2018年10月7日
因の島運輸 運行便
広島の定番観光、宮島→原爆ドーム→お好み焼きをサクッと半日でまわった後は宿を取った尾道へ。
広島駅まで出て混んでる山陽線に乗るのも面倒なので、中心街からそのままバスで向かうことに。金券ショップに立ち寄ったら回数系をバラ売りしていて250円ほど得をした。
広島バスセンターは平面ではなく、そごう本館の3階に。ここまで一部路線バスも登ってくるのだからなかなか手の込んだターミナルになっている。
着いた時にはちょうどバスが入線したところで、隣の乗り場まではみ出すほどに長い列が。もし乗れなかったら1時間以上後の便になってしまう。色々と不安がよぎるが、通路側ながら座席を確保できた。後に並んでいた人も正座席に収まり、都合37名で広島バスセンターを発車する。
車両は97年式の三菱車でもともと西日本JRバスで使ってて中古導入したもの。4列シート後方トイレの定番の配置。グレー系のシートモケットや天井ライトの配置など、随所に時代を感じる。
新白島駅など、市内数カ所に止まるが、最後の中筋で2名の乗車があったのみ。いやむしろ、それで満席積み残しとか補助席使わずで済んで良かった。
隣席には生口島から広島市内へお孫さんの運動会に駆けつけた帰りのおばあさん。一人暮らしらしく、色々と話を聞いてみる。島暮らしの現状、若い人がいない、農業も高齢化、観光もなかなか思うようにはと。しまなみ海道である程度人とモノの流れができて多少は環境プラスに働いているところでもやっぱり厳しい様子。
山陽道も山を貫く区間が多くてトンネルが続く。けっこう標高変化もあって時折耳が反応する。
尾道のインター手前の高坂BSにも立ち寄るがここからの乗車なし。
尾道市内に入るとあとは降車専用となり、各停留所でパラパラと減っていく。とはいえ、やっぱり駅前が一番動く。
自分を含めて20名ほどが席を立った。
バスはあと1時間走り、因島まで行く。
海を渡るのは15名もいないくらい。
入れ替わりでおじさん3人が乗り込もうとして、ドア閉める勢いでサッと断られる。共同運行とか競合の問題があってのクローズドアなのはよくわかるが、そんなに本数がない尾道→因島区間で、座席に余裕があるのは明らかなので活用できないものかと。これからの時代、先細りの中で効率的にやっていかないと。