岩手から旅日記・大阪編

週末、東北をあちらこちら。→17年春から大阪へ。さらに名古屋

高速バス乗車記録 新東名スーパーライナー 東京→名古屋

新東名スーパーライナー9号
2022年10月30日
東京駅八重洲南口12:30 → 17:29名古屋駅新幹線口
JR東海バス 運行便

 

 

新幹線がセオリーのルートですが、バスで早割だと4,500円で3列シートの便もある…


車両もエアロキングから定番を奪いつつあるスカニア2階建バスでクレイドルシート

これを使わない手はない。どんなものかと楽しみで予約後からあれこれ乗車記とか探し始める。普段、他の人のはそとんど見ないのだけどね。

 

 


乗り場に向かって歩いていると、明らかに目立つ姿で交差点を右折してきた。おお、こいつですね。


八重洲南口は9番乗り場まであるものの、中扉から乗降するの2階建てバスは1番端に固定されている様子。6番が成田空港行きのいわゆるLCCバス、間の7番は「東京港フェリーターミナル」ん?どこだ?大洗への連絡?
調べてみると、ビックサイトの方面へ高速バス車両で走らせる新路線らしい。な?ほど、いろいろ考えるね。

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乗車改札にはそれなりの人が並んでいるように見えたが、乗客はトータル20名弱でゆとりある車内に。3列シートでも通路が広いC列はほぼ埋まっている。単身赴任のお父さん達だろうか、年配の身軽な客層が多い。

 

 

シートはフットレスト、レッグレスト、カーテン付きでブランケットがない以外は夜行バスと同じ設備になっている。車両はおそらく前日の夜行で東京に登ったうちの1台を使用、乗務員は通しだったので泊まり日勤の別行路かな。

 

 

車両は最初に導入した3台のひとつで、トップナンバーのもの。運行開始から2年ほど経っているがくたびれているところはなく美しい。

 

やっぱり2階からの視点は面白いね。ハイデッカーの屋根まで見える。東阪の昼特急以来かな。

定刻に発車したバスは有楽町駅の北を抜けて日比谷公園を通り霞ヶ関へ。ここから首都高に入り、一路西を目指す。下道を走っていたのは10分ほど。

 

 

渋谷から田園都市線にかけての車窓をながめ、やっぱり東京には緑がないな、その余裕はないかと考えてるとウトウト、、、ヘッドレストの弾力が見事に眠りに誘う。

 

目が覚めるとバスが停止していたが、どうやら大井松田インター通過後に渋滞に引っかかったらしい。リニューアル工場の影響かな?10分ほどノロノロ運転ののち、本来のペースに戻る。

 

ふと、前方を見ると1時間前に東京駅を発ったエアロキングがすぐ前方を走っている。こちらはバスタ新宿経由、海老名での休憩終えた後なので遅れているわけでもなさそう。名古屋到着時刻の差は17分

 

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退出車線では同じ会社で並走するシーンとなり、13:58に足柄SAに到着。ここで15分の休憩となる。
一角にバス専用の駐車エリアが設けられており、この時はスカニア1台のみ(のちに観光バスが隣に)

 

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念のための人数確認はサッとやるようで、カチカチと音がしてから時刻きっちりに動き出す。発車後間も無くして左手には御殿場アウトレット

 


そう、さわやかが5時間待ちのところです。

御殿場JCTからは新東名へ。程なくして120キロ区間に入るが、なんら変わらない安定走行を続ける。エンジンが唸りを上げるような様子もなく、流れるように進む。他の車に遅れをとっているようには見えないので、おそらく100キロ超で巡航していると思われる。

 

 

2回目の休憩は浜松近くの遠州森町PAで15:34着、15:50発にてドア解放

 

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ちょうど3分の1ずつで休憩が入る。4時間以上だから30分休憩が確かマストだったはず。

 

ラスト区間の注目はどのルートで名駅を進むかだが、愛知県に入るあたりで少し流れが淀み始める。渋滞してるわけでもなく、片道2車線なもので、トラック同士の追い越しや、パトロールカーがいると少しずつみんなブレーキを踏んで渋滞っぽくなってしまう。

 

 

さて、ルートはというと、新東名から伊勢湾岸道へそのまま入り、東海インターから名古屋高速…まぁ王道か。

 

どう新幹線口に回り込むかだが、こちらは黄金ランプを降りたあと右折し、黄金通を北上する、名神ハイウェイバスと同じルートだった。

 

新幹線口に入るなら則武1丁目のほうから回り込まねばならず、太閤通そのまま登るわけにもいかないのね。