岩手から旅日記・大阪編

週末、東北をあちらこちら。→17年春から大阪へ。

8/5〜6 奈良を巡る旅ラジオ、古都と高原へ(その1)

毎週のように旅に出ていた夏、8月最初は近場の奈良へ。旅ラジオのリスナー旅行に参加してみた。


初めてお会いする方ばかり、3年前に飛び込んだトリッピース旅のわくわくと緊張が思い返される。少し切り口は違えど、今回も旅に前のめりな人々が集う。 

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***

  

昼過ぎに奈良駅に集合して、初日は市内観光&ゲストハウスで1泊の行程

奈良は近くなったので、GWに続いて3か月ぶりの観光(仕事では、ちょくちょく来ている)、行先は、同じ東大寺あたりだけど、またちょっと違った視点とガイドを楽しめること期待しつつ。

 

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まずは、ひがしむき商店街から猿沢池の方へ。観光客向けと、地元の買い物客向けが混じるちょっと面白いアーケードだ。池の方は、真夏で水不足なのか、だいぶ干上がっていて、ちょっと青臭い空気が漂う。夜には灯篭で照らされるらしいが・・・水面に上手く反射するのか不安である。

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興福寺五重塔を見上げつつ(今思うと何故かだが、数百円をけちって本堂は見学せず)奈良公園の方へ向かう。

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あまりにも暑い。鹿たちも日陰で消耗を抑えてやり過ごしている・・・のもいるが、煎餅目当てに観光客にすり寄るものも。それぞれの、生存戦略

 

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東大寺の大仏は、相変わらずのスケールで、やっぱり金ぴかでないおとなしさが日本っぽい。でもやっぱりロータスに浮かぶいろいろがアジアっぽい。

大仏殿が、良い日陰という側面も否定できず、ある意味つかの間の癒しではあった。

 

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奈良は盆地で夕立は茶飯事のこと。雨雲レーダーみて、空をみて、すぐそこは大雨。この辺りはまだまだ大丈夫、そのまま降られずにしのげるか、ちょっとしたアトラクションみたい。

 

地図に詳しいパーソナリティから様々にガイドを頂きつつ、春日大社へ、若草山へと登っていく。汗が噴き出る、塩となり黒服に模様が着く。脱水症状がこわい。

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そんな中、「彼なりの、生存戦略」を体現する個体と遭遇する。
我々は素通りしたが、やっぱりここが安定的に食料を得られる場所なんだろう。

前回も感じたんだけど、若草山の傾斜地、入場料を払って登る意味?食わず嫌いなのか、みななんとなく吸い寄せられていくのか。グーグルマップではそこまでネガティブな意見ないので、やっぱりいいところなのかな?

 

春日大社は、御朱印帳を忘れてきたことを後悔、時間的にも閉館ギリギリでちょっと駆け足。宵の帳、ちょっとレトロな飲み屋通りが画になる。

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JR奈良駅近くのカフェで晩御飯、予約していたとはいえ人数も多かったのでそれなりの時間に。

高速バス乗車記録 金沢→大阪

大阪-金沢線
2018年2月4日
金沢駅前16:46 → 22:04阪急三番街
阪急バス 運行便

 

往復割引使ってこそなので帰りも阪急バス便で。

金沢は寒波の予報通りで時折凄まじい風と雪が吹き付ける。少し不安になるが、ダメならサンダーバードと思いつつ観光してすごす。16時半過ぎに金沢駅バスのりばへ。

 

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40分過ぎに兼六園下始発のバスが入線


運用的には車両も乗務員も日帰り往復の様子で、行きとは異なるスーパーハイデッカータイプ、車内は同じつくりでそれなりにしっかりしたつくりの独立3列シート、ただしカーテンやコンセントの設備はないので夜行バスとしては設備やや見劣りするかもしれない。昼行便ならこれで十分
ナンバーは往路と近いので、同じ08年式と思われる。同じ車両じゃ面白くなかったのでちょうどいい。

ほとんどの乗客は金沢駅から乗り込むわけで、乗り場の係員が狭い荷物室に折り重なるパズルのように詰めていく。
満席予約のようだが、途中からの乗り込みもあるみたいでパラパラと席が空いた状態で出発する。

金沢市内はやはり雪で渋滞発生してて、北陸道に入り小松の時点で15分遅れ。
ここで2人が、尼御前PAでも2人が乗り込んで予約通り28席満席となる。

車内モニターも往路よりは綺麗なもの(というか、液晶に取り替えられている)で、車内設備の案内もこちらの映像を使って実施、乗務員からは追って補足説明、なのだが、風に振られながらの走行で神経を使うのだろう、途切れ途切れで行われる。
たしかに多少の横揺れはあるが、バス自体の自重がかなりあるためか安定感を揺るがすほどではない。

雪よりも風が気になる石川県から、
福井県に入ると雪の方が条件悪くなっていく。永平寺のあたりからは積雪で路面が真っ白になっており、アナウンス入り減速運転へ。福井市を過ぎると通常の巡航速度に戻り北鯖江PAでの休憩へ。18:09着・24発


しかし、その先の滋賀県への山越えは雪で完全に詰まる。止まることはないが、時速30〜40kmで前に続いて進むのみ。これが1時間弱続いたか。もうこうなれば仕方なく、無事に着くことを願うのみだ。特に案内はないが、車内皆が状況を理解して穏やかなまま。

山を下って、琵琶湖に並ぶあたりからは走行側淀みつつも追い越し車線が空いたようで通常の速さに戻る。
多賀SAには20:08着、25発

 

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発車後に現在約50分遅れの旨アナウンスあり。あれだけノロノロ渋滞だったので、仕方ない。

京都深草には45分遅れで到着、8人ぐらい降りていく。駅前まで行けば所要時間伸びて主要の大阪方の需要を取り込めなくなるし、深草自体鉄道駅へのアクセスも良いので妥当な落としどころと思う。

高槻は通過して、千里ニュータウンへは40分遅れで到着、1人下車。次の新大阪では4人

遅れを少し巻きつつ、三番街へ滑り込み。往復ともに遅れたが、半額以下は魅力的だ。その分、呑める。

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高速バス乗車記録 大阪→金沢

大阪−金沢線
2018年2月3日
阪急三番街8:00 → 13:00金沢駅
阪急バス 運行便

冬の合掌造りをみたく、雪の北陸へ。
高山か金沢か、起点を迷うが距離と海の幸の観点から。

大阪から金沢までの移動は特急サンダーバードが一般的、2時間半で片道7,000円強がメインルート。ここから比較して、バスはどうか。
JRのグラン昼特急で5時間、週末なら5,000円、阪急は京都駅によらないので4時間半で4,400円さらに往復なら7,250円まで下がる。サンダーバードの半値

グランシートでなくとも、3列独立タイプなので、簡素なものであったとしても快適さは担保されているはず。

コスト重視で往復バスに決定
とはいえ、往路が満席だったので、一旦グラン昼特急を予約しておき、空いたタイミングで阪急に乗りかえ。


***

阪急三番街は梅田の奥深く。
便数もJR側と比較して多くない。四国方面は行き先の重複もあり誤乗防止にも統一ターミナルが欲しいところではある。アクセスが良いJRに揃えるにはキャパシティが足りないのだろう。

7:45頃に到着すると朝のピークで3線の乗り場が全て埋まる。電車同様に落ち着いたデザインの阪急バスが並ぶ。
有馬温泉・洲本・徳島・松本…ときて、50分発が出てからやってきたのが金沢行き。

 

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エアロエースの独立3列シート、座席に少し古さは感じるがしっかりとした造りで腰まわりのホールド感がちょうどいい。

調べるに、08年に1台だけ導入されたHDタイプで夜行仕様の割に、昼便のみのこの金沢線メインで運用され続けている様子。
車内の路線図は金沢・富山・新潟・松本に絞られており、北陸方面の中長距離線向けとして使用している様子。

さて、座席指定から予備席の1B以外はすべて埋まり28人の予約が入っている。
そのうち18人が始発からの乗車でちょっと週末出かけるような、軽め荷物の若い女性が多い。

定刻に動き出すが、やはり市内・新御堂筋の渋滞にはまり千里ニュータウン発車時点で20分遅れ。ここまでは倍の所要時間がかかっている。
新大阪から3人、残りは京都深草から。

名神高速は混んでいなくて遅れを保ちつつ北上していく。深草発車後に、休憩を多賀SAでとる旨アナウンスが入る。

 

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10時過ぎに1回目の休憩で停車、同時刻発の松本行きが先に到着していた。
コーヒーでも飲みたいと思ったがコンビニ併設ではなく自販機は味気ないので断念して戻る。

きっちり15分の休憩を取って発車する。彦根あたりから車窓に雪景色が広がり始める。それでも路面は乾いているので全く問題はなさそう。

通路側で景色を眺めるにも限界あり、読書をしつつ、うとうとしつつで過ごす。3列独立シートはやはり心持ちも楽だ。

2度目の休憩は北鯖江PAで11:18に到着、現在15分遅れでこのままのペースで進む、休憩も法令で定められてるのでと丁寧なアナウンスが入る。今回は外に出る人半分ぐらいか。

尼御前PAから降車扱いが始まり、北陸小松で数名下車したようだが残りは通過していく。金沢西インターで高速をおりるが、ここから渋滞でなかなか進まず、多少遅れは拡大して金沢駅に到着した。

大半の乗客はここまで。

 

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7/29〜30 夏の長野旅① 廃村キャンプ&日本のチロルへ(その3)

翌朝はなぜかラジオ体操から。
昨晩の残りを味噌汁に入れたり、焼いたりで片付けつつの朝食

 

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日が昇るとすかっと青空が広がってくる。紺碧の空!というほど標高の高いところにいるわけではないが、清々しい夏を感じる。

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集落を少し散策してから山を下る。やっぱり結構遠くて、廃村になったのもわかる気がする。山を歩いていた時代は宿場として適当な位置にあっても、車社会になっては一気に抜けれるし、トンネルができてしまえばなおさら。

道の駅で諸々を返却して、下栗の里へ向かう。こちらも山ひとつ越えた先なので、少し距離がある。
その前に、2日連続の蕎麦

元善光寺の入り口あたり。

 

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昨日の感動と比べてしまうと、残念ながら少し見劣りするが、
長野といえば、やっぱりこれ。

 

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山道を抜けると巨大な構造物が現れ、長大トンネルのバイパスを進む。
峠道などなんのその。ただわざわざ造るほどの需要があるか?ではあるけれど。
ただ、目的地の下栗はさらに登りかえした先にある。

ここからは完全な山道。ヘアピンカーブを繰り返しながら標高を稼いでいく。集落手前まではセンターラインこそないものの、離合には苦労しないそれなりに整備された道。

 

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視界が開けると、日本のチロル称されるらしい里へ。
平家の落武者なんとかの謂れがあってのパターンではなく、縄文時代ぐらいの遺跡が近くにあるというので、山の中で水がとれたか、多少なりとも整地ができるエリアだったのか。ちょっと不思議な集落である。大平宿のように、街道の拠点ではなく、ここはどん詰まり。

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それでも、俯瞰できる展望台を整備したり、ちょっとしたカフェをつくって在来種の芋を販売したり、地に足つけた観光地として整備できた良い例だと思う。
大きく人口増加や、子供が増えるといった発展は望めなくとも、それなりに認知されながら、日本の原風景的な意味合いで記憶に留められるわけだから。

 

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その展望台へは、駐車場からアスファルトを少し登り、杉林をほぼ等高線に沿って拓かれた山道を15分ほど歩いたあたり。ちょうどいいアングルになる完璧な位置にある。
案内板には集落のお年寄りも総出で整備したとあり、ちょっと昔の言葉でいえば、内発型の観光開発で規模は小さいけれど好例といえそう。駐車場も集落のうえ、南アルプスをのぞめるちょうどいい場所にあり計算しつくされている。

在来のじゃがいもは密度が高いぎゅっとしまった実で、今風の品種ではないんだろうけど、焼いて醤油をかけると美味しい。バターにも合うはず(試せていないだけ)

長野県もまだまだ知らない場所ばかり。

 

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帰りは最終のアーバンライナーで。
鶴橋まで2時間、旅疲れが残らぬよう、寝て過ごす。

7/29〜30 夏の長野旅② 廃村キャンプ&日本のチロルへ(その2)

大平宿へは曲がりくねった県道をひたすら登る。離合も困難な典型的な山道といったところ。携帯の電波も入らない、GPSも谷間に振られて正確な位置を示せない。だいぶ登ったと思ったら、それは大きな誤差・・・
そんな感じで飽きたぐらいに古い鳥居が見えて、ようやく到着した。

 

宿として鍵を受け取ったのは一番手前の建物。古民家といえば、聞こえはいいのだが、福島中里のそれと同列に扱ってはならない。

忌憚なく申せば、それは廃墟だ。扉が閉まらない、いや、正確を期するなら、扉が崩落して外界と直結している。障子がもはや体を成していない。

そんなワイルドなキャンプ(いや、テントを張る方が万全であるが)だけど、仲間と過ごすなら、愉快な思い出である。そしてそこに、お酒があるのなら。

 

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昨年からのキリンビール47都道府県シリーズを持ち寄って、清水で冷ます。だだし、量が尋常ではない。
キュウリとトマトで涼しげさを演出するも、黄金色の存在感を打ち消すには遠く及ばない。


結局、冷やしきる前に、少しずつ減り始めるわけですが。

 

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床を掃いて、火を起こし、安全な水回りを確認し(建物のトイレは使えたものではない。虫が多すぎるし、臭いもあまりに強烈だった。隣の建物近くの公衆トイレ、おそらく、宿として開放するに当たり作られたものと推測する、簡易水洗で使用に耐えるレベルだった)とりあえずひと段落で集落を散策

 

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学校の跡地が、平屋の古き良き木造校舎でいうことなし。
夏の間は、住みつつカフェと民宿な家も上の方に数軒あり。聞くところでは、もともとの住民関係ではなく、移り住んできたらしい。ちょっといい雰囲気だけど、だいぶ奥地に踏み込んだなと。
我々の少し下流の家は、もともとの住民が管理しつつ、宿としても開放しているらしい。着いた頃は持ち主が掃除に訪れていた。こちらは、やっぱり少し手が入っている。
散歩して下った先には、林間学校的に滞在している学童のグループ。
いい思い出になるだろうな、晴れていればここの星空は最高に違いない。
引率の保護者の皆さまは大変かもしれないけれど、どうか無理のない範囲で。

飲みつつ、焼きトウモロコシや枝豆、燻製を片手に夜は更けていく。

7/29〜30 夏の長野旅① 廃村キャンプ&日本のチロルへ(その1)

大阪に来ておとなしくしていた土日はあっただろうか。毎週のように旅を続けていたころ、そして繁忙期を迎える平日とのバランスも崩れ、倒れるように旅をしていた夏のはなし。
関西にいると、長野は近いようで、ちょっと遠い。でも、岩手から野辺山いったことにくらべれば、格段に近い。ことしも夏の長野旅、前哨戦として大平宿へ。
廃村に泊まる田舎体験

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***

集合は名古屋駅、そこまで朝早くないのでアーバンライナーで向かうことにする。前日までに金券ショップと予約は済ませておいたが、体力が全く回復していない。夏バテではない、単に追い込み過ぎなのである。

道中もほぼ寝て過ごすが、酔っているような微熱があるような、気だるさの中義務的に移動する、という表現が正しいのかもしれない。それでも、寝れば少しだけ、楽になる。

大平宿麓の飯田市へ乗り合わせて移動する。運転役ではなかったのがこれ幸い、でもやっぱり体調は優れない。悔しいが、食事が喉を通る自信もないほどに。
深い谷を突っ切っていく中央道は初めて通る道だ。星空で有名になった阿智村も飯田の手前、ようするに、何もない。


2時間と掛からずに飯田ICを出る。昼食はなんとなく検索で引き当てた高台の蕎麦屋へ。ナビがとんでもない農道よりも細い道に誘導していく。広域農道的な少し広い道を経て、りんご農園の合間に目的地あり。

 

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これが大当たり。太打ち十割のいなかそば+天ぷらで1,600円だからはっきり言って高いんだけど、そしてなんかゆったりしたロケーションの割にメニュー表はきりりと張り詰めている感もあるんだけど(混雑したら天ぷらは×と赤書きしてたり、薬味の追加は有料ですと下線強調していたり)、でも、でできたそばですべて和む。なにより、天ぷらを食べきれるほどに回復している。

噛めば噛むほど味が出る蕎麦と、道中食べたい!と話していた稚鮎の天ぷらに感動し、心豊かな昼食だった。

ここから東京組と合流するまでしばし買い出し。


ローカルスーパーに行くべきと、イオンを素通りしてバローへ。いやここも中部の大資本系なんだけど、イオンよりは良いのかなと。
探し求めるは西瓜なんだけど、今年は不作で高いらしく、手が伸びる価格のものがない(1玉3,000円じゃ、ちょっと躊躇いしかでてこない)
とりあえず、とうもろこしに燻製用のチーズに、肉に味噌にあれこれ。

一通り済むころに、手続きを終えてきた本隊と合流して山の上へ。

目的地は、意外と遠かった。

 

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高速バス乗車記録 名神ハイウェイバス名古屋→大阪

名神ハイウェイバス大阪線

2018年1月13日
名古屋駅新幹線口20:10 → 22:56大阪駅JR高速バスターミナル
西日本ジェイアールバス 運行便

 

帰りは大阪行きの最終便で。
片道運賃に対して、往復の割引率が高いので揃えてこそ。

 

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発車5分前に乗り場へ。この日の昼行便ではほぼ最後、夜行にはまだ早い時間で閑散としている。
改札を済ませて車内へ。
乗客は35人ぐらい?改札のタブレットでは埋まってても乗ってこなかった席がいくつかありそう。

今回は運良く隣席なし。
行きの悪夢と帳尻合わせ。

車両は新しくなって14年式のガーラハイデッカー、車内構成は行きと同じ標準タイプ。

少し一般道を走って烏森から名古屋高速へ。渋滞の要素はなく、街中の高架を流れて行く。車内は自分含め飲み帰りも多くて寝静まる。

道中追い越して行く車が照らすのは大粒の雪、積もるほどではなさそうだけど、まさにしんしんと降っている。
21:25到着予定と言っていたまさにその時刻に甲賀パーキングに到着、10分の休憩というが明らかに寒いし、売店もしまっているのでそのまま席で待つ。
駐車場の片隅では除雪車が待機していた。

ただ、まだ冬道になりそうなかんじでもなく、路肩にうっすらレベルなので融雪剤を散布してれば問題なさそう。スピードを落として走るわけでもない。ただし、交通量は時間のせいもあるのかかなり少ない。このバスが冬タイヤに交換してあるのか定かではないけれど、京都まで出れば雪も落ち着くだろうし、乗客としては心配しても何にもならないので、ただ目的地へ運んでくれることを期待するしかない。スピードを緩めているわけでもないし、大丈夫でしょう。

少しウトウトしていると、京都深草に到着のアナウンスが。こちらで4人下車、駅に近いからわざわざ京都便に乗る必要もないか、そしてこれは最終便でもあるわけで。
少し身軽になったバスは、高槻通過しながら快調に南下していく。御堂筋におりて千里ニュータウンで3人降りていく。残りは終点まで。大阪駅界隈についたのは45分ごろだったがここから信号に何度もつかまり、定刻少し早いレベルでターミナルへ入線。

夜行バスが出発待機中

 

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東京よりも広島よりも、先に出るのがなぜか名古屋行き。京都に寄るためなんだろうけど、ちょっと不思議な並びだ。そして、満席の表示…あの4列で夜を明かすのは、もう体力的にできないだろうな。

高速バス乗車記録 名神ハイウェイバス大阪→名古屋

名神ハイウェイバス大阪線

2018年1月13日
大阪駅JR高速バスターミナル10:30 → 13:23名古屋駅新幹線口
西日本ジェイアールバス 運行便

 

名古屋まで日帰り、王道は近鉄特急の回数券を金券ショップで調達なんだけど、なんとまあ17年末で近鉄がそのチケットの販売をやめたらしく、相場も高騰
代わりに会員登録してのチケットレスサービスを割り引いてるらしいが、年に数回のライトユーザーには利便性が悪い。
片道6千円弱する新幹線も急ぎでなければ高嶺の花。出張なら使うけどね。

というわけで今回はバスで向かうことにする。名古屋まで3時間、往復で4,660円と新幹線の半額以下、ただし片道2時間余計にかかる。つまり、これを3,500円で買うか否か。新幹線と比較して、時間あたり2,000円安ければ路線が成り立つという。なるほど、ぎりぎり合致する。それなりの高頻度ででている理由もよくわかる。(以前愛用していた仙台ー盛岡のアーバン号も同様の計算が成り立つ)

***

 

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というわけで、発車10分前に大阪駅直結のバスターミナルへ。
すでに改札が始まっている。
お茶を隣接のコンビニで調達して車内へ。2次元バーコードで改札は初めてか。いつも紙に丸つけるタイプだもんな。

予約で満席らしく、ぎっちり詰めた車内で定刻に出発する。

車両は08年式のガーラ4列シート後部トイレの中距離線仕様、要するに普通の高速バスタイプ

 

隣席との間に仕切りがないのは、こんな満席だと辛い。そして、運悪くも隣がわりと体積あって圧迫される。肩が席に着かずの落ち着かない体勢がやっと。

うん、こればかりは確率の問題だ。


さて、落ち着かないのは私の置かれた状況だけで、御堂筋を名神高速に向けて淡々と北上していく。江坂の先で故障車渋滞が。これで10分ほどのロス
千里ニュータウンからは1人乗車、1人が予約なしで断られる。
名神高速は追越車線はそれなりに流れているが、左側やや淀みがち。高槻バス停に入るために走行車線の後ろにつく。結局乗車はなし。

京都深草では先着していたのもJRバスの名古屋行き。どうやらそちらはかっちり定刻で走っている。深草から1人乗り込み、人数確認して発車する。

新名神に入ると車がどっと少なくなる。だからといってかっ飛ばさないのはさすがJRバスか(阪神なら最高速度で!だろう)
休憩の甲賀パーキングには12:08着、20分発の案内放送で外へ。先を走っていた神戸便と並ぶ。

 

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風はないが、相当寒い!

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御在所岳伊吹山が雪化粧

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そして忍者尽くし。

パーキングを発車するとトンネルをいくつか越えて気付けば三重県へ。
渋滞もなく目の前の高層ビルが徐々に大きくなって行く。

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10分の遅れもとりかえし、定刻かっちりに名古屋駅に到着。

 

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7/22〜23 どこかにマイル旅② 大雨の秋田から山形へ(その2)

2日目、やっぱり天気は荒れ模様・・・というか、秋田県は相当な水害になっているらしく、横手大曲方面はかなり浸水&がけ崩れという話。とはいえ、秋田空港に車を返して戻らなければならないので、もう一方の日本海側ルートを。羽黒山に参る時間はなさそうだし、鶴岡市内で少し立ち寄りつつ、北上する予定にする。

 

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朝食にまたズッキーニを焼いてレトルトカレーを。本棚にあった、ゲストハウス巡りの本、確かこのイラストレーターって沖縄とか離島めぐりのイラスト旅本書いてたなっと。ただ羅列しているわけではなくて、ちゃんと自身でまわったのでしょう、率直な体験がゆるーく書いてあって一気に目を通す。鹿児島のガラムマサラがどーんと一章割いてて懐かしさこみ上げてくる。宝島の帰りに、なんとなく市内から対岸に流れて火山灰に降られながママチャリ1周したり、苦手な犬に追いかけまわされながらものんびり過ごしたっけ。
紹介されてる中で、南知多の「ほどほど」がとっても気になる。アクセスは名古屋まで近鉄でいって、あとはレンタカー?名鉄?まだまだ愛知県って旅的な感じでは全然回れていない気がする。

 

 

さて、早め早めでと8時過ぎには出発して鶴岡へ。梅雨らしく際限なく降ってくるけれど、災害になるほどではない・・・と思ってたがそれは後に間違いと気づく。この時点では小一時間は観光する時間あるだろう、泊まって帰るだけではね、という心持ち。

 

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鶴岡アートフォーラムでの「東北画は可能か」展へ。東北芸術工科大学という山形の大学(仙台~山形の高速バスで通う学生も多そうな位置だが、それゆえに人をあつめるところもあるのか)で、山形ビエンナーレの仕掛けもここ。

震災前から始まっていたプロジェクトらしいけど、3.11があってこその存在感も正直あるかと。東北でだいぶ過ごしてから作品をみると、みちのくの民俗的なものを丹念に拾い集めているのが良くわかる。宮本常一の頃みたいにひたすら歩いて聞いて記しての手法から、いかに注目を引き寄せるかの視点を加えた現代的な表現への変化ということかな。

語らずの湯殿山が、割とはっきりかいてあったのは少し笑えるが。

 

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全然混んでなかったので、いろんな旅先記憶を手繰りつつのんびり鑑賞する。
気が緩んだのか、折りたたみ傘を忘れて、引き返す。


そこから秋田空港へ。
高速が使えない・・・空港への道が割と封鎖されてて、一気に焦燥の感覚へ。
ともあれ、日本海東北道はつかえないので国道7号を淡々と流れに沿って進むしかない。御朱印集めたいなと寄りたかった出羽国一ノ宮(鳥海山大物忌神社)もスルーせざるを得ない。
道の駅岩城でつかの間の休憩&情報収集、どうやらここから県道44号で内陸に入るルートは使えそう。

ではなかった。数キロ進んだところで車止めが。でも、それしかない、他に情報がない。レンタカー屋に電話、とりあえず戻ってくればOKと。聞くに陸の孤島、というほどには至っていないらしいがだいぶ混乱している様子は感じる。
一旦8号線に戻り、ひとつ北のアプローチ、県道240→65号ルートで再び接近を試みる。雄物川手前でがっつり浸水した水田エリアあるが、停まらなければ大丈夫と徐行でやや強行突破。でも、渡ったところで南からは空港に入れない。

 

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ここでJALにも泣きの電話。最初は最下位ランクのどこかにマイルチケットだからか、時間までに着かなければ放棄とみなすと突き放されるも、事情を話して(並行してダメもとで最終便の予約をとって)一旦電話を終える。彷徨っているとほどなくして折り返し連絡、予定の昼便が15分遅れになっているのを理由にして(これがいわゆる忖度なのか、偶然制度的にラッキーだったのかは不明だが)最終便に変更してくれることに。

これでどうにか帰る算段は立った。あとは空港までたどり着ける道を探すのみ。

 

西側から時計回りに届きそうな路地を進んでは戻り繰り返す。

空港道路も土砂崩れで通行止め…だったが、その側道が何とか通れるようで、空港バスも迂回運行していた。

 

14時半にその側道と国際教養大学の構内を抜けて、なんとか秋田空港に到着。ちょうどカウンターで手続きしたころ、乗る予定だった飛行機が離陸していった。さて、3時間待ち。

売店も17時で早仕舞い。新幹線が止まってしまったようで東京行きは空席待ちにかなりの人数が。一方でたどり着けない予約客も多くてどんどん繰り上がる。

 

そんな光景を見つつ、ひたすら待つ。

最終便は予定通りやってきた。

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空から見ると、雄物川流域ががっつり浸水しているのがわかる。何はともあれ、帰れて一安心。 

 

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7/22〜23 どこかにマイル旅② 大雨の秋田から山形へ(その1)

大雨の秋田へ。

 

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もっとも、着いた時点は確かに降ってるなという感触は有りつつ、梅雨最後にざっと降るいつものパターンのうち…と思っていたが、レンタカー受取に向かう送迎車、わずかこの区間にも小さな崖崩れあり、さらに空港周辺の高速は通行止めになっており…既に大雨になっていた。

 

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高速がまだ止まっていない協和まで広域農道を走り、ここから乗るが路面は相当悪い。ところどころかなりの深さの水溜りになってて60〜70kmで走ってもハンドルを持っていかれる。まるで雪道

横手手前では落雷まで始まり恐怖を覚える。

 

この天気では北上は厳しいとみて宿は山形村山の「こめやかたゲストハウス」に取っていた。晴れていれば鉾立小屋に1泊して鳥海山で御来光を夢見ていたわけだけど、いまここにある現実は、何とか宿にはつきたい、というささやかな目標が限界といったところ。

 

湯沢横手道路の料金所を過ぎて山形県へ南下する。このタイミングで、せめて温泉にと鳴子峡に登って降りるか、もうそのままゲストハウスに入るしかないかという選択を迫られる。雄勝の道の駅で雨雲レーダーを確認・・・雲の切れ間とみて国道108号から宮城県側を目指す。

思いっきり山道を想像したけれど、ところどころ改良バイパスになっていて結構流れは良い。だいぶ登っているはずだが、標高を稼ぐようなカーブも少なく、鳴子温泉に行きつく。

 

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目指すは一番山形寄りの中山平温泉・しんとろの湯。年季を刻んだ旅人が、秋田への行き来に寄るらしいと聞いて。その話の記憶から、よってみたいと。

その名の通り、アルカリ性で肌にとろっと纏わりつく印象深いお湯だった。源泉かけ流しで外の木筒を回して温度調整しているらしい。新しい建物で重厚感はない浴場だけど、足しげく通う気持ちがわかる。
それなりに濃いお湯だと思ったが、湯ただれ的な反動ないのも良い。

さて、18時過ぎには、とゲストハウスには伝えていたのでさくっと山を下る。18:20頃にチェックイン
二十歳で車日本一周&ゲストハウスしている青年と、18きっぷでやってきた老年に近いコーヒーおじさんとで今夜の宿泊は3人、あとは農場暮らしのウーフーで来ている欧米人がふたり。

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館内は「こめやかた」の通り様々な百姓道具が散りばめられていて、外国人のすきな【ニッポン】を集めた感じ。お米と野菜は置いてあるもの食べ放題らしく、でも雨続きで野菜は少なく、とりあえず使えそうなのはズッキーニか。

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近所のおーばんへ買い出し。肉屋系のスーパーなので、焼肉的に晩御飯を。そして、キリンのご当地「山形」で。『づくり』を使えなくなったのは残念だが、乾杯というのもちょっと浮き足立っているような。小ロット生産は苦労多いと思うけど、いい取組だよね。2018年もやってくれるんだろうか。ちょっとした旅の動機づけになるし、変な地ビールに手を出すより、安定した冒険になってよい。

おじさんこだわりのコーヒーを頂きつつ、酒飲みはいなかったので、持参した蒸溜酒は封印、穏やかに、でも天気には常の心配まま。

夏祭りを少しのぞいて、床につく。