2018年9月28日
新潟交通 運行便
週末を新潟の粟島で過ごすことにして、移動手段を探るとなんやかんや夜の間に移動できる夜行バスが一番良いのでは?という状態に。新幹線なら東京経由だし、長野まで行ってもそこからが遠い、飛行機は単純に、高い。
バス自体は大阪発だが、京都駅にもよるし、運賃差はJR大阪→京都とほぼ同じ。バス車内にただ留まっているよりは、乗車までの時間を有効活用できるということで京都駅から乗り込むことにする。
新潟交通、2年前の仙台→新潟で使って以来ですがなかなか快適
シートもそれなりに大型のもので、木目調の床とか拘りを感じる車内装備だった。
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22時半過ぎに京都駅の八条口に到着すると、夜行バスが次々と発着していく。駅を出て左手のロータリーは旧ツアーバス系の発着ターミナルになってて、各社のバスがひっきりなしに発着していく。大方は東京方面行きだろうか。
駅の正面あたりのG3乗り場からは阪急系列の路線が発車する。新潟行きもこちらから。その隣もツアー系高速バスの乗り場になっていてかなりの人が待っている。こちらに入線したのは貸切でよく見る帝産バス、一気に乗客が立ち上がり係員が捌いていく。
G3乗り場にはいつかは行きたい上高地行きが2台、時刻表からは3列と4列シート各1台と推測、ハイランドシャトルのアルピコ交通カラーで目を引く。運行は大阪分社の様子。
50分過ぎになって新潟行きが1号車:阪急、2号車:新潟交通の連隊で到着して同時に改札が始まる。
乗車するのは予約時に窓側座席を指定できた2号車のほう。1号車は満席だったようだがこちらはちらほら空席あり。大型シートは専用モケットでカーテン付き。車両は16年式でこの路線をベースに運用されている様子。増車にしては設備がいい。週末とかは2台運行が基本パターンになってると推測
ちょっと改札に手間取ったのかやや遅れて京都駅を発車する。深草で数人乗車したところで交代運転手よりアナウンスあり。明るくハキハキとしていてとても感じが良い。23時半に草津サービスエリアに到着して15分の休憩、その後に消灯となる。京都から乗車すると自然な流れだが、「まだ消灯じゃないの?」といった声も車内では聞こえていて21時半の大阪発ではなかなか就寝へのリズムが取りにくいのかもしれない。
消灯後はそれなりにリクライニングを倒して目を閉じる。隣席とはカーテンで区切られててスペースも申し分ない。
夜行バスにしてはけっこう休めたと思う。完全に熟睡とはいかず、時折の振動にヒヤッとしたり、パーキングエリアに停車したりといった動きには反応してしまう。そしてやっぱり車内は乾燥している。喉が乾いて何度かペットボトルに手を伸ばす。
消灯前のアナウンス通り、明け方一部区間が工事で通行止め、迂回をしたみたいで、ちょっと小刻みな停車を繰り返す時間があった。
5:30に栄パーキングエリアで早朝の開放休憩になる。ここまでほぼ定刻で走ってきている。
今回は外に出て目を覚ます。
まもなくの燕三条で数名が降りていった様子(まだカーテン閉めっぱなしだったので全体はよくわからない)、降車予定のない停留所は通過となり、次は新潟駅前に。
早朝ゆえ市内の混雑もなく、ほぼ定刻で新潟駅前に到着した。ここで8割方の乗客がおりる。
ピーチが就航して昼間にさっと移動する手段が増えたが、夜行バスにちょうどいい距離感持った路線と思う。飛行機高くて、新幹線は迂回で時間かかる。バスで直行のメリットも最大限に発揮して、3列で片道1万円ならお値打ち。
カーテン付き3列なら、まま翌日の行動にもほとんど影響はない。