岩手から旅日記・大阪編

週末、東北をあちらこちら。→17年春から大阪へ。

4/14〜15 春の金沢、地酒合宿(その2)

午前をあと1時間残して、早々に「いっぷく横丁」へ吸い寄せられる。

ささ、地酒です。おでんです。

(海鮮焼きは、とくにめぼしいものがなく、通過しました)

 

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それぞれに1杯ずつ注文して飲み比べ。

自分は天狗舞にしたんだけど、好みは菊姫かなと。けっこう骨太なんだけど、西日本的な甘さ重さがなくて意外と飲みやすい。常温でも良い。

というわけで、翌日買い込んで帰ったけど、普通のタイプなら実はイオンでも売ってたのという。まま、現地に行って知れたからこそ。

 

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おでんの方は「カニ面」とか「のど黒面」に手を出すほど心大きくなく、地元普段使いの名物なら、このあたりかなと「バイ貝」「ふかし」に留める。

といいつつ、出汁も美味いし、この貝、めっちゃ大きい。

十分十分に大満足でして!酒もありで。

 


まま、この1杯で何ら後先に影響することはなく、混むとわかってて昼食は回転寿司に並ぶ。市場の中にある「もりもり寿司」11時半ぐらいだけど、既に3組待ち。待っている間に、通りがかりの人からクーポン券を格安で譲り受ける。市場の福引で当たったけど、使える店指定でここには寄らないからと。金銭的によりも、観光客市場じゃない側面を感じた瞬間に嬉しさを。

ほどなくして中に、だけど良く考えたらこれ、尼崎のキューズモールにもあるよなって。そしてグーグルマップだと、尼崎は「高級」と店の分類されてて、近江町市場の方は「お手頃」っていうね。それは観光地か否かというよりも、回転寿司に対する視点の違いがはっきりと。やっぱり北海道と北陸は回転寿司天国で、手の届く贅沢がこのライン、関西とかでは回転寿司=100円が基準なのかな。

とはいえ、ここでものど黒に手を出す勇気はなく、まま、軽めに1,500円超えないくらいで調整する。

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旅と酒と食には惜しまないポリシーなんだけど、皿が積み上がっていくシステムは若干の強迫観念あり。

 

 

午後は市場を出て市内を散策する。金沢城から兼六園方面に。

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金沢でも桜は既に終わりかけ、これは早かったよね?花が残っていたのは垂れ桜とか八重桜とか。春っぽい黄色の花をクローズアップしつつ、結構のびのび再建された金沢城公園を歩いて抜けていく。

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はい、そしておやつにお酒

 

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「けんろく酒楽」にたどり着くが、8か月後の12月現在、何と閉店してしまったらしい。検索するとオープンは17年5月のようで、1年ちょっとで消えた店、何があった?お客が入らない立地ではないと思うのだが・・・品ぞろえも申し分なかったし。

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ここで、古酒をかけて楽しむソフトクリームと、農口研究所の試飲を楽しむ、写真も再掲

この銘柄、知らなかったのだけど、酒造りの神様、と言われる農口尚彦氏が先の冬から立ち上げたばかりのブランドらしい。とにかくすごい人みたいだが、こだわりが強すぎてなのか、「農口」という地酒あれどもう冠された本人は関わっていないらしい。

さて、研究所のお酒は試飲でもそこそこいいお値段だったので、感動をシェアして少しずつ。3つ並んで大吟醸吟醸・純米だったかな。大吟醸が美味しいのはどの酒でも同じこと(さすがに、残念だったらそれは問題かと思う)、もちろん輪をかけて美味かった。でもやっぱり、それなりに精米歩合が高いお酒の方が私は好きかなと。

ピントが合うのは、純米の、味がしっかりしてて、かといってくどくない、すっきりした香りの日本酒です。ベンチマーク陸奥八仙(何度も書いてる気がする)ちょっと角度は違えど、美味いと世間で名を馳せるのには、やっぱり実が伴っているということ。

4/14〜15 春の金沢、地酒合宿(その1)

酒飲みたちが春合宿と称して金沢に集う。

サンダーバードで2月、3月に続いて3連続で北陸の首都へ。

 


いろんな酒を飲む。

農口さんが勢ぞろい。

 

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***

 


土曜朝、7時の3号で2時間半の旅。始発駅だし、それなりに早い時間なので自由席で十分だろうと&金券ショップでは、なんと昼得(当時はまだまだ活躍中だった、終わりはみえていたけど)と回数券を組み合わせて正規運賃より600円ぐらい安く行ける組み合わせが売られていた。みどりの窓口で発券させられる係員の苦笑いが浮かぶが、まま、制度上はOKなので、ちょっと後ろめたさ感じつつも活用させてもらう。でもこの組み合わせ、乗車券だけで4枚になるから出るとき自動改札通れなくて、まさに検問なんだよね・・・車内検札は割と見慣れた感じの対応でしたが。

 


さて、車内は予想通りでそんなに混んでない。

意外と大阪→京都の短距離利用も多い。確実に座れて30分くつろげると思えば使いようなのかな。京阪のプレミアムカーもそれなりに利用者がいるわけで、ライバルはこのサンダーバードだったのかも。

この通りで京都である程度乗客入れ替わりつつも、乗車率7割ぐらい、隣席にはだれも来ず、グループはまとまれるといういい感じの密度で湖西線を進む。

敦賀・武生・福井と停車駅を重ねる度に、「北陸ロマン」のチャイムが耳に焼き付いていく。いい日旅立ちベースの国鉄的な旋律だけど、日本海の荒波を連想させる深くて黒い感じもありって妙に高揚してくる。

 


東日本が「休日倶楽部」なんてしっとりした広告を打って(その割には激安パスで我々出張族の宿を悩ませて)いたのと対照的に、西日本はちょっと京都的奥ゆかしさ、といったらピント外れと怒られるかもしれないけど、どことなく、深い広告コミュニケーションを取ってくる気がする。

まま、そんな恩恵にあずかれるまではまだまだだいぶの期間がかかるわけだけど、そのころもJRは今の区割りとか体制のままなのかな?

 


3時間弱が、ひとつの交通機関で移動するのに疲れない境目だと思う。寝て起きて、こんな考え事してのサイクル何度か回して、ちょうど到着というね。

10時前に金沢駅に到着して、各所から合流となる。

 


昼から酒を呑むので、車を使わずに金沢市内を散策する、どこに行くかはあまり決めないまま(スケジュールとして決まっていたのは、宵の居酒屋と、日曜夕方の忍者寺だけである)近江町市場へと。

 

 

 

市場も、駅から続々流れてくる我々旅行者を巻き込み、徐々に混みはじめてきた感じだ。とはいえ、過度に俗化・観光客ホイホイには至っていないので、結構生活感ある品揃えで豪華な直売所といったところ。これは楽しい。

 

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魚はイカイワシに、結構豪快な陳列のフクラギ・要するにブリの子ども。

結構安いやん、どのくらいの味わいなのか、目利きは全くできないけど、このレベルで近所にあれば、いろいろ魚料理に挑戦している自信がある。

 


フクラギ350円でしょ、そしたら刺身と塩焼きとブリ大根で独りだし2日持つかなって。

 

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山のほうでは筍とか山菜とか。筍は売れ行き好調!と言わんばかりに結構穴が開いてる。うーん、こちらの方が家での加工難度は高いかな。米糠で茹でれるほど大きな鍋もっとらんってね。

 


土産物にするなら、やっぱりホタルイカの干したやつ。タバコ吸わないけど、このために後でライター買った。3つで1,000円だから、迷わず1括り。

 


歩いてると、いい感じに呑める場所!まだまだおでんが美味しい季節です。

3/25 サクッと京都散策、岩清水のあたり。

讃岐富士に登った翌日、午後から少し時間があったので、いつものように京阪で京都散策に向かいたい。

とはいえ、出発時点で13時は回っているのであまり奥まったところへは行けずと。さらに全線乗車券の補充も忘れており、まま、京都市内まで行く必然性は薄いので手前で済まそうと。

 


地図を辿っていくと、石清水八幡宮に行き当たる。

仁和寺のある法師、の件で間違えて麓だけみて満足し帰っちゃたところ。

こんなに仁和寺から離れていたとは。北野天満宮ぐらいの位置にあると思いきや、いまでもだいぶ時間かかるし、当時としては結構な旅行じゃないかって。

 


その麓には「飛行神社」なる文字もみえる。

年明け、羽田神社に参拝したのに続いて、旅の安全を祈りすぎることはない。

 

 

 

***

 

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かなりのスロースタートで、樟葉での乗り継ぎ経て八幡市駅に到着したのが15時頃、神社関係は17時待たずに16時半とかで店じまいしがちなので、ほどよくのんびり、ぐらいで行かないと、じっくりの余裕はない。

駅前から本殿の高さまで、ケーブルカーもあるけどそんなものに頼る齢ではないので、ロータリー裏手すぐにみえた一ノ鳥居を潜って登り始める。

 

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麓の摂社がならび、確かにこのあたりでも普通の神社並みには設備が整っている。ただ、目的地はここではないので、御由緒に目を通す程度にして登り階段を探す。これが意外とはっきりしておらず、ちょっと急な階段・・・のほうはショートカットルートで、ただ川に沿ってのびたような道の先が、表玄関の参道らしい。二ノ鳥居を頼りに、坂へと進む。

 


道のりは、ハイキングというほどではなく、ただ、やっぱり坂道ではあって前日の金比羅さんよりちょっと緩いくらい。階段と平坦を繰り返す。

あまり風が通らなさそうなので、夏の暑い盛りは辛いかも。その手前の新緑は美しいだろうな。

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途中の茶屋、営業してなかった(季節の問題?)けど、お品書きに筍あり。

境内に「エジソン記念碑」なんてのもあり、ようやく検索かけて電灯のフィラメントになった竹がここから伐りだされたことを知る。

いまでこそ、この丘以外は住宅地に囲まれているが、かつては京都のだいぶ街外れの門前町でたしかに筍とか山菜の供給地となってておかしくない。

 

 

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20分ほど登って、本殿のある高さまで到達する。

このあたりの建物は、最近の事務所的なもの以外はほぼ国宝か重要文化財っていう、京都の他の神社とよりもさらに一段上の格にあり・・・

とはいえ、人通りも多くてしっかり補修・保全されているので古さは感じず、色あせることもない(秋に行った奈良の山奥は国宝とはいえなかなかに手つかず感もってしまっていたが・・・)

 

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国宝の本社にたいして、参道は斜めにささっていく独特な感じ。ただ、この日は神事の準備で、中央に舞台が組まれていて、回り込み、いや実質正面からに近い形で参拝に向かうようになっていた。

祀られているのは宇佐神宮からの八幡さまや宗像大社と同様の「海の女神」グループで、やはり九州は遠くての京の近くに来ていただいた、という感じなのかなと。

 

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帰り道、エジソン記念碑にも立ち寄る。裏側はしっかり竹林になってて、さらに柵があってあまり近くまでは行けず(2月にやるという、生誕祭のときは開けてやるのかな)

 


登って降りて、1時間半ぐらい。丘の上からの京都展望も楽しみつつじっくり見てこの時間、ということは既に16時半と日が傾きつつあるわけですが。

ちょっと滑り込みで、住宅地の中にたつ飛行神社へ立ち寄り。

こちらは、本庁とか國學院的な流れとは別の、新興宗教のようなもの。とはいえ、二宮忠八が設立した、しっかり筋は通っている神社

 

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鳥居がジュラルミン、引き揚げた零戦エンジン、飛魚のステンドグラスと、がっつり世界観は構成されている。飛魚のちょっと儚さを感じる意匠が、ここは犠牲者を祀る場所だと気づかせてくれる。

 


店じまい始めそうな神主さんに、御朱印を頂いて足早に駅へ戻る。

 

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たぶん初めて、京阪をいくつか撮り鉄。通過列車が多いので。

3/24 春の足音、讃岐ハイキング

そろそろ桜も咲きそうだった頃、軽く山登りに行こうという話になる。とはいえ、伊吹山比良山系もまだまだ凍えるコンディションなので、西の方から選択肢を絞る。大山とか日本海側はようやくスキーシーズン終わったところで夏山遠し。

 


うどん巡りつつの、讃岐富士ハイキングに落ち着いた。

 

 

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早朝に関西を発って、まだ車少ない淡路鳴門道で一気に四国に上陸する。山を登る前に、朝食がわりに最初のうどんを。

9時のオープンにあわせて丸亀の「なかむらうどん」に到着する…もやっぱり人気店で結構長い行列が。まま、うどんだから回転は良いだろうと思ってたら意外とそうでもなく(茹で釜の大きさゆえに)20分ほど待って店内へ。

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釜玉うどんと天ぷらで朝食に。ちょっと細めの麺で食べやすい。空腹だったのであっという間に平らげる。

 

 

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今回登る讃岐富士は標高400mちょっとで、麓から登るといってもちょっとしたハイキングのような規模感かなと。

それでも、富士とつくだけある独立峰、見かけは悪くない。団地の奥に登山口がある、のは見つけたのだけど、どこに車を停めて良いのか分からずで(もう少し先に行けばそれなりに広いスペースがあったのだが見落として引き返してしまった)、結局団地の入り口にある神社の駐車場に置いておく。

 


ということで、団地の車道を登ることからスタートしつつ、程なく本来の登山ルートに入る。

直登の階段もあるが、ぐるっと1周しながらの巻き道で整備されている。勾配の差も小さくて、淡々としかし着実に標高を積み上げて行く感じ。

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道が険しくないので景色を眺める余裕がかなりある。刈り払われて展望台になってて、ちょっと春霞な感じもありつつ瀬戸大橋も見渡せる。

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難なく45分ほどで山頂に到着したが、こちらはあまり展望が開けているわけではない。いくつかの歌碑がありつつ、休憩スペースになっている。

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同じくらいの時間をかけてのんびりと下山すると、行きには気づかなかったからほんの少し桜が咲き始め、いよいよ春という季節だった(書くのが1年遅れにならないように巻いていかないとね)

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すぐ近くで昼食もうどん、今度は麺を冷やしてしめつつ、つゆは暖かい=ぬるいうどん、なんて書いてたけど、ままそんな感じ。麺のコシがしっかりありつつ、つゆはイリコの香りが広がる。お互いちゃんとしたものの組み合わせなら十分あり。

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まだまだ午前中なので「こんぴらさん」にも登る。こっちの方が、ハードだったも。足せば結構な獲得標高になりそう。

もちろん籠に乗って、なんてことはあり得ないので(ご高齢になって、自分の足では厳しくても何とか辿り着きたいというその強い気持ちには感服です、経験則的に良い手段が生まれたんだなって)、今度は人口密度高い階段を登っていく。

参道あちらこちら、すでに咲いていた。

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思い返せば猛暑だったし、今年は季節の巡りがやけに急かされていたのかも。

 


前来た時は参道脇の○○円寄附、なんて書いてある石碑のようなものにお金集め宗教な匂いを感じてしまったが、今回はそこにばかり目が行くことはなく、穏やかな気持ちで登拝する。

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8分目あたりの1段下がるとこも、ああ、なるほどと確認して進む。

 

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春休みに入ったところで、本殿へのお参りにはそれなりに長い列が、こちらは少し脇でささっと済ませて、御朱印の列に。力強く端正に書かれたものでした。

 

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下山後、金陵の試飲を…頂きたいところだったが、運転してもらって来てる身なのでおとなしく。釜揚げうどんをハシゴして帰阪した。

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関西人のちょっとお出かけ需要が、だいぶ週末のうどん県を満たしているのがよくわかる1日だった。

 

3/16〜18 焼酎と温泉の島、さくっと八丈巡り(その4)

春休みにあわせての八丈島フリージア祭りは翌週(3/25〜)からで、観光協会のブログも開花まだ先・・・のような投稿だったので諦めていたが、区画によってはもう見頃!らしい。

八丈富士の麓にあるフリージア畑に行ってみると、咲いてる!まだ5分咲きぐらいだけど、開幕に合わせて、順調に準備進んでますといったところ。摘み取りはできないけど、畑に入るのは問題なさそうで、山をバックにポスターと同じ構図を目指してみたり、マクロレンズでアップしてみたり。

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面白かったのは日光で透き通った裏側から。まだ咲いていない蕾が存在感増しててバランスとるの難しかったけど、それなりには。

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昼食は「あそこ寿司」で島寿司を。ただ、ここの大将は島の魚で握ったすしを【島寿司】と呼び、郷土料理のそれは【醤油漬】とかたくなにして偏屈な感も否めない、いかにも職人タイプ。まま、頂きつつ話した感じでは、気さくで開放的な南国的陽気さを持った方で少し安心したわけだが。

というわけで、八丈島で上がった魚の握り寿司、海苔巻はハガツオ、赤いのはアカサバ(ハチビキ)、後はキハダマグロアオリイカ、何とかタイと言われたがなかなか聞きなじみのないやつ。

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やっぱり〆サバとかイワシとか、青魚食べたいな!という気持ちが湧いてきつつ、汁物の飛魚つみれが美味しくて、こっち握ってよとかも思いつつ、やっぱり魚は北の方が良いと実感する。だからこそ、醤油漬けにした島寿司が発達したんだろうし、酒は焼酎なのだ(もっとも、米が確保できなさそうだし、寒造りは無理だろうし)

デザートは島酒アイス!(ここから先は運転任せて、飲む側に)

まずは思い出の(味がロットで違ってた?)八重椿、芋焼酎とバニラアイスは不思議と合う!

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さて滞在は残り4時間弱、2日目のみはらしを目指して。

の、前に、入り放題(と、本来の使い方では乗り放題)のバスパ、せっかくだから、やすらぎの湯に寄り道する。

こちらは内湯のみのシンプルな造りなんだけど、そこそこオーシャンビューな景色が楽しめる。昨日のふれあいの湯が住宅地にあったのに対して、こちらはちょっと長閑な場所にあるので、よりのんびりできる雰囲気あり。源泉はそれぞれだと思うけど、泉質は使った感じ大差ない。

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「裏見ヶ滝」が近くにあるらしい、熊本の鍋ヶ滝的な迫力まではないとわかりつつも、ちょっと期待しながら結構な急坂を登る。途中、さらに・・・これ、人が登れんの?ってくらい急傾斜な参道で神社あり。なぜここに?神域感は滝の近くだしありそうだけれども。

さて、5分ほど歩いて到着したんだけど・・・びっくりするぐらい、水量がない。滝なのか、雫なのか。雨が降っていなかったのかもしれないが(そして、翌日から嵐に見舞われた模様だが)ちょっどがっかりなのは否めず。

 

 

 

さて、そんな微妙な観光を挟んで、最後の目的地、再びのみはらしへ。

この日は海が見えにくい側・・・ではあったんだけど、解放感がちょっと薄れるだけで、十分黒潮太平洋を展望できる造りになっている。そして目を凝らすと時折クジラが潮を噴いたり、体を打ち付けたり。遠いけど、流れ星さがしみたいにワクワクするホエールウォッチングができて大満足でした。

 

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最後に、昨日プリン食べたカフェでジャージーソフトを買いつつ、謎に日本酒充実の酒屋で島酒!島流し!を買い込んだり・・・

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空港についても続編焼酎アイス、ジョナリーに情け嶋ウイスキー的な熟成香とも合うけど、やっぱり芋焼酎との組み合わせがベスト)に手を出したり。弾丸っぽくも久々の八丈島を満喫できた土日で、久々に、ANAという航空会社にのって帰阪しました。

3/16〜18 焼酎と温泉の島、さくっと八丈巡り(その3)

宿は素泊まりゲストハウスなので、近くの居酒屋「梁山泊」で郷土料理と島酒を!人気店、というか八丈島の酒場と言えばここ!と疑いないので席と島寿司は予約済み。

 

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店は結構広いみたいで、通されたのは納屋を改装したような離れの個室スペース。厨房が真ん中にあって、反対側に座敷などあるようで、時折勢いあふれる宴席の声が飛んでくる。さて、まずは島らしく、ビールも明日葉入りで!全員頼んだんだけど、ちょっとクセが強くて、1杯だけにしてみんなでシェアすれば良かったかも。

 

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くさやチーズやらブド(海藻の煮凝り・おきゅうとの八丈島版?)やら、いろいろ郷土料理を頂いて、〆はもちろん島寿司!真ん中の岩海苔が特に美味かった!魚も脂がのっているので、醤油とかカラシに全然負けてない。合わせるのはやっぱり日本酒よりも島の焼酎、島流しに情け島、なかなか直球なネーミングやと。

 

 

 

夕方の曇天から、多少抜けてきたのでちょっと星空撮影にも出かける・・・もののスキルが全然なくて、全く持ってまともな写真を撮れず。

唯一上手く収められたのは、それなりに明るい桟橋の景色

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***

 

 

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2日目は八丈富士ハイキング→フリージア→温泉を巡って最終便で島を離れるプラン、八丈富士は登るかどうか、中腹の牧場でもいいのかなって思いつつ、スニーカーで勢いに任せてお鉢巡り。天候よかったので危ないことはなかったけど、午後の温泉が良く沁みた。

 


八丈富士は標高854mなので、麓から登ると相当がっつり登山になる高さだけど、7合目?ぐらいの中腹に牧場と環状道路があって、そこまでは車で登れる&登山道はお鉢の淵まできほんコンクリート&階段なので難易度は高くない(ということになっているが、階段は1,300段近くあるので、それなりに体力勝負)

登山口には牧場の牛が迷い込まないよう柵があり、扉を開けて中に入る。

 

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サクサク登って行って、20分ほどで中間地点にたどり着く。海を見渡すと、彼方に神々しく青ヶ島が。その姿を目にしたのは初めて。王冠のような、火山の8合目から上のような、独特な出で立ち。そうか、この八丈島も、青ヶ島も、海底火山の上の方がひょっこり顔を出してでてきている。

青ヶ島に上陸できるのはいつになろうか、少なくとも、東京拠点にならない限りはなかなか厳しいことはわかっている。

 

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里の方には空港の滑走路がどーんと鎮座する。フライトレーダー見てみるとちょうど朝1便が着陸態勢にはいってた。しばし待つと昨日とは反対側から進入して無事着陸と。半分も滑走せずにそのままターミナルへ向かっていく。

 


そんな休憩を挟みつつ、、1時間ちょっとで階段を登りきる。ここから、時間もあるのでお鉢巡り、4分の3まわって山頂へ。

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カルデラの中には鬱蒼とした森が広がり、中央には神社があるらしいけど、さすがに軽装過ぎて憚られるかなと。反時計回りに細くなだらかな稜線歩き。そんな山でも、楽しいひととき。

青ヶ島をバックに、あおがしま丸はなぜか近海を航行中、あちらに向かうわけでもなく、何しているのか最後までよくわからず。

 

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半周ほど回ると見事な円錐形の八丈小島が姿を現す。山・海・島他の場所ではなかなかお目にかかれない、青と緑のコントラスト、美しい!

とはいえ、絶景に浮かれているわけにもいかない。けっこう足場は悪く、内側は断崖絶壁なわけで。恐怖心にもちょっと体力をむしばまれつつ、登り始めて2時間ちょっとで、無事に山頂へ到達!

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下山して11時過ぎ、昼食にはまだ少し早いので前日に観光協会で「実はもう咲いてますよ」と教えてくれたフリージア畑へ。

3/16〜18 焼酎と温泉の島、さくっと八丈巡り(その2)

 

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明日葉うどんで昼食の後は出戻りジャージーカフェでプリンの時間に。建屋は簡素だけど、内装も、出てくるものも本格的だ。島で売ってるのがもったいない、は相当失礼な言い方だが、東京都心なら行列レベルだと思う。そんなガツガツしない商売だからの在りようだったらごめんなさい。

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さて、ようやく島内ぐるっと走ってみる。温泉やら見所はひょうたんのうち、

南側に集中している。一番有名な温泉、みはらしの湯はいわば島の最南端に。普通に行くなら平地の西側ルートだが、ここは1周してみようと時計回りに。まずは登龍峠展望台へ。登り始めると峠道あるあるのヘアピンカーブが続くが、このネーミングにたいしては完璧なシンクロでハンドルを切りながらテンション上がる(そして、登りは効かないブレーキをそこまで意識しなくてよいのだ)


とはいえ、高低差以上に長い道のりだった。

 

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展望台からは、底土港〜中心市街地・空港・八丈富士&小島と島のほぼ全てを一望できる、といっても過言ではない。(いや、温泉忘れてる。。。が細かいことは気にしない)観光バスがやってきてどわっと人が流れてくるも、ちょうど東京からの2便目が空港に向けて着陸するところで、望遠じゃない標準レンズで頑張って撮影、団体は足早に次の目的地へ向かっていくのですこしまた静けさの世界を楽しんでから我らは進む。

で、下り道でバスに追いつく。

 

そのバスが次の目的地!のはずたっだみはらしの湯へ吸い込まれていき・・・そんなに広くはない湯船なのはわかっているので、順番入れ替えてまずはいろいろ景色をみてまわることにする。

 

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まずはすぐ近くの八丈島灯台へと。無人で、登れるわけでなくしたから眺めるのみなんだけど、吹き付ける風に耐えつつ、黒潮の番人として立ち続ける風格、決して新しくてきれいではないけど、年季を重ねてきたどっしり頼もしさがなかなか良い。

 

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そのまま海辺に降りていくと小さな漁港と、武骨な水色の建物あり。

これも洞輪沢という温泉で、しっかり湯が湧いている&なんと無料!らしいのだが、この日は設備故障ということで閉鎖されており・・・パッと見、解放感在りまくりだけどちょっとためらいそうな、秘湯的な薄暗さをもってるので、実際開いてても浸かったかどうか。ただ、いろんな口コミみてみると、評判は上々

 


その先まであと少し道が続いていて、サーファー向けというべきエリアに。海に入っている人はいなかったが、ローラースケートでイメージトレーニングしている海の男がひとり。

しばし波をみつめる、撮る。海の透明度がすごい。

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もう少し、時間調整してみようと地熱館にも立ち寄る。島の電力の何割かはこの地熱発電所で賄っているらしく、その紹介しつつ、島の成り立ちを図解して・・・結構こういう発電所近くの博物館って、まー、原発とイメージ結びついてしまうのですが、こちらは文字通りクリーンな自然エネルギーでして、包み隠さずの展示してくれてて、みんな幸せな結果だよねって。

 

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ちなみに、入口でもらったはずのプレス用メダルをわずか十数メートルの間に無くしてしまうという、失態発生。恥ずかしくて、もう一度欲しいとも言わず、さもやったように通り過ぎた。

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一段下の敷地には農産物の直売所があって、駐車場では寒桜?が満開、小さな木にみんなでレンズを向ける傍目に奇妙な光景を展開する。

売っていたのは、明日葉とか青パパイヤとか。ストレチアの花もあって、出で立ちは見れば見るほど不思議なもの。温室には食虫植物とかコーヒーの木とか。けっこう見てて楽しめる。ちょっとしたカフェスペース(もちろん、内装は一切凝ってない)もあって、地元憩いの場的な役割もあり。

 

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さて、さすがにもう空いているだろうと温泉に戻る。みはらしの湯は、名物の海が見渡せる側の湯船が男女1日交代なので、結局滞在両日とも向かうことに。海を見ながらのお湯は豪快でなんとも最高!風が吹き抜けてお湯も適温になってて、いつまでも浸かっていられるバランスの良さも。

沖にクジラが回遊してて、タイミング良ければ潮吹きとか飛び込んでいるの見えると言われ、目を凝らすも見つけられず・・・見逃したのではなく、この時は現れていなかった模様

 

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さらに温泉をハシゴして、集落の中にある、ふれあいの湯へ。こちらでは文字通り島の方にいろいろ話しかけてもらえたのだが、島言葉はなかなか強烈な方言でわかったのは3割くらいかも。うん、津軽弁レベル。

 


そろそろ夕暮れ、飲みの時間が近くなってきたので中心部に戻る。大坂トンネルの展望台にちょっと途中下車、景色を楽しむにはちょっと時間が遅かったものの、八丈富士と小島が並んでて画になる。相変わらず、接岸せずに漂う、あおおがしま丸

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3/16〜18 焼酎と温泉の島、さくっと八丈巡り(その1)

春休みの遠出は、前年秋から決めていた八丈島へ。

このところ、学生時代に立ち寄ったところを再訪することが多い。直島に高山、そしてこの八丈島も。特に意図したわけではない。一通り回って2巡目に入ったわけでもないし、記憶を辿りたいこともない。ただ、ちょっと立場を変えて来てみたらどう感じるのだろう、という興味は影響しているのかもしれない。

 


大学2年の頃に(ゼミの合宿のようなもので)滞在した八丈島は、島酒と温泉、そして強風を思い返す旅先だった。屋上で空をみながら、八重椿を車座で空け(製造ロットが違ったのか、1本目と2本目で味が違っていたのをはっきりと覚えている)、梁山泊青酎の原酒を頂いた。当時はまだ日本酒といえば飲み放題の安酒で、すぐに倒れ、良くわからない駅で終電を逃す麻薬だった。つまり、焼酎ばかりを呑み、集めていたころのこと。

 

懐かしの島には春休みと称して、まとまった休みをとって東京都心でも三宅島でも、どこかでちょっと見て回るのもありかと構想していたが・・・前後かっちりと仕事を固められ、定番の土日弾丸旅となってしまう。

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***


金曜、終わってない仕事を振り返らず、18時半の新幹線で東京を目指す。自由席だけど1本待って先頭に並び、なんとか窓側を確保する。携帯も充電できて一安心だ。迷ったが、まだ飲まない。

21時半に竹芝桟橋に集合する。予想以上に人が溢れていて、少し焦る。

 

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乗り込んだのは真っ黄色(とはいってもその特徴が際立ったのは翌朝だが)の橘丸、最近作られた割と新しい船だ。

座席は2等のカーペットだけど、雑魚寝ではなくて一人一人スペースがパーテーションで区切られていて、頭上ロッカーも鍵付きといかにも今風なつくり。

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10名の区画に、我々5人と向かいにご夫婦ひと組。騒がなければいけると踏んで、桟橋の売店で調達していた「ジョナリー」を開ける。

麦焼酎で長期熟成原酒を混ぜたもの、そういえば前と同じ年仕込と書いてあったが、そんなに原酒あるのかな?まま、厳密さを追い求めるものではない。

 


適度に飲んで、そのまま転がるのみ。

 

翌朝はやっぱり三宅島接岸の放送で目がさめる。体はまだ寝ているので、外に様子を見に行くことはせずに再び瞼を落とす。御蔵島を経て、9時に八丈島に到着する。今日は波の具合で普段のメインターミナルとは逆側に接岸した。こちらは簡素な突堤と待合室があるのみ。裏口から上陸ってこと。


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橘丸の何と黄色いことか。離島航路よろしく、備えつけのクレーンで次々にコンテナが下されていく。カーフェリーではないので、後ろはスパッと切れ落ちている。

 


船体の背後には八丈小島と、大きなイカ釣り漁船、いやこちらもクレーンを備えた貨物船のような…拡大すると「あおがしま丸」の文字がみえる。これが、異世界へと誘うあの船か!今回もまた、国境止まりだけど。もし東京住まいになることがあれば真っ先に目指したいところ、憧れの島、ある意味で小笠原よりも。

 


さて、港にレンタカー屋さんの送迎車が来てくれていて、ワンボックスカーで事務所に向かう。レンタカー事業以外にも色々手広くやってそうな事務所でここにも離島感あり。なんでも兼業、誰かがやる。そして、借りるシエンタがなかなかすごい。「この前軽自動車しか運転しない人が使ってこうなった」という、内輪差とはの教科書に使えるぐらい左側がバキバキに凹んだシルバーのやつ。もちろん、先代の型式、ついでに言うと、怖いぐらいにブレーキが効かない(笑)

まま、次の車検まで頑張ってくれればスタンスなのかな。島でそんなにスピードも出さないわけで。

 

 

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1泊2日の滞在、温泉も重要な目的地のひとつ。何ヶ所か巡るなら都度払うよりもフリーパスの方が良い。温泉だけのチケットはないので、町営バス乗り放題+温泉入り放題の「バスパ」を調達する。町営バスの車庫へ、バス乗らないのはバレバレだが、職員さんは「賢い使い方だと思います」とにこやかに。

これで収支的に多少なりともバス運営にプラスになってくれればなにより。温泉はほぼ固定費、バスは変動費だ。

 

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さて、お昼ご飯に目星をつけてる明日葉うどんのオープンまで、酒屋を物色してみる。もちろん、豊富な島酒…に加えて、獺祭やら各地の相当有名な地酒が揃っている。確かに日本酒は島外から持ってくることになる、しかしここまでの銘酒を揃えるとは。八丈島の酒飲みはレベルが高い。

 

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スーパー横にある八丈ファームカフェも物色、ジャージープリンが美味しそうだということでこちらはキープしておきつつ、明日葉うどんへ。

 

3/10〜11 18きっぷで北陸高山ぐるっと旅(その4)

昼食場所を探しつつ、集落の反対側まで歩くと、どぶろく祭りのメイン白川八幡神社にたどり着く。そして、現地についてようやく「祭りの館」が冬季休業であることを知る。むむむ、どぶろく、飲みたかった。

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神社の由緒書きは白いペンキで手書き?されたもの。半分以上をどぶろく祭りに費やしている。奥深い白川郷では嗜好品も自給自足、どぶろく酒がまさに潤滑油だったと。酒税法の例外で造られているが、販売はできない、境内で飲むこと。と、いうことは祭りの時でなくとも、館が開いているときに行けば飲めるのか?でも、どぶろくか雪景色か、同時に楽しめないことも事実。どちらを先に取るか。確実なのは前者、より惹かれるのは後者 悩みは尽きない。

 

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そして、この神社、絵馬がけしから・・・いやすごいことに。アニメ(ひぐらしのなく頃に)の舞台らしく、聖地巡礼の対象に。でも、なかなかダークなシナリオみたいで地元の方々にはどう受け止められているのかなと。絵馬のデザインに使われているってことは、それなりに前向きな受け取り方をしている、と願いつつ。まま、神社で絵馬とかちょっと見るのは社会の鏡のようで、あまりお行儀良い所作ではないけど、軽く目を通すようにしています。

そういえば、直近、秋の京都縁結びの社で「誠実な金持ち医者と結婚できますように」という戦々恐々なネガイゴトを目にしたっけ。

 

 

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この神社が集落の端かと思いきや、まっすぐな街道が少し折れて先にも数軒、こちらはさらに人が少なくて(団体用の食事処とバス待機場所があったので、そういう意味では玄関口になっているが)、観光地感はさらに薄れる。ちょっと轍にそって雪原へ分け入ってみる。

ようやく、おまけ程度だけど雪乗せた合掌造りを発見!

近づいてみると他も脇に雪を落としたばかりで、名残のつららがびっしりと。

うーん、2月中であればみれたのかな?先月のアクシデントが悔やまれるが、今更どうにも。なんとなく歩き回って、結構楽しめて満足

 

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ただ、空腹は満たされず。残り時間30分ほどで、本格的に軽く買い食いで茶を濁すしかないと半分あきらめつつ、道すがら土産物屋の入口に「中華そば」の看板あったのを覚えていた。検索してみると、評価高いやないかと。よし、ここに行くしかない。

 


店に入って右手前部分は普通の土産物屋さんで、左奥が食堂になっている。ピークの時間は過ぎていると思うが、結構お客さんが入っていて、みな中華そばを啜っている。流れに続く。

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ほどなくして出てきたのは、本当に端正な、これぞ中華そば。透き通った醤油スープは出汁がきいていてにごりっけがない。自信はないけど、化学調味料的な風合いが感じられない。鶏と昆布で超正統派。650円は相当お値打ち。観光地にして非ツーリスト価格のちゃんとしたお店、この発見は嬉しい。

 


そんな中華そばに満足しつつ、再びバスに乗り込んで高山へ。

 

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ここでの乗り継ぎは約2時間、足跡的な意味で、どこかで御朱印を頂きたいと高山天満宮へ。そしてここで、3.11の14:46を迎える。この地でもサイレン境内で黙祷を。東京の地下鉄で揺れたこと、ひたすら歩いて帰ったこと。南三陸のいろんな風景、そして岩手へ。思い返すことは多い。

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昨日汗を流せていなかったので、銭湯にササッと立ち寄る。さっぱりして、いざ、酒を呑まん。

 

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と、思ったのだが、ええ、こんな観光地でタダで酒を飲ませてくれるなんて、酒蔵さんでもそんな甘い話ないです・・・よね。少しずつ課金しながら、むむむ、味的には・・・で、結局行きついたのは高山ではなく、古川の蓬莱だった。

そんな酒に溺れる自分と、飛騨牛の握りに列をなす人々。どちらが残念なのか。

さておき、やっぱり高山(とか阿蘇とか)観光地観光地した場所はやっぱりちょっと空気感が合わない。

 

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さて、帰りは18きっぷ2,400円にこそ意味がある。高山本線JR東海の快適だけど無味乾燥なディーゼルカーに揺られて南下していく。幸いだったのはずっとクロスシート車を引き当てたということ。

次は郡上八幡とか下呂温泉(川辺の露天風呂が気になって仕方ない)を目指してくかな。

3/10〜11 18きっぷで北陸高山ぐるっと旅(その3)

金沢から白川郷経由で高山へ抜ける。高速バス乗り継ぎも考えたが、JRの観光つきバス(三ツ星街道バス)が値段的にもちょうど良いと発見、別に観光ガイドはいらないけど、五箇山にも寄れるしいいかなって。

 


金沢駅を結構な乗車率で発車したバスは、倶利伽羅峠を越えて富山県へ。今回は何事もなく砺波平野を南下して(さすがに、少し古い車両とはいえ煙吹くなんてこと再びは困る)長い長いトンネルに入る。抜けたらそこが五箇山、ってこの時になって、五箇山の合掌造りは点在していることを知る。まま、下調べせずにいろんな発見を、うん、中途半端に路線バス乗り継ぎ移動にしなくて良かった。

 

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インターおりてすぐが世界遺産の菅沼集落、こちらは車窓から。

十分な迫力あるけど、これでも白川郷にくらべると小さく、1軒にひと家族的な生活、そして環境が厳し過ぎて長男しか世帯を持てないという・・・まさに日本残酷物語な民俗の世界。マレビトが文化を持ち込む、ここでは流刑されてきた遊女だったらしい。

下車観光は菅沼から10分強走った、五箇山の総合案内所がある上梨にて。村上家の入場料は街道バスに含まれているので乗客皆で「こきりこ節」を鑑賞し、慌ただしく出発までの時間で周辺をみてまわる。

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多くは対岸の「流刑小屋」をみて戻っていくが(こちらも、朽ちかけた掘立小屋になかなかリアルな人形が座っててシュールな代物、ちなみに再建らしい。豪雪に負けたとか)もう少し足をのばして丘の上にある「羽馬家」の合掌造りまで行ってみる。こちらも村上家に劣らない立派な大きさの建物だが、いまは特に使われていないようで良く見ると痛みが各所に・・・使い道も難しい(宿にするとしてもいろいろ改修とか、何かと管理も大変だろうし)のだろう。このまま朽ちていくのはもったいないし、潔く取り壊すわけにもいかないだろうし、という宙に浮いた状態に感じられた。

その後、どうやら茅の葺き替えとか手を加えられた模様。

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再びバスに乗り込み白川郷へ。車窓からは・・・ちょっと期待していた雪景色も、屋根には乗っておらずでまま、残念。それでも集落はまだまだ雪深い。ここで昼食込とはいえ2時間のフリータイムは少し長い。

 

まずは、集落を見渡せる展望台へ。登っていく道は「立ち入り禁止」という看板立っているものの、誰も守る気配も、見張る人もない。とりあえずなんかあった時に責任問題にならないため、立てたのかな?レベル。展望台までのシャトルバスが出ているが、時間もかかるし、なにより全員がそれを利用したら瞬く間にあふれる。完全に二枚舌といったところ。

そんなわけで、てくてくと登っていく。基本は曇りだけど、一瞬日が差して影ができる、レンズを向けるもすぐに薄れていく。そんなのに一喜一憂しながら上まで。集落全体とか、路地にそってとか、合掌造りの密集地帯に絞ったりとか、いろんなアングルで撮ってみる。

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結論、雪が乗っかってる時に、また来たい。

 


確かにこれは美しい冬景色なんだけど、でも、もっと美しいはずだろうと。積もってても、展望台から見渡せるぐらいには視界があって・・・とか欲望は尽きないね。

集落にもどってきて、さて昼飯どうしようか、こんな超観光地で一人飯なかなか難易度高い、コンビニはない。だからといって団子で済ますのは、負けでしょう。そんなこと考えながら、ちょうどいい食事処がなくただただ集落を歩き回る。

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もう一つの目的地として楽しみにしていたどぶろく会館は・・・冬季休業中でしたとさ。