写真巡り次の目的地は、美人林というところ。
こちらはJALガチャこと「どこかにマイル」で新潟を選択すると、おススメ観光地として写真が幾度となく登場していたので、その記憶が強い。
実際、どんなところかよくわからず、ブナ林なら東北の方が美しいはず!という思い込みもありながら、そこまで注目した場所ではなかった。
どうやら、人工的な伐採を経て、樹齢が揃っているから端整な森になっているらしい。ぎりぎり紅葉に間に合ったのタイミングで、確かに写真スポットになるわと納得!カメラマンがお互いに映り込まぬよう、譲り合いと牽制をしながら歩き回る光景は、傍目になかなか異質なものであるような気もするが。
はかったかのように沼地があり、リフレクションに殺到する。ちょっと踏み抜いて波を立てようものなら、というね。
1時間ぐらい撮り回り、そうしているうちに自分が狙った構図とか色合いとか、どことなく忘れて惰性な感じにもなっていってしまうのだが・・・
いくつか上手くとれたと思うのを。
さらに進んで龍ヶ窪は名水の地らしい。(相変わらず、下調べしていない)
駐車場から5分ほど歩くと水汲み場があって、そこからさらに進むと広い池が。
湧水の量が極めて多いゆえ、とにかく水が澄んでいる。イメージとしては、巨大な白川水源みたいな感じ。紅葉はほぼ終わりな時期だったけど、それを補って余りある。フィルターなくとも、見事なリフレクションが!
お昼は津南町の食堂で。1年半前の雪まつり依頼かな。やっぱり雪国はそれ以外の季節に来ると街の印象が違う。
物珍しさにとんかつラーマンを。ちょっと塩分過多な気もするけど、見事にかつ丼+味噌ラーメンで得した気分になれる組み合わせ。
帰りの新幹線の時間が迫りつつも、秋山郷方面を目指す。
一番奥までは行けないの明らかだが、途中まででも・・・なんだけど果てしなく道が細い。レンタカーが普段運転しないサイズのSUVということもあり、感覚がつかみにくく余計に苦戦する。離合も、相手ドライバーの勢い次第だ。もたつけば、すぐさま詰まる。殺伐とした空気にもなる。
そんな神経尖らせる道のり、峠を越えて見えたのはすでに雪景色の苗場山!山裾の紅葉と相まって壮大で、ただただ美しい。一気に絶景ドライブに気分も切り替わる。越後湯沢までの時間を織り込んで、中間地点の前倉橋で今回は引き返さざるを得ない。
この先は、また次の機会に。
冬、厳しい季節がすぐそこに迫ってくる。足音を感じつつも紅葉と、日本酒と海の幸を満喫できた3連休なったかな。
越後湯沢駅で車を返して、ほんのわずかな時間だが、ぽんしゅ館に駆け込んで帰りのお酒を。4合瓶3本が瞬く間に消えた、帰路でありました。
東京までは意外と近かった。後半の500キロは、ただただ眠りに任せて凌ぐのみ。