岩手から旅日記・大阪編

週末、東北をあちらこちら。→17年春から大阪へ。

6/24 夏山登山、武奈ヶ岳へ&鯖街道(その1)

梅雨の季節はやや抑制的に。土日で泊りがけは少し抑えて大阪で過ごす日々
とはいえ、予報が好転すれば落ち着いてはいられない。

 

 


ようやく今年1回目の登山にと、まず目をつけたのは奈良の大台ケ原~和歌山に下って木津路・十津川~那智あたり。金曜の朝まで悩んだが、梅雨前線が少しずつ侵食してくる予報に断念

 


秋に行けばいいか(と、いいつつ、紅葉に追われて冬になってしまうのは明らか)代替案として、関西の北の方へ。登る山は伊吹山にするか、琵琶湖の対岸にするか。高山植物の乏しい時期に伊吹山はいったんパスするとして、あとは稜線歩きが楽しめそうな山・・・目をつけたのは武奈ヶ岳
車借りる前に書店で登山マップを調達

 

コインパーキングに停めて、早めの就寝

高速代がもったいないのと、登山の基本は早朝出発と肝に銘じ朝焼けが少し不気味に赤く染まる4時半に出発する。

 

国道1号線をのろのろと(車は少ないが、信号は容赦ない)京都を目指す。大阪→京都は下道で1時間20分ほど。高速なら40分・・・やっぱり電車で移動すべき区間ですな。

 

f:id:islandernx:20171105200414j:image 

 

7時に坊村登山口の葛川市民センター駐車場に到着する。まだ車は数台レベルで閑散としている。準備を整えて7:15、出発!淡々と植林帯の山裾を登っていくが、局地的でなく、ほぼ常に急登を強いられる。

 

f:id:islandernx:20171105200559j:image

 

まだ日差しは強くないのだけど、風が通らないのでかなり蒸している。汗が噴き出す。瞬く間に水分を消費する。ここまで汗をかくのは、まだ体が慣れていないからか、あまりにも酷な坂道だからか。
九十九折を見上げる、首が痛く、頭が重くなる。先が見通せない。

 

30分ほど耐えると辺りが広葉樹に代わる。適度に手の入った雑木林といったところか。稜線に近くなり、穏やかなインターバルといった平坦路も交じるように。1時間ほどで一気に700mほど標高を稼ぐ。

 

f:id:islandernx:20171105200702j:image


このコースは比良山系では初心者向けで道がはっきりしている(とはいえ無雪期でも時折道迷い遭難が発生しているらしいが、確かに地面に緑が乏しいので、登山道かけもの道かの区別は悩むのかもしれない)のは利点だが、コースタイムが短い分、急登を強いられる。明らかに不慣れっぽいご夫婦が11時スタートぐらいで入ったと思わるすれ違いも帰りにあったが、これはちょっとまずいと思います。

 

f:id:islandernx:20171105200752j:image

 

さて、夏道・冬道が再び合流する地点を過ぎ、見上げると空!な坂を越えると御殿山(1,097m)に着く。一気に視界が開けて、武奈ヶ岳の山頂(と思ったがそのひとつ前の地点だった)まで、歩く先が手に取るように。これぞ目指していた稜線歩きである。

 

これまでは、森林限界を超えた岩場の稜線歩きがほとんどだったが、今回広がるのは青々とした風景、積雪によって木が育たず開けているのは東北と同じだが、荒々しさはなく、穏やかな散歩道を進む。

 

f:id:islandernx:20171105200842j:image

 

9:20、スタートから2時間ほどで山頂に到達する。しばし休憩、北の方に育っている雲をみて、お湯を沸かすのはやめておく。

6/18 西成を歩く、正確には駆ける(その2)

残念な世界を目の当たりにした飛田新地を去り、西側の本格的にあいりん地区のエリアへ。

  

通りのスーパー玉出まで戻って、高架になっている今池駅をくぐる。

高架下アーケードのもつ焼き店、また次の社会へ来たことを知らせてくれる。
自転車でスピードを落とし…ここでも、押して歩くことはできず。

 

なんだろう、決して衰退した商店街ではないのだけど、活気ではない、何かが蠢くような混濁した感情を生む街並み。

空が見える場所に出る。

 

f:id:islandernx:20171018224818j:image

 

要塞・西成警察署
ここで立ち止まって一息つく。辺りを見渡せば、路地はおおむね普通だ。


でも歩く人はやっぱり高齢の男性ばかり、当てもなく彷徨っている、のか、定位置に佇んでいるのかはわからない。
目はどこかうつろで、澄んではいない。

 

そのまま、あみだくじのように通りを折れながら、少しずつ北上する。
「福祉の方歓迎」とかいたアパートが並ぶ。いま、この街に報道のスポットが当たらないということは、景気は良いんだと思う。雨風にあたってすこし古くなった横断幕が歴史を語っているのかも。

 

屋台骨を支えてきた仕事がここにはあったらしい。
人は誰しも、それらしく生きていく社会であってほしい、衣食足りて礼節を知る。

 

実際のところ、新今宮駅に近くなればごく普通の街のようにも見える。
この辺りは紆余曲折を経て?ゲストハウスになった建物もあり、浅草~山谷の東京安宿エリア北端に近い(要するに、それでも山谷ではあるわけだが)雰囲気を持つ。

 

f:id:islandernx:20171018224939j:image


駅を超える、正直ちょっとホッとする。

何で自ら、この街を歩いて、いや、通過してみたいと思ったのか。
しかもその意思は、大阪に来て芽生えたものではない。東北に残ってても東京だったとしても、次に大阪への機会があれば、見ておきたいと考えていた。

 

 

スラム的なものに対する好奇心であり、海外のそれに飛び込む勇気はなくの「安全な」社会科見学だ。

それでも、あいりん地区をこの目で確かめておくのはありだったと信じている。

 

予想以上に高齢化が進んでて、労働者の街ではもはやなくなっているが、なんだろう、東京オリンピックが終わって、新今宮星野リゾートができるころ。ジェントリフィケーションは着実に。景気には浮き沈みがある。その時、このエリアはどのように捉えられているのだろうか。

 

f:id:islandernx:20171018224906j:image

6/18 西成を歩く、正確には駆ける(その1)

大阪へ来て、初めての大阪に留まる週末
土曜は飲みに出て、日曜はゆっくりと。でも、ちょっと出かけてみようとかねてから温めていた社会科見学へ。

 

西成区、いわゆる「あいりん地区」の核心部を目指してみようと思う。

リーマンショック云々の頃に盛んに叫ばれ、最近は福祉の町になったとかいう論評はたまに聞くし、横浜トリエンナーレでも「釜ヶ崎芸術大学」なるユニットの作品が出展されていたので、それとなく認識はある。でも、実像と空気感は歩いてみないとわからない。
いや、歩くのは怖い。自転車でくまなく走ろう。

 

 f:id:islandernx:20171016180403j:image

 

人相は生きてきた歴史そのもの、

以上が率直な感想

 

さながら要塞の西成警察署、欲望渦巻く飛田新地、「アジア」とも違う沈殿した臭いが漂う今池駅のアーケード

それらはすべて現実で、そして循環する世界の一部だと。
少しずつ、認識しようと試みている。

 

 

***

 

まずは南下して一路住吉大社を目指す。
これは別に禊とかお祓いの意図はなく、ただ先々週の香取神宮からの流れで御朱印を集めつつ、旅の足跡にと思っていただけのこと。足元も忘れないように。

途中、芦原橋の駅前で面白いマーケットに遭遇する。
テントに屋台カーに、イベントスペースも。楽しげな青空市

 

f:id:islandernx:20171016180537j:image

f:id:islandernx:20171016180454j:image

 

そして、結構こだわり品とか、オーガニック的な志向が高いように見える。少し気になるものもあったが、家族連ればかりで、チャリ的軽装では少し浮くので、軽く1周みてまわり、さくっと抜ける。

 

 f:id:islandernx:20171016180618j:image 

f:id:islandernx:20171016180736j:image 

f:id:islandernx:20171016180654j:image
住吉大社は、歴史の重みを感じるというよりは、端正な神社そのものといった雰囲気、週末なのでそれなりに人はいるが、年始の混みようにあわせたかの如く広大な敷地なので、どことなくのんびりした空気が流れる。

 

さて、結局少し心洗われた気持ちになって、本丸へ。

 

f:id:islandernx:20171016180809j:image

 

路面電車に沿って北上していく。
スーパー玉出のでかでかとした看板までは、どうってことない下町エリアだった

(そして、玉出は冒頭の芸術作品の影響で、あいりん地区(のみ)にあるスーパー、パチンコ屋の勢いでつけられた名前)と思い込んでいたが、実際は、あちこちに40店舗以上あって、しかも由来は地名だったという。反省。)

 

f:id:islandernx:20171016180848j:image

 

さて、息を整えてまずは右折

飛田新地という、小料理屋と称する長屋街へ。

 

太陽照り付ける昼間だけど、残念なことに活況を呈している。
率直に言えば、ここで用を済ませる人間を少し冷淡な目で見てしまう。

なんだろうな、法律的にはとりあえず上手く問題ないことに交わしている世界だけど、明らかに不自然で、やっぱり心の貧しさを感じずにはいられない。

呼び込みの女たち、何という目つきをしたものか。

  

自転車で通過して、ちょっと見ておいて、これでも反吐が出そうな場所だった。うーん、やっぱり本質的に何かを間違っている世界だ。

高速バス乗車記録 横浜→羽田空港&伊丹空港線

2017年9月10日
YCAT 17:43 → 18:05羽田空港第1ターミナル
羽田京急バス 運行便

 

伊丹空港 21:00 → 21:22大阪マルビ

大阪空港交通 運行便

 

 

東京からの帰路も早割だとコスト面で利がある飛行機で。羽田伊丹便だと時間もあまり変わらない。
LCCは片道6000円台でないと割に合わない。成田&関空のバス代や余計にかかる時間を考えると。

 

昼間にトリエンナーレを見にいったので、そのまま横浜から空港へ。京急でもいいんだけど、空港行きはバスの方が楽だから。時刻表を見ると10分間隔で待たずに乗れそうだが、定刻24分にして現在の所要時間が42分の表示…まっ
、空港1時間空くのでこれぐらいかかっても寝てれば着くなら問題なし。

 

みなとみらい線からYCATまでがそこそこ歩くが、着いたらちょうど発車間際のバスがいてそのまま車内へ。乗客は僅かに6人…すぐに発車、ターミナルを出て左折したら高架に上がって首都高速
遅れる要素…ないよね?

 


全く混んでいない湾岸線を快走、もうだいぶ日が短くなって辺りは暗くなりつつ。横後ろともに空きなので、ほとんど倒れないがリクライニングして息を整える。
落ち着く間もなく羽田空港に到着

 

f:id:islandernx:20171002222633j:image

 

あの42分表示は何だったのか、わからぬまま。

 

f:id:islandernx:20171002222655j:image 


着いてみたら飛行機15分遅れってということで、夕飯どうしようか迷う時間だったが、ラウンジでビールをおかわり。飛行機遠目に眺めながら。


帰りの便は伊丹行き最終便とあってぎっちり満席、みな早く帰りたいのか15分遅れでも少しピリピリ。国民性なのかな。


***


着陸前の上空待機もあり、15分そのままの遅れで伊丹空港に到着した。狙っていた福島駅経由便には間に合わず、その次を。預け荷物もないので足早に乗り場へ。
33という声が係員の無線より。
ANA側からだいぶ乗車があって、後ろは積み残し確定に。自分の辺りも多分補助席と伝えられる。次待ってても窓側になるわけでもないし、早く帰りたい。

 

f:id:islandernx:20171002222738j:image

 

ぎりぎり、最後尾の5人掛けながら正座席を確保できて一安心、やっぱり乗り心地違うから。

 

補助席も9人ぎっちり乗り込んで、定刻に出発する。みな家路を急ぎつつ、束の間休息として寝て過ごしている。が、横の横で甲高い会話が気にせずとも耳に入る。落ち着かない。

 

 

帰りに一瞥、さもありなんと。

 

遅れる要素はない。15分ちょっとで梅田ランプまで走りきり、信号に引っかかりつつだが着実にマルビルへ。

やっぱり空港線はダイヤに余裕あり。

 

f:id:islandernx:20171002222828j:image

6/10〜11 梅雨の鎌倉 宴の旅(その2)

前夜が早々の寝落ちだっただけに翌朝は早く、いや日の出とともでは早すぎて少し二度寝する。本格的に目を覚まして朝食の準備の、前に「昨日の酒とつまみをきれいにしましょう」と。

 

f:id:islandernx:20170927205646j:image


エコで不健全な大人の発想
干物をあぶって、日本酒にビールに。本格的な酒盛りを、軽めに。
こちらを片付けたうえで、ちゃんとした朝食へ。出張シェフのパンケーキ、小豆も杏ジャムも。いいね~
これがわかってて、来たわけだけれども。

 

f:id:islandernx:20170927205733j:image


囲炉裏端&軒先で、のんびり旅談義ののち、11時過ぎの電車には乗らねばならぬ。さらに伊豆で1泊の本隊から分かれて、名残惜しくも9時半過ぎに宿を出る。
山を越えて北鎌倉駅を目指すことに。途中、早足だけど、銭洗井弁天&葛原岡神社には立ち寄れるか。

ゲストハウスから住宅地を登っていく。何のことない団地なんだけど、道端には紫陽花が。鎌倉だからこそ、際立って見えるのだろうか、そうだよね。

 

f:id:islandernx:20170927205813j:image


20分ほど早足で歩いてようやく山の上へ。ここから右に折れて銭洗、左に折れれば葛原岡神社
まずはさくっと右を目指す。

 

f:id:islandernx:20170927212359j:image


急坂を下って、ちょっと回り道みたいなところを下って行こうとすると神社の全景が確認できる。むむむ、意外と混んでいるわけで。

 

 f:id:islandernx:20170927212447j:image

 

まずは列に並んで参拝・・・なんだけど、結構並んでるわ、時間急かされてる感あるわ(なんせ、なぜか珍しく空港バスを予約してしまっているのである)
一通り参拝済ませたけど、銭洗いは断念(なんか、堅苦しいルール感と、観光地な俗化感にいろいろ気が失せたということで)
先週始めた御朱印も、貼ったものになります、と軽くあしらわれ、目下手元は大量生産中・・・
需要に応えようとしてくれているのかもしれないが、ちょっと商業主義に走りすぎでしょと。即座に、この紙は、買うつもりになれず。

雰囲気はそれなりに良かっただけに、観光に呑まれて残念な神社でした。

 

f:id:islandernx:20170927212615j:image


登りかえしてもうひとつへ。
その前に、日野俊基墓所に立ち寄る。新緑に囲まれて、お墓だけどなんかすがすがしく感じる。すこし進むと神社に到着

 

 f:id:islandernx:20170927212733j:image

 

山を下る時間を考えると、滞在時間は10分・・・紫陽花をレンズに収めつつ、さくっと参拝して、巡らす間もなく、急いで山を下る。

 

f:id:islandernx:20170927212703j:image

 

 f:id:islandernx:20170927212808j:image

 

時間配分を間違えた、葛原岡神社に絞っていたらゆっくりと参拝できたものを。

後悔とともに、横須賀線で東京駅へ。
慌てておにぎりを買い求め、成田空港へと戻る。

6/10〜11 梅雨の鎌倉、宴の旅(その1)

2連続の東京行き、今回は鎌倉へ。5月の山菜宴で続編は鎌ゲスにてと。
新幹線往復は高かったので、実質半額(フライトだけみれば・・・結局、あまり変わらないのか??)のLCCで飛ぶ。
でも、成田と鎌倉、真逆であると。気づくのが遅い。

 

f:id:islandernx:20170915081113j:image

 

梅雨の鎌倉、混んでてもふらりと歩く価値はあり。
たどり着いた軒先で、のんびりとビール


成田から満員のバスに揺られて東京駅
更に鎌倉までは1時間半なので、この辺りで昼食と。混んでるのわかっててラーメンストリートへ向かう。六厘舎なんて入れるわけもなく、さっと済ませれそうなタンメンで。結構なボリュームだったが、ちゃんぽんのように野菜をたっぷり摂れて、二郎より少しましな背徳感でありだなと。

 

f:id:islandernx:20170915081213j:image


横須賀線はさほどでなくても、鎌倉駅に着いたら予想通りの混雑。江ノ電乗車待ちの人だかり。満員電車に風情はない、歩く。

 

f:id:islandernx:20170915081252j:image


とはいえ、道路もがっつり渋滞してて、自転車がたぶん最速、次いで徒歩かもしれない、過密な観光地
長谷寺アジサイはなんと1時間半待ちとな。その脇を進んで御霊神社へ。

 

f:id:islandernx:20170919080319j:image

 

f:id:islandernx:20170919080056j:image


目的は江ノ電と、先週始めたばかりのご朱印集め。少し並んだが、ちゃんと書いてくれた(いや、参拝客多いって言っても、書き溜めた張り紙はどうかと思うよ)江ノ電が来るたびに線路に人だかり。味気ないけど、ありがちな構図は抑えておく。

 

f:id:islandernx:20170919080148j:image

 

 f:id:islandernx:20170919080230j:image

そうか、まだ6月だったのか。(書いているのは初秋たる9月・・・)

 


神社から山を越えて極楽寺方面へ。
下調べもせずに成就院、法面工事で紫陽花がなかったが、あったことも知らなかったので影響はない。振り返ると海、この景色が見れただけで十分

そろそろ宿に入ってた先発組から捜索の報が入る。住宅地の細い路地、何となく異世界に行きそうな、細いトンネル(桃岩的なものは期待しない)
抜けて下って鎌倉ゲストハウス

 

f:id:islandernx:20170919080411j:image

 

普通の家の間取りと大して変わらないが、手ごろなサイズに軒先、囲炉裏、団らんテーブルとコンパクトにまとまっている。ドミトリーも二段ベッドではなくての雑魚寝スタイル。ちょっと新鮮

軒先でくつろぎ、Lonely Planet の鎌倉ページをめくってみる。旅先でJapan Guide 然り英語圏からみたポイントをちょっと視点に加えるのが楽しいわけで。

日が傾くにはまだ早い、夏至のころゆえに。買い出しに行って、順番にシェフになる。

 

f:id:islandernx:20170919080453j:image

 

食べる、飲む、巻き込む。21時半に小休止、23時半に大休止
〆のデザート、プリンにはたどり着けず。
(明らかに旅疲れの症状が出ていたころだったと、思い返して)

6/3〜4 どこかにマイル旅② 関東神宮巡り(その2)

香取神宮の参道入り口にたどり着いたのは14時前で、バスまではあと40分ほど。少し駆け足の参拝になりそうだが、帰りのバスの位置はつかめたので焦るほどでもないと言い聞かせ、登っていく。


途中まで、正直よくある普通の神社、それを少し大きくしたかな?の域をでない。

 

f:id:islandernx:20170914211710j:image

 

でも登り切ったら別世界、本殿が歴史の重みをずっしりと伝えてくる。
漆黒に金が輝く、ただ慄く。

これがパワースポットということなのか、そういうスピリチュアルなことには興味関心ないのだけど、引き込まれる強さがある。

 

f:id:islandernx:20170914211737j:image

 

ぐるりと、2周
何を思い立ったか、ご朱印集めを始める。この表現できない感情の出所を、慣れてくればつかめるようになるのかなって。

日本酒の味も、最初さっぱり利き分けきれなかったころと比べるみたいに。
スタンプラリーにはしないよう、とりあえず、寺と神社は分ける、後者専門に。

 

 


ぼやっとしてると時間がなくなる、慌てて駈け下り、慣れた東京駅へ。

 

今回は馬喰町に新しくできたCITANホステルを使ってみる。

できたばかりで設備はきれい、整っている。ただ、これといって特徴が際立っているわけではなく、確かにバーが併設されてて、欧米バックパッカー向けだけど、我々国内旅行勢にとっては、泊りに行くという要素は皆無で、利便性で選べる場所、といったところか。


***

 

翌朝、日曜は昼酒の予定を組みつつ、午前中は浮いていた。

 

f:id:islandernx:20170914211910j:image 

朝はもちろん、燕湯(もしくは、武蔵小山の清水湯がゲストハウス明けの定石と思っている)


神宮つながりで、ふと、明治神宮へ足が向く。東京4年住んでたけど、そんな足元を観光するわけでもなく、普通にバイトと学生生活送っていたわけで。

 

原宿を行き来するような暮らしではなく、副都心線の地下で通り抜けるばかり。

 

f:id:islandernx:20170914211948j:image

 

ただ、ここに香取神宮ほどの荘厳さとか、威風堂々さがあったとはとても。
人は多かったけど、それは地の利をもってすれば当然で、なにより、改修工事中で、中国並みのハリボテ布覆いをやらかしてるのがいただけない。

 

f:id:islandernx:20170914211846j:image


普通に骨組み組んで、工事してもらった方が実直だと思うのだが。

 

 f:id:islandernx:20170914212013j:image

 

そうそう、日曜日なので結婚式の列もありました。外国人にはいいアトラクションだったのかなと。


美しかったのは盆栽と菖蒲、清正井
後者2つ合わせてなら、500円を払う価値があると思う。

 

f:id:islandernx:20170914212050j:image

 

f:id:islandernx:20170914212123j:image


都心で、こんなに澄んだ水が湧いてるのは一見を。パワースポットかどうかは、わからない。でもちょっとのんびりできて良かった。次回は新宿御苑とか行ってみようか(イメージは、言の葉の庭しかソースがない)

 

f:id:islandernx:20170914212247j:image

 

盆栽が、面白い。
垂れ下がっている方がどうのとかの技巧な話は確かにすごい、うんうん、とながすだけなんだけど、ブナの太く小さく端正に直立する姿はちょっと心打たれた。

 

f:id:islandernx:20170914212323j:image


さて、昼飲みを前にして少し腹を浮かせようとまち歩き。谷中銀座へ。
結局食べる、メンチカツ。そして上野で昼酒を楽しんで帰りはやっぱり遠い成田へ。

 

早めに着いて、クラスJにアップグレード&サクララウンジで心に余裕を作ったふり。でも、羽田のラウンジより豪華だった気が。国際線乗り継ぎがあるから?

 

f:id:islandernx:20170914212405j:image 

 

f:id:islandernx:20170914212436j:image

 

シートは確かに、ビジネスクラスの、なんだけど。土曜朝と同じくたびれクン
これ、+1000円ならお値打ち!ではあるが倍額以上払って乗る国際線には不足な気が。
運用追ってみると、基本的に伊丹成田を1日1往復、合間に北京とか、グアムとか。国際線機というより、ご隠居機

ともあれ、実質往復6,000円のフライトにあれこれ言うでないと。

6/3〜4 どこかにマイル旅① 関東神宮巡り(その1)

どこかにマイルで降り立ったは成田、とりあえず東京で飲む予定は入れたけど、昼間何しようか。それは岩手時代から変わらぬ上京の課題

 

良くやっていたのは、ひたすら歩く。神保町~乃木坂~渋谷とか、蔵前~横網~門仲とか。でも今回は千葉だし、こんな時しかよらなさそうな所へ行こうと。

 

 f:id:islandernx:20170905203807j:image

 

まずは成田山、まめまきのところ。あとは、GWに伊勢神宮行った余韻もあり、神宮とつくところ。この辺りだと香取神宮鹿島神宮が候補か。2つハシゴは時間的に厳しいので、手前の香取で、調べてみるとなんと東京駅まで直通高速バスが。ちょうどいい。成田山~佐原~香取神宮~東京駅でプラン完成っと。

 

f:id:islandernx:20170905203909j:image

 

空港から京成成田駅へ。降り立つのは初めて。駅を出るとそのまま成田山へ吸い込まれていくような参道が。

まだ10時なので店も開いてるかどうか。酒蔵直営店がある!試飲はない・・・

 

f:id:islandernx:20170905204015j:image

 

f:id:islandernx:20170905204047j:image

 

蕎麦や鰻で門前町な食堂がならぶ界隈を抜けて、一気に坂を下れば新勝寺の入口と。正直、初詣と豆まきでニュースに出てくるイメージしかない。

 


境内はそれなりに混んでいるが、さすが数百万の初詣を捌くだけの広さをもっている。何事にも余裕がある造りだ。


なんだろう、荘厳さ、迫ってくる何か、があるというよりは、度量の大きさ、おおらかさを感じる空間

 

f:id:islandernx:20170905204528j:image

 
片隅に面白いのがぽつぽつと。
奥の方の三角市場的なストリート、土産物や参拝道具、というか主にこの時期はひたすら飲み物かき氷、でもあんまり賑わっている感じはない。

 

市場の脇を登ったら「出世開運稲荷」となんとも直入な、でもちょっと陰を感じる神社が。4列に並んでお参りください、と看板あるってことは、やっぱりついでに初詣も多いのかと。

 

f:id:islandernx:20170905204143j:image

 

 f:id:islandernx:20170905204215j:image


咲き始めのアジサイが、輝いてた

 

 f:id:islandernx:20170905204543j:image


森を抜けた奥に「平和大塔」ちょうど成田を離陸していく飛行機がかすめていく(やっぱり、ベトナム航空のカラーリングは良いと思う)
噴水を脇に見上げると、これもなかなか良い景色。

ひとつひとつは大したことないけれど、総体としてみれば、歩き回る楽しさがあるスポットでした、成田山

 

f:id:islandernx:20170905204706j:image 


1時間に1本の電車に揺られて、佐原駅へ。ここから香取神宮を目指すわけだが・・・詰めが甘かった。駅から歩いて4キロ1時間・・・路線バスは、見当たらず。何かの番組ではないが、でもタクシーを使うのは負けだ。

 


歩く。

 

f:id:islandernx:20170905204746j:image

 

寂れた市街地を進むと、ふと運河沿いに観光地になった一角が現れる。

 

f:id:islandernx:20170905204834j:image 

 

f:id:islandernx:20170905204922j:image

 

小野川沿いの小江戸エリア、この一帯だけは、人が歩いている。コエドビールがはためき、誘う。でもその前に昼飯なのだ(成田山で奥まで歩きすぎて時間がなかった)

 

f:id:islandernx:20170905204939j:image


とはいえ、独りでふらっと入れそうなところはなく、和菓子を埋め合わせに。いやでも、これ、かなり美味しかったわけですが。


伊能忠敬ゆかりの地、というのが唯一興味をひかれたところ。


さて、そこから3キロを歩く。

ひたすら歩く。

 

折り返し地点からは、左右が水田に。残り1キロからは、看板が増える。

たぶんこのなだらかな坂を越えると、

いやまだまだと心理戦

5/27〜28 富士山麓の夏酒合宿(その2)

翌朝はあいにくの曇り空で富士山は拝めず。芝生広場の奥には鉄塔が見えるのみ。

見事に昨日の酒はほぼ完売となり、身軽な姿で観光へ。

 

f:id:islandernx:20170802075140j:image

 

富士山をぐるっと1周して沼津に戻る算段でスタート、まずは山の中の別荘地を抜けて白糸の滝に。白糸、というので少しばかりおしとやかに流れるものなのかと想像は良い方向に打ち砕かれる。

まずは上の方から。澄み切った水と新緑に癒され、間近ではとてつもない迫力で迫ってくる。川から流れてくる水量豊かな核心部と、それを囲うのはさらりさらり、なるほど糸かもしれないと思わせる柔らかな水流でこちらはどうやらその岩間から湧き出ている?様子、元になる川がない。

 

f:id:islandernx:20170802075219j:image

 f:id:islandernx:20170802075324j:image

 

色々とシャッター切って遊んでみる。滝でここまでテンション上がったのは久々だ。

 

f:id:islandernx:20170802075258j:image

ちなみにここは世界遺産・富士山の構成要素になっている。昔は富士講の人々が滝行に勤しんでいたためらしい。

すぐ裏手にある音止めの滝は、展望台?のようなものがあるが、草が伸び切っていてほとんどその姿を拝むことができず。こちら単体でもそれなりの規模があるので十分観光地になりうるような気もするが、立地が不運、見劣りは否めない。


昼食は近くの蕎麦処、白糸庵にてそば定食をいただく。近所の肝っ玉母ちゃん達がやってる素朴な店といったところ。天ざるに小鉢がついて800円はかなりお値打ち。天ぷらは野菜と山菜がメインで海老とか華はなし。でも、玉ねぎは母ちゃんのひとりが育てたものらしい。立派なサイズで3玉100円レジ横にて。もちろんこちらも。

 

f:id:islandernx:20170802075437j:image

 

山麓をぐるっと1周試みていたが、河口湖あたりでどうやはイベントがある様子で渋滞不可避、時間読めず厳しいということで朝霧高原まで向かって折り返すことに。

パラグライダーが空を舞う道の駅へ。だが、致命的欠陥として昼食が足りていない。隣接地にフードパークを作ったはいいが、こちらと一体になってて道の駅に停めて→フードパークでのんびり、が基本線になりバランスが取れていない。そして誘導員がいるわけでもないので何周でもぐるぐる、虎視眈々と狙うという殺伐とした空間になってしまう。
パーク側の駐車場は見たところ結構空いていたので、誘導を促すせめて立て看板ぐらいは必要ではないかと。

 

f:id:islandernx:20170804073821j:image

 

f:id:islandernx:20170804073553j:image

 

やっとこさ停めた我々もその流れに逆らわない。牛乳工房でソフトクリームを買い求めるうち、雲の切れ間から富士山が。
サテライト的にこちらにも醸造設備を造った富士正酒造もチラ見する。設備はいかにも近代的な構成で見学ルートも上の階からガラス越しに見おろす仕組み。
1本買ってくか迷いつつも、お値打ちとは言い難く食指はのびす。

 

f:id:islandernx:20170804073647j:image

 

f:id:islandernx:20170804073715j:image

 

 f:id:islandernx:20170804073753j:image

 

 

のんびり過ごしてちょうどいい時刻になったので、富士市まで南下して国道1号で三島まで。ここで東組と解散して一路西進、名古屋までは約3時間
夕食はそこそこに、名古屋からは新幹線ワープして一気に新大阪。
降りたところで改札通したら、そのまま出口だった。市内付いていたのに、まさかの展開。確かに御堂筋線の乗り場近くだが、JR同士の連携を基本線に…と負け惜しみ。
きっぷを買って、再び構内へ。ちょっとした授業料だったとさ。

5/27〜28 富士山麓の夏酒合宿(その1)

暖かさが少しずつ暑さにかわる、初夏という季節に(そして、これを書いているのは夏の盛り。。。ではあるが)、夏酒をもって、富士のふもとへ。

西から東から、酒飲みが集まって、合宿と称した酒盛りを開催するという。

 

まずは名古屋へ移動、定石はチケットショップでアーバンライナー回数券だが、集合時間が早いので、新幹線でワープするように一気に移動する。1週間前までにかっておく自由席往復券で、アーバンライナーの正規料金と同じくらい。即ち、割高ではあるけれども、片道半分なら。ともかく、朝7時につくすべはこれぐらいで。

 

 

新東名を上って一気に沼津へ。その手前、見えてきました富士山

思いのほか、雪がなくてちょっとイメージとは違うけれども、まぎれもなく世界遺産の山

 

f:id:islandernx:20170801080453j:image


沼津で東組と合流して、港でお寿司のお昼ご飯。

f:id:islandernx:20170801080639j:image

 

f:id:islandernx:20170801080743j:image

 

観光客ホイホイな魚市場だけど、少し格式高そうな「双葉寿司」に背伸びして。
もはや爪先立ちになっちゃうけど、地魚の握り盛り合わせに。
やっぱり美味しいものは、裏切らない。
金目鯛の炙りが別格でした。

 

f:id:islandernx:20170801080528j:image

  
そのまま市場をぶらふら。
試食で焼ける干物をつまみつつ(七輪で広がる匂いで更に呼ぶ、良くできた仕組み)、晩御飯にサザエ欲しいよねと買い込みつつ。

おしゃれな稲荷ずしの店が異彩を放つ。

 

f:id:islandernx:20170801080841j:image

f:id:islandernx:20170801080936j:image


さらに肉を買い込んで、山を登る。
富士南麓の「ぐりんぱ」トレーラーハウスが今夜の宴会場


かわいい遊園地の後背地に広がる、家族向けのキャンプ場で酒を並べてテンシ

ョンあがる大人たち。
酒にこだわる連中が集まると、皆走りすぎて、とんでもないラインナップになる。今回もその定石通りに。空に紀土に…持参した赤武も負けてないはず。

 

f:id:islandernx:20170801081127j:image

 

バーベキューは炭火に網敷いて、ではなくアメリカンなガスで庭先にてなマシンを使って。なるほど、どの火力で、どう焼くか、そして蒸すか・・・コンクールが開かれる理由がわかる。

 

f:id:islandernx:20170802073831j:image

 

呑んで、食べきって。また飲んで、少し休んで残りを。ライフゼロになったらそ
のまま奥へ。途中星空もそれなりに見えていたらしいが、情熱は酒で燃え尽きていた。