岩手から旅日記・大阪編

週末、東北をあちらこちら。→17年春から大阪へ。さらに名古屋

高速バス乗車記録 名古屋特急ニュースター号

名古屋特急ニュースター号
2020年6月14日
大阪駅桜橋口19:05 → 21:55名古屋駅新幹線口
名古屋バス 運行便

 

 

今週の帰りは新興系の大阪バスグループ便を使ってみる。


古参JRグループは正規運賃の片道が安くない(かわりに往復だと結構ディスカウント)ので、検索の結果、対抗馬の大阪バスにしてみる。片道で2,700円ほど。ちょうど、JR系の片道・往復の間を行く。ただし、往復割引はないので、行き来なら他に手段はある。

 

 

19時少し前に大阪駅の桜橋口に着くと、各ホテルへの送迎バスに混じってすでに待機済み。

始発は天王寺でそこからUSJを回って大阪駅へのルート。天王寺からは都合1時間かかって地下鉄の倍以上だか、乗り換えなしと思えばなのかな?

 

大阪駅の発車時点では10名、運転手手元では一応一通り埋まっており(コロナ対策でこちらの会社も窓側のみ、利用者にとってはありがたい)、途中乗車が多いパターンと推測される。ちなみに桜橋口はただの路面バス停で、この大阪バス系統とオリオンバスが使う…つまり新興系が駅近に確保しました!の乗り場。

阪急三番街にも大阪駅JRにも、ハービスにも会社がかんでいないところはなかなか確保が大変なんだろうなと。

 

 

それでも、近鉄系の東梅田よりはアクセス至便である。

 

 


定刻少し前に運転手が歩道とのチェーンをつなぎ直して、定刻と同時に滑らかに出発、この時点でアナウンスはなし。


梅田から阪神高速環状線東大阪線と走り、近畿道手前でいったん下道へ。長田駅前が途中乗車場所になっている。駅からのアクセスも良いし、大阪バスの拠点近くでならでは、の乗り場かなと。

3名乗車あり、19:17着、定刻の25発

 

 

再び高架に戻って第二京阪を快走する。交通量が少ないためか、タコメーターとか甘いのか、巡航速度は比較的高め。
だからといって不安を感じる運転ではないが、けっこう飛ばすなって。
あっ、フットバスほどではない。

 

松井山手PAに併設の高速京田辺からは7名のまとまった乗車がある。松井山手駅からも徒歩圏内で、梅田や京都深草に出るのが難しい層には重宝される位置かなと。発車のタイミングで簡素にアナウンスあり。

 

第二京阪からは京滋バイパスに抜けて、ほとんど名神を走らず新名神へ。休憩の定番、甲南パーキングへは20:30着、50分発のアナウンスで暫し休憩。

 

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横には京都を19:40に発車した名古屋京都線のニュースター号が並ぶ。こちらも運行名古屋バス。
横並びに見ると、手前の京都線の方が新しい。カラーLEDと液晶モニターを装備した高速用な設え。

 


一方こちら乗車の大阪発はナンバーこそ新しいものの、LEDは使わずマグネット。車内は12列シートトイレなしで3時間路線には少し物足りないかなというレベルに留まる。


車体側面は「乗合」となっているが、増便に合わせて貸切から転用された可能性が高い。

 

 

早々に全員戻るが、きっちり20分の休憩を取り、でも先着の京都線より先に動き出す。京都の方は運転手若かったので、先輩に先を譲ったのかな?


後半戦はJR系などと同じくのルートで名古屋駅の新幹線口へ。
そう着なるのかと予想していたが、意外とほぼ定刻になる。甲南パーキングから名古屋駅まで65分は想定内か。大阪で混んでいなかったとはいえ、乗車地点の時間調整で食われてしまった印象がある。

JRバスターミナルには入らず、道向かいの路面バス停に到着する。出発便も同じくここから。

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高速バス乗車記録 名神ハイウェイバス 名古屋→京都

名神ハイウェイバス京都線
2020年6月5日
名古屋駅(新幹線口)17:20 → 19:58京都駅

西日本ジェイアールバス 運行便

 

 

コロナ騒動もひと段落して、ようやく堂々と必要な行き来はできるようになった感がある。

 

6月に入って各地への路線も運行再開、少しずつ元の便数に戻りつつありそうな気配がある。乗客数が元に戻るのは多少先だとしても、ずっと車両と乗務員を寝かしておくわけにもいかない。

 

とはいえ今回乗車した名古屋-京都間は比較的減便が少なく、半数強は継続して運行されていた。

 


大阪ほど総需要は大きくなくても、アーバンライナーにあたる「そこそこ早くて、まあまあ安い」選択肢がないためコスト重視派に根強い人気がということかな。

 


この路線に乗るのは2度目、確か前回も名古屋発だった気がする。


17時すぎに名古屋駅の高速バス乗り場へ着くと夕方の出発ラッシュで飛騨高山、東京、大阪、京都、山梨行きとこの瞬間だけ切り取ればそこそこコロナ以前に戻りつつあるような、雰囲気もある。

 

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10分少し回ったところで名鉄バスセンター始発の京都行きが到着する。西日本JRバスなので乗車改札はバーコード読み取りの「ちゃんとやる」パターン
季節柄窓側しか使っていないので乗客にとっては快適な状態が保たれてるのかもしれない。隣が空席保証ってのは、正直ありがたいもので。
バス会社としては【満席】でも採算は厳しいくらいだろうから運賃とかにも跳ね返ってくるかもしれない。季節柄のマスク着用は息苦しいが仕方ない。蒸し暑くはないのでそんなものと思って

 

名古屋からの乗客は13名と思いのほか多い。車両は2013年式の日野セレガで昼行バスの標準的なシート・内装で率直にこれといった特徴があるわけでもない。


床下に簡易的な仮眠室備えてて、当初は京都からの広島行き専属だったらしい。

新幹線口を出発して高架をくぐり、名駅ランプから名古屋高速へ。こちらの便は名神経由なのでこちらのルートをとる。新名神経由だと、反対側へ出ずに西側から高速に乗ったはず。

 

 

一宮から名神高速へ。金曜夕方とはいえ交通量はまだ多くない。大垣までほぼ定刻で走る。
その後ひと眠りしていたら18:31に多賀サービスエリア到着、そのままバス停横付けで休憩となる。車外へ出なかったが、売店やお手洗いまでもそこまで遠い距離ではなさそう。

 

 

続く百済寺で1名下車、名神八日市でも降車ボタンが灯る。なるほど、区間利用も多くて減便が難しかったのかと推測してみる。


インターの料金所手前にある名神八日市バス停をみてびっくり。軽く行列になっている。3名が下車して、12名乗車。名古屋駅からよりも多い。近くの総合病院とか、通勤利用もありそう。この時間からお出かけばかりでこの人数はちょっと考えづらいところ。

 

 

というわけで基本は空席な最前列まで使ってちょうどみんな、窓側に座れた様子に。意外なところからの盛況ぶりでこの路線がコロナ減便少なかった理由を垣間見る。

八日市からの乗客も含めて、京都深草で8名ほど下車、やっぱり通勤用途もありと見える。京都市内多少の混雑もあり、ほんの少し延着で京都タワー麓へ滑りこむ。

 


乗り通したのは10名にも満たず。区間輸送も侮れないことを知る。

 

高速バス乗車記録 ハーバーライナー 神戸→岡山

神戸-岡山・倉敷線

ハーバーライナー・各停便


2019年9月21日

神姫バス神戸三宮BT9:50 → 12:40岡山駅西口

神姫バス 運行便

 


3連休の旅は岡山方面へ。

 

となると、一番お値打ちな移動手段は往復運賃がクレイジーな神戸からの高速バスになってくる。

 

運賃は往復3,900円と去年よりも300円ほど高くなっているが、それでも大阪線より1,900円も安い。

そんな穴場路線も平日運行が1往復減ってて決して潤沢に利益を生む路線ではなさそう。

 

 


とはいえ、知ってる人は、知っている。

2週間前に予約した時にはまだ3割ぐらいしか埋まっていなかったが、当日はほぼ満席に。

 


***

 

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9時半ごろに三ノ宮駅近くの神姫バスターミナルへ。何度みてもびっくりな高架下に縦列駐車のコンパクト型、運転手良くなるなーって。

誘導員が紙出して、入るの何番線ですよとコミュニケーション

 


連休だけあって待合室の席も全部埋まってて、アウトレット行きには長い列ができてる。予約レーンにも並び列あったが、岡山行きはそのまま前へと係員の誘導にそって乗り場へ。

 


何時でもワクワクするこの構造。

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奥側レーンからそのまま出発する便もあるんや。岡山行きは手前2番線から。運転手の予約表はほぼ満席を示してる。

 

 

 

車両は13年式のエアロエースで、おや?1年前に同じ路線で乗ったものと全く同じ。画像検索してみると四国方面の運用も出てくるので、偶然なのか最近は固定されてるのか?

 

 

シートやピッチもごく普通の後部トイレ付き11列シートで、全体的に落ち着いた木目調なのが神姫バスのアレンジ

 

 

 

予約表通りにほぼ満席まで埋まったバスは定刻でするっと動き出し、新神戸の長いトンネルを進む。わりと着実な、というかのんびり目の運転で追越車線をフットバスがかっ飛ばしてく。

 

各停便なのできっちりした走りになっている様子。さて、先を見ると赤穂のあたりに事故渋滞の影が…検索では所要+20分と出る、、、たぶんここ、ルート上ですわ。

 

 


しばらく走って久留美バス停で1名乗車、それ以降のバス停は乗車予定がないためか一応パーキングエリアやインターおりて確認するがさっと通過していく。

赤穂の渋滞エリアまではまだまだだが、5分ほど遅れ気味で進む。


最後部の2人があれこれ喋り通している意外はそれぞれ音楽や眠りにひたって時間を過ごす。

 

 

 

 


心配していた赤穂付近の渋滞もほぼ解消していて、少し詰まった程度で影響なし。良かったよかった。

 

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全ての乗車が終わったタイミング、もうほぼ岡山だけど福石パーキングエリアで10分の休憩。

11:31着の40発

 

 

小さな売店だけなので、降りて軽く伸びるぐらいで戻る。

 


この先は乗車がないので巡航速度も少し上がり、数分の遅れを取り戻すような運転になる。

 

休憩を経ても車内の雰囲気は変わらず、多くはのんびりうたた寝、黄色い声は変わらず。道中3時間、話題が尽きないことに驚き。

 


山陽インターで一旦退出して、パークアンドライド用駐車場に寄るが、降車なし。

岡山インターでは2名下車、市内バス停でもポツポツおろしつつ9割方終点の岡山駅西口まで。

 

定刻きっちりの12:40に滑り込む。

 

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ちなみに…翌々日もバスは同じ運用だったらしく、19時岡山発の帰り便、全く同じ車両でした。

流石に運転してる人は違うけど。

6/16〜17 どこかにマイル旅⑤ 沖縄24時間まち歩き(その6)

さて翌朝、帰りの飛行機は12時前に出発なので残された時間はあまりない。10時オープンの店もあまり見てられないわけで・・・

前日飲みながら、いろいろ検索して見つけたのが40年選手の「730バス」どうやら日曜午前中に走っているらしい・・・バス会社に問い合わせできる時間ではなかったので、それっぽい時間の便を2本ほど、バス停で待ってみる、も現れず。

 

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まま、仕方ない。普通に走っているバスもなかなかクラシカルで(この車両だと25年くらいは経ってるはず)バス通学の頃が懐かしいく思い出す。床が木板の。ところ違えど、ままバスの仕様は同じようなもの。

 

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目的のがこなかったので、今日はバスに乗らず、那覇中心部でローカルグルメを食べてみることにする。というわけで並んでるとわかってて、「ポークたまごおにぎり」へ。一番混んでそうな8時半に列に入る。日本人と、インバウンド半々ぐらいで並んでいるが、後者は買う数が半端ない。店もそれをわかってて、5個ぐらいのセットをしきりに宣伝している様子。

生産スピードがそこまで早くないので、列は長くなる一方

 

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目を向けると対面の店にも行列が。アサイーボウルが有名なカフェらしい。

 

 

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30分ほど待っていると、ようやく注文口の近くに。スパムもたまごもまさかの家庭用ホットプレートのようなもので焼いていて、1ロットずつ順番に、そりゃのんびりですわと。

2個食べるとこれで終わりそうだったので、1個厳選、沖縄だし、ナーベラー・要するにヘチマ天ぷら入りにする。トータル40分ほどでついに、ありつける。適当な場所がなかったので近くの公園でかぶりと。

 

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天ぷら・ポーク・たまごと味のバランスは良い。確かにご当地B級グルメとしては十分あり!なんだけど、米もまま・・・なんだが海苔のクオリティが低い、低すぎる。コンビニおにぎりをはるかに下回るレベルで、すぐに湿気でクタクタ香りもなくて具材に負ける。うーん、もともとからなのか、売れてきて欲出してコスト下げたのかはわからないけど、ちょっとアンバランスでしたわ。

 

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そして、飲み屋を中心とした数々の混沌とした看板を楽しみつつ、商店街の奥の方へ。もうひとつ、前の日から気になっていたジェフバーガーの「ぬーやるバーガー」にも手を出してみる。いや、こちらは普通に美味しい。

 

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ゴーヤー入りで甘め、なんやかんや南国らしい味付け。

 


店内の昭和感といい、ローカルチェーン感満載で面白い。

北のラッキーピエロが、ご当地全力で洗練!感あるのに対して、こちらはのんびり、というかの対極にある。

 

 

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最後は一晩迷ってやっぱり買おうと、やむちん通りで琉球ガラス入りのお皿とかいろいろ。なんやかんやで、この2日間の宿代+食費(飲み込)以上のお買いものになったわけですが、1年後でも重宝しております。

 


空港まで、ゆいレールの24時間チケットをジャスト使い切り。

出発まではオリオンビール

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そしてさらば青い海

6/16〜17 どこかにマイル旅⑤ 沖縄24時間まち歩き(その5)

市場のなかは、シャッター下りた店と飲み屋が交互ぐらいに入り乱れてて、昔からこうだったのかはわからないけど、商店が減っていく中で飲み屋にかわったのかな?家賃おさえられそうだしね、そんなに広さもないから店主だけか、+1人のスタッフとかで回せる感じ。

 


さて、どこに入ろうか、地元民でわいわいのところに飛び込む勇気はなく、かといって人はいってないところはちょっと賭けになるしで歩き回る右往左往、意を決して隙間に入れそうな「栄町西口商店」へ。威勢の良い女性店主がきりもりする立ち飲み。

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カウンター寄ってもらってスペース頂く。まずはもちろんのオリオンビールと煮込み、酒場放浪記気分

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メニューもいろいろ、お品書きが躍動感ありつつラーメン屋的な胡散臭さがなくて楽しげ。頭上の酒メニューは随時更新みたいだけど、かなり店主の趣味こだわりが伝わってくる感じ。なんや、この珍焼酎セールて。気になるので銘柄は目に焼き付けつつ、さすがに肴の組み合わせ方がよくわからず注文は見送り。

たぶん店主は相当な酒好き。能動的にあつめてると拝察

 

 

 

さて、せっかく沖縄に来たから、と勧められ唯一の日本酒地酒「黎明」を呑んでみる・・・が、まま、西系統の骨太な日本酒も果てまで行くとこうなるよね。すごく重くてもったり。うーん、熟成させて紹興酒気分がいいのかな?

オリオンビールの軽さと対極でむむむ、気候的にどうしてもこういう酒造りになってしまうのかも。まま、経験としてね。

 


軽くいくつか注文しつつ、サッカーの代表選眺めつつ、少し会話も弾みつつ。

立ち飲み屋は回転命なので、滞留してしまうと促されで切り上げる。

 


今度はこのエリアにもっと重きおいて飲みまわろうかなと、今回は昼間も結構アクティブだったので、無理しない。

 


市場に隣接するスーパーでローカルフードさがし。

 

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ほんとに、ボンカレー旧パッケージでした。あとはいろんなお菓子とか、カラフル魚とか。ハリセンボン!

 

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人気無くて日本じゃなかったら避けた方が良いやつだよね、ってレベルの静まり返った商店街を抜ける、こういうの、好きな景色なんで。

〆のラーメンならぬ「ちゃんぽん」を宿の近くで食べておく。

ご飯の上に野菜炒め卵とじな、沖縄テイスト

 

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リンガーハットでは絶対でてこないやつ。

 

6/16〜17 どこかにマイル旅⑤ 沖縄24時間まち歩き(その4)

宿に荷物を置いて、泡盛の蒸留所いけないかなーっと、東の方へ。

那覇市内はいくらでも安宿あるけど、沈没気味に過ごすわけではないので、ドミトリーだけど個人空間広くて巻き込まれない系ゲストハウスにしました)

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車内であわてて検索検索、やっぱり夕方早い時間までだし、なんなら平日のみだしで定まらないまま首里駅に到着(変換で最初に出たのが「酒利益」だったパソコンは、持ち主のことわかっているのか雑なのか)

 

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道路標識の「南風原」=はえばる、は沖縄じゃなくても西の人間なら読めるかなという地名ですね。同時に沖縄戦の激戦地としても平和学習に出てきたような記憶あり。野戦病院だったかな?

 

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さておき、駅近くから順番に立ち寄ってみる。咲元酒造・識名酒造は土曜日だからかやっておらず、その先の瑞泉酒造が開いていたのでこちらに吸い込まれる。銘柄は割と聞いたことある、メジャーどころなイメージだったが、蔵の人曰く、そこまで大きくはないらしい。

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入り口に売店、奥に映像流せるホールがあって展示物いろいろ&ガラス越しに設備見れますの造り。団体旅行対応なのか、クラシカルな椅子が並ぶ。

 

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なんやかんや古さは感じるけど、ひととおりの紹介ができるようになってる感じ。それよりも、何よりも舌で確かめた方が(飲みたいだけ)

1日〆の時間に近かったからか、結構いろいろ飲ませていただき、古酒の熟成進んでく様とか、甕熟成するとこういう風に味が乗ってくるんですとかいろいろ体験させてもらう。いつも通り、300mlラインの荷物にならない瓶を、ノーマル品・・・ではなくて美味しかったので甕熟成に背伸びしてお買いもの。

 

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せっかくなので首里城周辺をぐるっと散策(中には、入らない辺りがこの斜に構えた独り歩き旅の端的な特徴)これぞ沖縄な石段路地にて自由すぎる営業スタイルのカフェをみつける。(そして、ぐーぐる検索してみると評価4.9とめちゃくちゃ良いなんだここは!)文字で主張する写真、邪道かもだけど私はありだと思ってます。

 

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一応、守礼門までは行ってからモノレールへと下る。

 

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夏が一番長い時期で、まだまだ明るく飲みには早いかなと。

週末で20時までやっている県立美術館で沖縄文化の展示をみて時間調整

 

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夕暮れに、免税店が明るく輝く。ここはリゾート

 

 

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ささ飲むべ、そんな気構えで安里駅から栄町市場に迷い込む。

入り口の山羊料理に手を出す勇気はまだなくて。

6/16〜17 どこかにマイル旅⑤ 沖縄24時間まち歩き(その3)

出発前に調べてて、気になっていたのが農連市場→のうれんプラザなる建物

検索すればするほど、昔の行商的な、そして大好きな雑踏的な匂いがみえてきて・・・でもそれが真新しい建物に変わってしまったというはなし。

 


公設市場から奥へのアーケード、進めば進むほど土産物屋は減り、ローカル向けの店になりながらも・・・すこし衰退の気配も感じる。

 

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抜けると広い通りに出て、対面に「のうれんプラザ」がどーんと。外見は正直いって「AEON」って看板あっても違和感ないほどに洗練、いや残念な感じ。中に入ると土曜午後だったからか、営業している店も少なくて行き交う人々もまばら。農連市場といえばの相対エリアも人影なく。

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まま、平日朝ならばまた違う景色が見れたのかもしれないが、なんだか営業している店も窮屈そうというか、これは完全に偏見交じりだけど、いろんな理由つけて浄化というかジェントリフィケーションみたいなことやりたかったのかなって。

大阪の西成周辺と同じように。あべのハルカスからの星野リゾート

 

 

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さああまり斜に構えずに歩き回ろう、壺屋やむちん通りへ。

元々食器とかデザインにはあまり興味はないのだけど、現代アートとかみはじめるとちょっとずつ、世界は広がっていく。

国際通り側からすぐの陶芸センターとか、のぼり窯を併設しているとこは割と昔っぽいというか、ままこれ陶器だよねという感じ。陶器市に並んでるそのものというか。その先にセレクトショップ的な、現代のデザイン向けの店もあり。

 

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そのうちのひとつ。

気になった器があり、、、高い(1枚2,500円だからね)のだけど、翌日結局買ってしまった(手前の四角い皿、この色と青系と2枚)

なかなか普段使いには怖くて手を出せないものの、気に入っているので良い買い物だったかな。

 


この通りから1本登ったところに天ぷら屋が検索ヒットするも、時間なのか曜日なのかで営業してなくて、沖縄らしい石垣・屋根瓦・シーサーを眺めつつ市場方面へ戻る。

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割と定番のお店っぽいけど、こちらでイカとサーターアンダギーを買いました。

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甘い料理は慣れてるつもりだけど、それでも結構くる。南に来たんだな〜って。

 

 

 

1日乗車券もってるので、使わないともったいない&御朱印集めで、沖縄総鎮守を名乗る波上宮へ。国際通りから歩いてもあまり時間変わらないけど、わざわざ牧志駅にまわりこんでのゆいレール→結局歩く

 

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由緒も本殿も、沖縄テイスト入っててむりくり神道感がなくて良い。

御朱印は豪快な達筆ですごくありがたい。ほんと、適当な感じだとうーんって思っちゃう。本来どうのありがたく云々の正しさあれど、旅の記録としては、美しさに越したことはない。

 


裏手の波の上ビーチは、バイパス道路に囲われた肩身の狭い空間で・・・なんか落ち着ける雰囲気でもないので、お勉強に対馬丸記念館

 

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歴史、特に戦争絡みはそれぞれの視点あれど、いろいろ見ておくのは必要

 


さて、すこし夕暮れ近づき、飲みますか。

6/16〜17 どこかにマイル旅⑤ 沖縄24時間まち歩き(その2)

この日のうちに、那覇市内の観光地はあらかたみておこうと。日曜日は昼前の飛行機なので、実質土産ものの買い出しレベルになってしまうので。

 

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やっぱり写真だらけのけばけばしいガイドブックは苦手だ。せめて「ことりっぷ」ぐらいには品のある体裁でお願いしたい。ただ、これとて女性向けなので、カフェと工芸品がメインになってくる(逆に、カフェだらけになってるエリアはあんまり見所ないんだな、っていうシグナルでもある)

 

そんな感じの、相変わらず斜に構えた?捻くれた?精神で街歩きへ。

 


とりあえず国際通りから公設市場の方面に抜ける。

大阪御堂筋と同じで、ひしめくドラッグストア、九州系から大阪のダイコク、サッポロドラッグまで全国各地からインバウンド目当てで集まる。台湾からは一番近い海外、中国からもクルーズ船でお値打ちな旅

大阪ほどではないが、歩いてると中国語も結構耳に入ってくる。

 

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どことなくクラシカルな(たぶん年式だと90年代半ばなので軽く20年選手)のバスをみると、大学生の頃の印象と重なる。フルカラーLEDの最新式も普通に走っているわけですが。

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公設市場までの通りは、前からの印象とは変わらない、ああ沖縄に来たんだ!というアーケードの風景が広がる。その印象は、小学生で初めて来たころから同じような気がする。記憶は書き換わるものなのは解りつつ。

 

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昔ながらの和菓子屋さん的佇まいの「松原屋製菓」で職場おみやげ用にちんすこうをまとめ買い。お土産屋さんの、カラフルで適度な歯ごたえのそれならどこでも帰る。たぶん、本来の姿は、ちょっとパサパサで月餅みたいな形のここで売ってるやつ。団体観光には、もう迎合しない。

 

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ふらっと入ったスーパーで、バラの角煮と豚足がどーんと積まれてたり、八百屋にヘチマが並んでたり。九州から台湾まで、南国・海外へのグラデーションの只中にいるなって!

公設市場のなかは、まま一部の精肉鮮魚店以外は観光客向けなので、ささっと見る程度に。

 

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沖縄産の魚たち、うん、やっぱり寿司ネタっぽくはない。アカサバ、美味しいけどね。ちょっと片隅で、こんな店見つけるとああ、市場って面白い!ってなる単純なわたし。

 

 

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さて、さらに奥へ進んでいきます。

 

6/16〜17 どこかにマイル旅⑤ 沖縄24時間まち歩き(その1)

6月、梅雨なんだけどぽっかりと空いた週末、どこかに出かけたくなる。

ただ、あまりお金は使いたくない。暇を見つけてはJALガチャを回す。日曜昼戻りにすれば、北東北と沖縄が選択肢に出てくる。よし、1番の狙いは5月に行きそこねた青森の三金寿司(また、そこを目指しますか)、もしくは、久々沖縄でも良いかなって。

沖縄問題絡みの本ばかり読み漁って、現物からは遠ざかっている。

 


青森・花巻・熊本・那覇

 


1週間前の土曜日にこの4つで申し込み。週明けになって那覇で確定!でも、関空からか。

どこに行くかぼんやり考えていると、台風が直撃コースに。

木金は仕事半分、天気予報半分

飛行機も払い戻しフラグ立つが、この機会を逃すと往復6000円レベルで沖縄行ける機会があろうか。

 


どのみち、滞在は24時間なのでレンタカーも借りずに那覇市内を歩き回ることにする。前日夜に見る限り、着陸さえできれば雨は峠を越えている。本島南部はそこまでの豪雨でもないとかなと。

去年は秋田で食らった梅雨末期豪雨、今年は沖縄

しかも、どこかに飛ばされて。

 

 

 

***

 


朝から南海で関西空港へ。ラピートにするか迷ったが急行で…意外と混んでてちょっと背伸びして贅沢しなかったことを後悔する。

4階の国際線へのメインルートから外れて2階を水平移動して中へ。日陰な場所に申し訳程度にあるラウンジのおつまみとコーヒーで簡素な朝食にする。

 

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予想通りだが条件付き運航、なぜか引き返しだけでなく石垣空港に向かうかもという注釈が。運用的には関空へ折り返す方がスムーズと思うが?のまま。

でも、いっそのこと石垣でも良いのかも。着いたら着いたで考えよう。なんやかんや那覇に着陸できそうな気がする。

 


機内は梅雨でオフピークなのか、台風でキャンセルした乗客が多かったのか、搭乗率は半分くらい。

機体は元JEXのJA8999でどうやら半年前まではSWALジェットの塗装だったらしい。

 

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九州上空までは天候が良い。神戸に始まり、大分・宮崎・鹿児島をかすめながら南下していく。

機内アナウンスでも、揺れるけど問題なくつくでしょうといった感じで一安心。

黒い台風の雲に突っ込むラスト30分はそれなりに荒れたが覚悟したほどではなくてやり直しもなくすんなりと那覇空港に着陸した。

 


外に出るとまだ風と雨が強い。レーダー見るとあと30分もすれば雨は止むそうだ。朝からあまり食べていないので、がっつり沖縄そばといこう。

 

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ゆいレールの24時間券を買って、美栄橋まで。そこから風雨に耐えながら大東そば。

それなりに有名店と思うが、オープンしまて11時過ぎでこの天候だからガラガラ

すし2貫がついた「お得セット」800円にする。

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スープしっかりめ、そばはちょっとゴワゴワの特徴ある味。ソーキも三枚肉もついてて、ザ・観光客向けではある。(はい、望んでた観光客なので美味しくいただきました)

沖縄に来たなーって味

 


大東すしは、漬けが乗った八丈の島寿司に近いタイプのもの。遠い海原隔ててるとはいえ、何らかの繋がりがあるのだろう。ただ、決定的に違うのは…こっちはシャリが恐ろしく、とてつもなく甘い。

南方の食べ物は甘いとかそんなレベルじゃないよ!

5貫のセットにしなくて良かった。

 


さて、食べてる間に雨も上がったようで。

高速バス乗車記録 長崎空港リムジンバス

2019年4月26日

長崎空港16:50 → 17:24長崎新地ターミナル

長崎県営バス 運行便

 


スカイマークから乗り継いで市街地へ向かう。ほぼ同時刻で到着予定だったJAL便が30分遅れ、こちらは20分遅れだったので、空港発便を集中させていた時間帯の割には混んでいない。

結構前から、出発の時間調整はしないと宣言しているので定刻で動きだす。

ギリギリの時間で5名ほどなだれ込んできて乗客は合計18名、乗るほうとしては快適な密度かな。

 


運賃が片道1000円に上がっている。券売機で乗車券買ってから乗らないといけないらしいが、回数券も無くなっちゃってるし、バイパスで降りる人(800円)はごく少数なんだから、もう千円札を運転手が受け取る方式で良いじゃんって思っちゃう。もちろん、将来のさらなる改定とか、運転手のネコババリスク削減でそうならないのは明白だけど。

 

 

 

そして、だんだんと長崎バス空港線に参入する直前の値段に近づきつつ…一気に往復1200円まで下がったのが、じわりじわりと4割増し。まま、距離を考えると、1,000円はぎりぎり妥当な気がする。

 


さて、車両は県営バス諫早とか大村とかの高速シャトルを順調に伸ばしているために(特に大村線空港線の朝晩回送を活用できるわけで、かなり効率的な運用できてそう)、車両はベテランから中途に若手までとにかく幅が広い。

 

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今回当たったのは、2016年式、つまり若手の三菱車

車番見ても年式とかパッと出てこない。記憶は使わないと薄れるもの。

 


車内には、申し訳程度の荷物スペースが左側1列を潰して作ってある12列補助シート付き。正座席で47席+補助席が10かな。もちろんトイレ無しの短距離仕様。

 


GW前で渋滞覚悟…と言いたいところだが、その素振りは全くなく、大村市内も淀みなく進む。高速はさすがに混む要素がない。

ボーッとしてたらトンネル続きで芒塚インターとか出島道路にもう入ってた。

空港から30分でサクッと市内へ。

新地のあたりが路面電車も含めて若干ごちゃごちゃしてるので、数百メートルに5分を要してしまう。

新地ターミナルで乗り換えだったので、サクッとこちらで下車

 

 

 

***

 

 

 

2019年4月29日

ココウォーク茂里町12:47 → 13:43長崎空港

長崎県営バス 運行便

 


復路も県営バス便にあたる。出島バイパス便は2:1の割合で県営バスの方が多く担当している。

12時半過ぎに長崎バスの車両が通過したが、こちらは次の13:06発で使う車両みたいで、奥で待機していた。

 

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定刻ちょうどになってからようやく入線、一般車のココウォーク入庫待ちの列が影響したのかもしれない。

6名を乗せてすぐに発車する。ホームの先でぐるっと回り込んで外に出る。本数の少ない地方空港みたいな感じで。

 


今回も新車にあたり運が良い。17年式の日野セレガで、1台あたり3,004万円でお買い上げと支出記録に記載あり。

12列シートトイレ無しは往路と同じだが、こちらは左前方の荷物置き場が2列分と平成初期に導入されたタイプと同様になっている。

 


途中宝町から1名乗車ありつつ、駅前の交通会館へ。けっこうな行列に迎えられる。ここから14名でだいぶ埋まった感出てくる。隣もスーツケース抱えた列が伸びてて、うーん、始発だからとわざわざ昭和町経由にのる必要もないし、佐世保とか熊本行きなのかなと。(後々ダイヤと照らしあわせてみたらどうやら佐世保行きでした)

 


この先はちょっと渋滞になってて遅れ気味に。中央橋で2名拾って新地へ。いまは新地中華街って名前になったけど要するに築町電停がボトルネックになっている。信号無いので歩行者が無秩序に渡り、慣れない車があたふたして詰まる…まま、拡張も難しそうだし現時点では仕方ないところ。

 


5分ほど遅れて新地の路面バス停に到着、運転手が駆け足でロビーへ声かけ。そこから乗り込む人はいなくて外で待っていた7名が乗車のいそいそ発車

信号へ少し動いたタイミングで2名駆け込んでくるが、そもそも遅れているしで再停車せず。さすがに某ニュースで話題になるようは暴動に発展することもなく…まま、15分後に次来るしね。

 


車内はトータル30名近いが幸いにも隣席空きのままだったので重いリュックを脇に置いてのんびり。

雨降りしきる長崎道を北上する。

車窓を楽しめる感じでも無いので、少し本読んでまぶた落とす。

 


空港への橋にさしかかったら到着のアナウンスと、サンスパ大村のCMが。地道な収入源になってるようで。

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GW入った空港カウンターは遅れ便の案内目立ちつつ、ANAは伊丹行きでオーバーブッキング起こしつつでちょっとあたふた。

 

 

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こちら神戸行きは僅かながら空席あり

 後方ながら窓側とれたので…ほぼ雲の中