定変更のリスクを考えたらピーチより安い。もっとも最近はピーチのブランド化が顕著で、これはこれで問題というか、ちぐはぐな感は正直否めないのだけど、新しい客層を開拓した成果ということで。高速バスのウィラー然り。

 

f:id:islandernx:20180728212710j:image
午後に長崎空港に着いて、バスで市内へ。

ちょっと散策してみる。全国津々浦々を巡った足跡には、やはり御朱印帳が便利だ。そんなわけで半年前に始めてそろそろ1冊目折り返し。初詣に行ってたこちらにもと諏訪神社へ。もちろん、長野諏訪の「支店」ではあるが、長崎くんちの奉納先でもあり、鎮西大社なんてもいわれる長崎の総氏神という立ち位置で。坂の街なので、何度登ってもやっぱり急な階段を登って本殿にたどり着く。ここからの眺めは・・・そこまででもない。(角度的に、港が見えず、山の景色のみ)

f:id:islandernx:20180728212758j:image
f:id:islandernx:20180728212753j:image
f:id:islandernx:20180728212802j:image


御朱印は500円と相場?よりも少し高め。おくんちを模した栞がついてくる。

ご当地感を出しつつ、増収対策かなと。あまり参拝者がいない時期もまいにち駐在するとなると、御朱印代は維持費の足しとみるか、(同じく決して多くない絵馬とお守りのために開けるなら)採算ラインを割っているが、やめるにやめれないとみるか。(おっと、こんなことを書いていると、國學院あたりに怒られそうだが、率直な感想として。寺社でレクサス乗り回すのはちょっと違和感を覚えるが、持続可能性はあるべきだと思っているのです)

 

f:id:islandernx:20180728212845j:image
f:id:islandernx:20180728212841j:image

さて、めがね橋を定点観測して、この日が最終営業日だった「きっちんせいじ」にもよってみる。既に店内は関係者とメディアで混みきっていて入れないが、子供の頃よく連れて行ってもらっていたので、ちょっと懐かしむ。

味というよりは、特色とノスタルジーが売りの店だった。ちょっと大人になってから思う。子供の頃は、街に出たときの楽しみで、祖父によく連れていってもらったっけ。

 

 

 

***

 


晦日、ちょっと時間が空いたので車を走らせる。仁田峠と温泉を目指す。この前の週に有馬温泉に行ったばかりだが、やっぱり関西は温泉が少なくて少し恋しくなるので。

とはいえ、雲仙は、正直遠い。ケチって下道メインで走ったのだが、そもそも高速道路とは無縁のエリアなわけで。東長崎から森山・千々石と橘湾沿いを進む。ちょっと冒険して雲仙鉄道跡の旧道を走ってみようかと思ったが、借り物の車だし、無理をしない…

小浜の湯煙をみると、少し懐かしく、そしてこれぞ温泉街だなって!

雲仙は何度か来ているが、仁田峠まで足を延ばしたことはなく。霧氷もあるのか期待しつつ、一方通行、要するに山道の仁田峠道路へと向かう。無料開放されたはずだが、料金所は現存し、協力金ということで100円を払う。まっ、100円だし。元々は700円ぐらいしたらしい。

 

地形に逆らわないヘアピンカーブと隘路が続く。途中の展望台から深江と有明海が一望できる。

 

f:id:islandernx:20180728212937j:image

 

ロープウェイの山麓駅あたりからは、平成新山と、溶岩流れた道筋がくっきりと。

 

f:id:islandernx:20180728213221j:image
f:id:islandernx:20180728213129j:image
f:id:islandernx:20180728213318j:image

 

霧氷は朝のうちで溶けてしまったらしいので、上には登らず、温泉へ。

日帰り湯で汗を流して。

久しぶりに硫黄っぽいお湯にがっつりと浸かる。

 

f:id:islandernx:20180728213719j:image
f:id:islandernx:20180728213715j:image

年明け、やっぱり皿うどんで心を潤して、日本一甘い、というか、長崎が近すぎる(けど平戸の)お菓子、カスドースを職場のネタに調達して帰阪する。

そんな感じで始まった2018年、ほどぼど山に登りつつ、放浪癖は、治ってません。

12/16〜17 日本海カニ宿旅行、冬到来!

年の瀬の繁忙期、まさに師走のはずだが、会社の先輩がカニ食いに行くぞ!と言いだし、巻き込まれてみる。

関西から冬の旅行先と言えば日本海カニ!ということで、行ってみてもいいのかなって。安くはない(なんせ、カニたらふくとはいえ1泊2食で3万だから・・・)けど、ひとつ風物詩を楽しむ感覚で行ってみる。まま、基本的にドライバー要員でありますが。

 


朝、大阪をレンタカーで出発して一路天橋立へ。渋滞の名所、中国道宝塚では予想通り詰まりつつも、舞鶴若狭道に入ると一路快適そのもの。

兵庫の北の方は初めて行くので、実際、カニよりも宮津あたりの観光が楽しみだったりする。

昼ごろに北側の展望台がある傘松公園のふもとに到着して、ケーブルカーのりば手前の土産物屋さんの駐車場に突っ込む。定番の、1回500円だったかな?

早速日本三景のラストひとつを拝見したところだったけど、京都&歴史通の先輩が気になっていた神社があるんやと脇道を進む。「籠(この)神社」で丹後国一ノ宮になっておりましてと。案内看板をみると、短期間だが天照大神がおられたと云々、確かに造りも荘厳で、境内写真撮るなの看板もきっぱりで(と、いうわけで鳥居の外から)格式高さは良くわかる(相変わらず、パワースポットと称するものが何なのかは、わからない)

 

f:id:islandernx:20180728074306j:image

 

来たからにはせっかくなので、御朱印を頂く。余計な装飾もない、さっぱりした構図で威厳高く。

 

f:id:islandernx:20180728074343j:image
f:id:islandernx:20180728074338j:image
さて、ようやくケーブルカーで天橋立の全体像をつかむ。

運行会社の「丹後陸海交通」って社名がいい。天橋立観光を一手に担っている感があって、あと丹後という言葉に乗ってくるワクワク感ときたら。(たぶん、観光列車「タンゴエクスプローラー」の字面から勝手に連想しているだけである)

こっちの鉄道は、WILLERか・・・この会社、あんまり好きになれないんだよな(高速バスの侵略者的な意味で。確かに、革新者ではあるのだけど)

 

f:id:islandernx:20180728074417j:image
だいぶ連想が過ぎたが、ついに天橋立を拝む。照りつける太陽と青い海!とは真逆の冬・鈍色の空だけど、御神渡的な神々しさという感じかな、古来から多くの人をひきよせてきたのも納得だし、京都市も近いから文化的にも長い間取り込まれてきて、いまの名所に至ると。テーマパークを否定するわけではないけど、歴史に地に足ついた観光地には勝てないと思っている。

f:id:islandernx:20180728074451j:image
f:id:islandernx:20180728074455j:image

 

夕陽が浦温泉まで、丹後半島をぐるっと一周する。個人的には浦嶋神社に立ち寄りたかったのだが、「クレイジージャーニーで紹介されてた・・・」「ん?なんやそれ」と深夜番組には縁のない(既に深い眠りについている)年代には全く興味を持ってもらえず・・・でも、伊根の舟屋は必ず寄るべきチェックポイントという認識は一致。向井酒造で、試飲したかったがここは我慢(宿で買った酒飲ませてくれました、ありがとうございます)

 

f:id:islandernx:20180728074525j:image

舟屋は海からとか夕暮れとか時間をかけてゆっくり楽しむ価値がありそう。

ここは要再訪ですわ。次は浦嶋に関心もってもらえるメンバーで。

f:id:islandernx:20180728074559j:image
その先は淡々と半島を回って明るいうちに海舟へ到着する。夕食前に花ゆうみまでの送迎を活用して温泉を楽しむ・・・がやはり、冬の日本海、荒れている。そう、冬だ。夕食は飽きるまでカニを食べ、CM通りトド寝状態に。

 

f:id:islandernx:20180728074632j:image
翌朝、雪景色に包まれる。辰鼓楼とか、生野銀山とか、帰り道に寄りたいところリストは飲みつつ語りつつだったが、真っ白の道となっては、一目散に大阪へ戻るのみ。高速チェーン規制で、ちゃんと1台1台冬タイヤ確認してたのにはびっくり。確かに、下道前を走るプリウスは、夏タイヤでかなり振られていた。

備えあれば、憂いなし。でも、冬の観光はやっぱり思うようにはいかないのであって。とくに序盤は。

12/3 メタセコイアと彦根城・琵琶湖一周ドライブ(その2)

並木道の真ん中にあるレストハウスにはご当地グルメ的な出店も出ていて、屋内の土産物コーナーや休憩エリアはごった返している。

メタセコイアは黄金色からすこし茶色がかっていて、ちょっとピークは過ぎたけどぎりぎり紅葉として楽しめるのかなっていう感じ。

 

f:id:islandernx:20180714234648j:image
f:id:islandernx:20180714234642j:image

 

脇道にはブルーベリーや桃の木もあって、夏〜秋は果樹園として観光客を集めているらしい。今の季節は、もっぱら並木道で人や車のいない写真を撮るのはほぼ不可能かな。やっぱりこういう場所は有名になりはじめのタイミングを狙っていくのがベストだなって思う。そのためには常にアンテナを高めにもっておく。

 

f:id:islandernx:20180714234737j:image
f:id:islandernx:20180714234743j:image


ある程度奥まで歩いて、引き返してくる。

やってくる車列は途切れない。なんだか落ち着かないので、昼食は少し走った道の駅で簡単に済ませる。ここまででようやく半分まできたことになる。

冬なので、陽が落ちるのも早い。15時ぐらいにはだいぶ西日になってきて、彦根城に着くころには完全に夕焼け小焼け状態である。

観光客もほぼいなくなった時間で、正直、ちょっと寒かったのと(ひこにゃん看板のコーヒーにひかれそうになるも、既に閉店準備だった・・・)天守閣の高台からで夕焼けがちょうどいい感じになっていたのもあり・・・彦根城そのものの魅力を堪能!という感じではなかったかな。

 

f:id:islandernx:20180714234831j:image
f:id:islandernx:20180714234820j:image
f:id:islandernx:20180714234826j:image

閉館時刻に追われつつも、俯瞰する景色を楽しむ。

 

f:id:islandernx:20180714234929j:image
f:id:islandernx:20180714234923j:image

裏の庭園を回るころには完全に日が落ちて、暗くなりはじめる。

出発をもう少し早めた方が良かったのかもしれない。やっぱり、ある程度の距離を走り回るのは夏だ。

 


竜王のアウトレットによることも考えたけど、ちょっと駆け足になってしまうので、このまま草津で車を返して、京都辺りで遅めの夕食のつもりで進むことにする・・・が、栗東あたりで事故で高速詰まり始めており、結局名神は1区間だけで下道に降りてこちらも渋滞の中を進むことになった。

結局草津で車を返したのは19時頃で、営業時間を考えると、アウトレットによらなくて良かったなと・・・

 


初めてまともに滋賀を観光した。やっぱり琵琶湖のくに。

次は唯一の湖に浮かぶ有人島沖島あたりかな。近江八幡の街並みとセットで。

涼しくなったら伊吹山もいいかもしれない。本当は春先の高山植物がベストだとわかりつつ、結局行けていない。

 


と、いうことで、ロードバイクでビワイチは、まだまだだいぶ先になりそうな気がする。

12/3 メタセコイアと彦根城・琵琶湖一周ドライブ(その1)

12月に入ると、京都の紅葉も終わり、木枯らしという言葉そのままの季節に。かといって、凍てついたり、雪に覆われることもない。冬用タイヤも要らない。場所さえ選べば、まだ出歩ける。

そんなわけで、家で眠っているロードバイクの活用余地を調査するべく(予想通りだが、18年7月現在・未稼働)、琵琶湖一周してみることに。

マキノ高原メタセコイアは、まだ紅葉として楽しめるらしいので、そこが一番の目的地と決めて回ってみる。

 


***

 


大阪から滋賀まで阪神高速名神を抜けるとして、時間もかかるし高速代もそれなりにするだろうとJR新快速で南草津まで行き、現地でレンタカーのプランを組む。南草津駅は最近よくある商業施設隣接の橋上駅で、要するに特徴のない・・・駅ではある。西口から少し歩くとマツダの販売店があり、その一角でタイムズレンタカーが営業中

 


10時過ぎに出発して琵琶湖大橋方面へ。ちょっと佐川美術館が気になったのだけど、今回の行程には組み込めずに通過。対岸に渡ってからはパイパスで北上していく。目的地までの所要時間はGoogleマップで検索した通り、その通りなんだけど、走る実感として琵琶湖は広い。18きっぷ湖西線を抜けても、運転せずに座席でウトウト&停車駅も少ないからあっという間だが、車だとその感覚には程遠い。まして自転車なら・・・

ビワイチが、遠のく。

 

f:id:islandernx:20180712212441j:imagef:id:islandernx:20180712212435j:image


たぶん見どころの時間は早朝や夕刻なんだろうけど、行きやすい時間に白鬚神社に到着する。宮島如くの湖上に立つ鳥居が名物の神社で、由緒は・・・特に調べておらず、この景色をみたかったという、パワースポット巡りと大差ない動機で来たわけ。でも、いちいち入念に下調べしていくのも、どうかと思っている。ロンリープラネットが文字情報しかないように、すべて調べ切っていったら、ガイドブックをただなぞるだけだ。

さて、まじめに調べてみると、猿田彦なので交通安全とか長寿とか。シラヒゲの時点で長寿と解せよ、という話かもしれない。

 

f:id:islandernx:20180712212544j:image
f:id:islandernx:20180712212538j:image


鳥居を臨む湖岸へは道を渡らないといけない・・・のだが、横断歩道はなく、けっこう交通量も多い。神社の駐車場へ出入りする車で少し込み入ったりもしていて、ここも絶景!ととりあげられてキャパを越えてしまった場所の一つかもしれない。その情報につられてきたもの、ここにも居り。

 

f:id:islandernx:20180712212649j:image
f:id:islandernx:20180712212656j:image

更に北へ進んでメインのメタセコイア並木へと進む。手前の国道まではすいすい問題なく流れたけど、やっぱり並木道の県道に入ると車が詰まっている。道は一本しかないので待つほかない・・・のだけど、少し先で脇から入ってこれる道があり、ここを進んできた車を入れるの通さんのでちょっと神経尖った感じもみつつ。15分ほどで臨時駐車場の奥の方に収まる。

11/18〜19 晩秋の熊野三社巡り(その4)

午後に差し掛かってきて、高速の渋滞を考えると少々急ぎ足で進まないといけない。少し焦りつつ、本州最南端を目指してあとちょっとの南下をこなす。太地町捕鯨資料館などなどはまた次の機会にかな。

f:id:islandernx:20180709223720j:image
f:id:islandernx:20180709223813j:image

橋杭岩はちょうど道の駅だったので休憩を兼ねて。干潮に近い時間と、西に傾き始めた太陽で写真撮るにはちょうどいいタイミングだった。要するに、結構長居してしまった。

旅の目的地にはならないけど、立ち寄りスポットとしては◎の場所だと思う。

 


函館と同じく、串本の街もトンボロになっている。南海トラフ地震・・・と少し頭をよぎってしまう(書いているのが大阪北部地震の後だからか)

潮岬はそのつながった島の部分、海辺から登りかえした崖のところにある。

やっぱり岬は灯台でしょう!と潮岬灯台に立ち寄ろうとするが、朽ち果てた小屋に管理人、奥の駐車場は赤土で湿地帯のように。そんなホラーかと思ってしまうような私設パーキングあり。ちょっと近寄りがたく、灯台はパスする。

 

f:id:islandernx:20180709223918j:image
少し走ると視界が開けて、こちらが観光地としては本丸の潮岬観光タワーへ。

これぞ、昭和の観光地というレトロ感漂う土産物屋と展望台の組み合わせになっている。そして、たぶん平成を終えても立て替えられることはないだろう。

これはこれでいい感じを出している。要するに、最果て感

なんだけど、なんかこう、展望台にお金を出すことがしっくり来ない。

ゆえに、登らない(笑)芝生を進んで潮岬の石碑をカメラに収める。

こういう場所の例にもれず、暴風が吹きつける。

 

f:id:islandernx:20180709224016j:image
f:id:islandernx:20180709224011j:image

f:id:islandernx:20180709224047j:image


この時点で14時過ぎなのでそろそろ湯浅御坊道路が詰まりはじめるかも。白浜温泉のピーク期ではないとはいえ、パンダ溢れるアドベンチャーワールドは年中関西人を惹きつけるわけで。

ということでちょっと焦りつつ3時間半のロングドライブをスタートする。

白浜のとれとれ市場もスルーして一気に北上、幸い渋滞はなく18時過ぎには予定より早くレンタカーを返却できた。

さすがに、久々にそれなりの距離を走ると疲れが。東北でいくら鍛えられても、鈍ってくるものだった。

 


こうして、普段仕事場の和歌山を観光する旅、その1を終えた。

 


東北の頃は、特に青森で働き、あらゆる場所を旅しても回った。

今の和歌山は距離的にもめったに泊まることがなく、かつあまり出かけることもしないスタンスで臨んでいる。その方が、やっぱり体力的には楽だ。

足で稼ぐこともあり、頭で拾うこともあり。

和歌山は醤油や鰹節の発祥の地らしく、食文化も、掘り下げて学んでいくといろいろありそうだ。酒も魚も美味いと聞く(酒=紀土、魚=クエは美味い、ただ、その次が思い当たらない)東西南北あらゆる方向に選択肢が多いからか、なかなか掘り下げる意欲には至らず。

それでも、

カメラ的に、友ヶ島ポルトヨーロッパ・猫電車・あらぎ島

文化的に、高野山太地町紀伊大島

いくつか気になるものはある。どのくらい大阪にいるかわからないけど、その間に少しでも見識を深めることができればいいかなと。

 

11/18〜19 晩秋の熊野三社巡り(その3)

土曜でほぼ南下しきっているので、日曜は沿岸をぐるっと回って大阪に戻るイメージになる。熊野三社のあとふたつがメインになる。那智の滝はちょっと楽しみ(結構前に、クライマーが無理矢理登攀して捕まったニュースのイメージが強いまま)

 

f:id:islandernx:20180706223442j:image
川湯温泉からまずは新宮にでて速玉大社へ。こちらも9月に寄り道して参拝しているので、あくまで復習的な感じ。駐車場が車であふれていて(形がいびつで止めにくい、見通しが利かないのも原因かな)、出ていく車の後ろに受けて、テリトリーを主張しつつ収める場所を確保しなければならない。神社の荘厳さとはちょっと空気を異にする状態に。

参道の売店がとにかくみかん推しだったのは、さすが和歌山だわ。

 


那智への高速道路は、なんとマラソン大会ということで通行止めになっていた。

「天空ハーフマラソン大会」と銘打ってコースはほぼ高速を行って戻るなかなか奇異な大会だ。交通規制の手間とか、地域住民への影響考えると(そもそも無料で最近つくられた)バイパス道路に収めてしまうのが一番効率的なのだね。

 


下道で行っても、そんなに時間は変わらない。

ただ、古くからの観光地あるあるだが、『駐車場こっちだよ〜』おじさん・おばさんに惑わされて、結局どこに車を置けばいいのかはっきりしないまま、奥のバスターミナルまで登ってきてしまう。ここの駐車場?バス待機場?良くわからないコンクリートだが、黄色い線で区画わけ&いかにも料金所な小屋があるので、最後あいてたひと区画に滑り込ませる。・・・のだけど、小屋にはだれもおらず、どこで清算とかも書いていない。(バスセンターで払えました)これは手抜きなのかゆるさなのか、ちょっと下の「P」と書いた団扇を振りまくる世界との温度差とは。

 

f:id:islandernx:20180706223549j:image
f:id:islandernx:20180706223545j:image
さておき、まずは那智大社に参拝しなければなので、ひたすら登る。

結構急な階段になってて、『那智黒』の広告看板が続く。

見下ろす景色はなかなか!といいたいところだが、基本的に、どこまでも山である。本殿は工事中で足場に覆われていたが、まま、仕方ない。

裏手の青岸渡寺がちょうど那智の滝の展望所みたいになっている。・・・のだけど、お寺さんあるあるとはいえ、目立つところに住職のと思しき高級車を置いているのはいかがなものかと(笑)西国三十三か所の一番札所でもあり、由緒正しく参拝数多で多く残るのでしょうが、とりあえず、かっちりしたガレージに収納しておくとか、あと一歩の工夫が欲しいところでは・・・あるよね。

f:id:islandernx:20180706223634j:image
f:id:islandernx:20180706223640j:image


滝まではいくつかの寺社の脇を抜けつつ、基本的にはひたすら下り道

午前中だからまだ元気なはず・・・と思ったが両親は京都の歩き疲れもあり結構ペースが落ちている。実際、結構急な道のり。

f:id:islandernx:20180706223715j:image
f:id:islandernx:20180706223711j:image

近くまで来てみると、すごい迫力と端整な美しさで、日本三名瀑に選ばれるのも当然と思う(他の二つ、行ったことないけど)

ちなみに、飛龍神社のご神体で「那智之瀧」と書かれた御朱印あり。


昼食はクジラかマグロでしょう。ということで、確実に美味しい後者に。

勝浦の商店街で鉄火丼に。

f:id:islandernx:20180706223748j:image
f:id:islandernx:20180706223744j:image

11/18〜19 晩秋の熊野三社巡り(その2)

十津川村から県境を越えて田辺市へ入る。

熊野三山、まずは本宮大社へ参拝する。9月に仕事の寄り道で御朱印は頂いていたが、出羽三山と同じく、改めてひとしきりの参拝として新たな気持ちで。

 

祀っている神様は様々で、天皇家とのつながり云々は神道の流れに組み込むための手段と考えるところ。要するに、古来からの「熊野の神様」が中心にいると端折って思い込むことにする。八百万だもの。

 

御由緒言われても、まだ深くは考えない。というか、各地の様々な土着信仰を継ぎはぎして一本化したものが国家神道だと思っている。国学院関係の方に怒られそうだけど。別にもともと神道の神様がいたとは限らない。宗像大社のように、いわば沖ノ島の「管理人」として‘上にのせた’ような在り様もあるわけで。

 

f:id:islandernx:20180702204545j:image
本堂辺りは撮影禁止ということで(注意されている人は見なかったが)時にはそれに従ってみる。造りは、伊勢神宮によく似ている。すごく重厚感があるというよりは、正統派な社なのかな?だからこそ、ちょっと借り物感もあるわけだが。

 

 f:id:islandernx:20180702204705j:image
八咫烏サムライ・ブルー

記録が8か月も遅延した結果、目下ワールドカップ・開催中である。

 

夕方になりつつある。最終の瀞峡ジェット船に向けて下流の方へ。豪雨の影響で本来のターミナルは使えないらしいので、途中地点の小川口から船に乗る。こっちの方が運賃も安いので、ちょうど良かったかも。ハイライトはどのみち、その先なわけで。橋を渡って少し三重県へ入る。宿のフロントの・・・対面にある長机でチケットを販売中、買って車で乗り場へと。

 

f:id:islandernx:20180702204747j:image
f:id:islandernx:20180702204742j:image


出発時刻の10分ほど前にジェット船が現れる。屋形船や水上バスのような感じで、確かに深さはなく軽い構造になってそう。明らかに浅い、ひざぐらいの水深でも悠々と。乗り込むと簡素な椅子で、さながらアジアの路線バス。

15名ほどの乗客を乗せて上流へと繰り出す。スピードを出し始めると早い早い、さながらジェットフォイルだ。水面を滑空するように、水面を跳ねる投げ石のように進む。

 

f:id:islandernx:20180702204819j:image
f:id:islandernx:20180702204823j:image

途中、ちょっと前の絶景本で大々的に取り上げられた木津呂集落を回り込む。予想通り、ガイドさんは展望台からの写真で解説している。

f:id:islandernx:20180702204908j:image
f:id:islandernx:20180702204914j:image

渓谷に入るとウイーンって屋根が開く。おおお、ちょっとびっくり。

やっぱりこういう景勝地では、岩にいろんな名前がつく。ちょっと下ネタ的な要素を含めて。

そして常緑の針葉樹がメインだけど所々赤や帰路の紅葉が添える。水はわりと緑に傾いているので、赤が特に映える。

ある程度登り切って、少し流れが淀んだあたりで折り返し休憩になる。ここも県境入り混じって、あっちは和歌山、こっちは三重、さらには奈良も入り混じる・・・県境なんて、要するに人間の都合なんだなというのがよくわかる。

f:id:islandernx:20180702205004j:image

 

復路も快調にジェット船はかっ飛ばして、約1時間の船旅は終了

結構面白かったな。奥地にあるのでそうそう行ける場所ではないけども。夏も風を受けながら、爽快だろうな〜

 


この日の宿は川湯温泉に。

川から湧く湯船には入らなかったが、適度な感じに楽しめました。

ブルータスに出てた「冨士屋」は高すぎて届かないので、「川湯みどりや」に宿泊したのだが、タオルが「ホテル浦島チェーン」って書いてあったのが・・・なんとも(笑)