2017夏の集合は上高地にて。
去年の清里は夜行バスで東京に下って(上って?)から中央道だったが、今年は西側にいるのでどうするか。名古屋発と両にらみしつつ、最終的には大阪から車を走らせることに。片道360キロの車移動で久々の長距離&初ルートでやや緊張している。前日の飲み会は早々に脱出しておいた。
朝7時に新大阪で車を借りて出発、途中京都のピックアップをどこにすべきか。深草の本線上、というわけにはいかないだろうし、京都駅まで行き来するのはロスが大きい。ゆえに、京阪の鳥羽街道駅という微妙な選択をした。
こちらにしても、結構回り道を要したし、結局どこがベストだったのかはわからないまま。
わかってはいたが、大津と一宮で多少渋滞に巻き込まれる。高山市内に立ち寄ると13時半の集合に間に合うかきわどくなってくるのでひるがの高原SAで長めに休み、ソフトクリームと昼食を。でもって時間きっちりに集合場所のさわんど駐車場へ滑り込む。駐車場もだいぶ埋まっており、奥の奥に、ぴったりと押し込む感じ。関東・名古屋組と合流してタクシー乗り合わせ、いざ上高地へ。
上高地へは家族旅行以来・・・約15年ぶりになるのか。あの時はツアーで九州から上高地にアルペンルートに黒部峡谷鉄道を、2泊3日でまわるという(今思えば無茶苦茶な)行程だった。どれも駆け抜けるような印象しかないが、それなりに大人になってそれぞれをのんびり訪問するのも、いいかなと思っている。(ちなみに、黒部峡谷鉄道は大学のゼミ旅行で再訪、土砂降りだった)
大正池を過ぎるあたりで運転手がさらっと「左の焼岳、お盆前に噴火して、普通ならここも閉鎖なのかもしれないけど、そんなことしてたらみんな生きていけないからね」となめらかに。実際には、そこまで規制するほどの火山活動ではないようだが、観光ってやっぱり脆弱なものである(と、白根山の噴火&草津温泉をみていて思う)
14時半ごろ、まだ陽も高いうちに上高地バスターミナルに着く。少し歩けば河童橋、そう、これが上高地の景色です。
これぞ高原リゾートのあるべき姿、というべきか、山の人的にはここはスタート地点なんだけど、まだその領域に足を踏み入れるには技量も経験も伴っていないので、今年ここは、目的地
それでもやっぱりいつかは涸沢カールへ穂高へと、行ってみたいと思うのです。まだ若くて体力あるうちに。
宿は小梨平キャンプ場のコテージといつもながら質素な旅、でも、宿代は抑えてお酒と食べ物と、何より今回は集いに重きをおいて。
散策しつつ、川で西瓜とビールを冷やし、早めの夕食(の前にまだ冷え切ってはいないビールがどんどん減っていくわけだが)、日暮れの山並みを撮れば夜は更けていく。わざわざ三脚を持参したのは、夜景を撮ってみたいと思ったから。
21時、もう涼しいを通り越して少し寒さを感じたの覚えている。
まだまだ星を撮る技量はない。河童橋をメインに、すこし映り込むまで。
ああ、明るいレンズが欲しい。
飲んで、飲んで、翌朝早いと(朝も早かったし)いつの間にか切り上げる。