大雨の中たどり着いた玉川酒造だが、前日のぽんしゅ館でも気づかなかったぐらいにノーマークだった。企画チームはルートに組み込んでいたらしいけど、私が予習していないのである。
さて、見学は資料館形式の展示と、雪室貯蔵が見どころ。
平成○年度仕込みとこの元号を網羅する勢いで並び、貯蔵庫には残本数がカウントされている。出来栄えと年数で価格が決まるのはワインと同じ。1本1万を超えるお酒に手を出す余裕はないので・・・一通りのお酒が並ぶ試飲コーナーへ。
定番の玉風味はうんうん、普通のお酒でこれといって印象は残っていないのだが、「イットキー」なるぶっ飛んだネーミングとラベルの酒が良かった!甘く酸味が利いてるがすっきり、ワイングラスで美味しい日本酒アワードで最高金賞取ったと誇らしげに。確かに、これをライスワインというのだと。2本買おうとしたが、帰り新幹線だし、1本で我慢しておく。
イットキー=It's the key 新しい日本酒の世界を開く鍵らしい。
この後、もう一本欲しいと関西で酒屋に行くたびに目を凝らすがなかなかない・・・この記録書くのに、玉川酒造のサイト開いたら取扱店書いてあったわ。梅田の新潟のアンテナショップ的な店が名を連ねてる(というか大阪ここだけ、そりゃ、ないわ)ので、今度近くに行ったときに。
雨は激しく滝のように。やむなく、蕎麦→日帰り温泉で時間を潰して早めに宿に入ることにする。
松之山温泉の「和泉屋旅館」で1泊
マクロビの発想を取り入れた・・・と能書きある夕飯(刺身も鯉の洗いで、とりあえずエビと鮪!ではないあたり好感だし、いい感じの旅ごはんだった)で整えた胃腸も、果てるまで、部屋で飲む。
たまには、たまにはね。
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3日目はようやく天気が好転していく。朝は曇りも徐々に晴れていって写真日和に。星峠の棚田・美人林・龍ヶ窪・秋山郷と酒から足を洗って走り回る。
まずは星峠へ。前回は津南の雪まつり前に立ち寄ったので、もちろん銀世界(2016年の3月なので、このblogに残し始める少し前か、そう考えると時がたつのは早いもので・・・)
今回は刈り取りを終えた冬支度か。おそらく、稲刈りをした後に根を取るのにユンボをいれたのか、水が張っててまるで田植え前の光景
晴れたら青空リフレクションだろうな〜っと欲を出せばきりがないけど、いい景色だな。