中央道高速バス 名古屋-伊那線
2021年10月3日
駒ヶ根バスターミナル16:30 → 19:41名鉄バスセンター
名鉄バス 運行便
晴天の木曽駒ヶ岳は予想通りの大混雑だったものの、それを朝駆けで乗り切り、温泉→蒸留所→買い出し(ツルヤスーパー)とフルコースでこなしての帰路、予約を見ると満席…やはり日曜の夕方便ですね。緊急事態宣言が明けたことも影響してるはず。
バスは少し遅れて駒ヶ根バスターミナルにやってきた。
こちらの乗り場も窓口は既に閉鎖、そもそも駒ヶ根には路線バスが駒ヶ根駅からしらび平までの路線しかないのか?少なくとも駅から出ているバス路線はそれひとつ。
うーん、減らすところまで減らしてしまってる。
さて、車両は名鉄バスの長距離仕様…ではなく残念ながら京都線と同じ中距離用で、9列+11列のピッチで40席と特段広いわけではない。ふつう。
ただし、シートは割とかっちりしたものが使われていて、ホールド感が高い。2011年式らしいので、古参かな。
各所に立ち寄るのと同じく、古き良き感を残しており(深草や千里ニュータウンに止まらなくなって、都市間直結を志向してる名阪系統と対照的)電話予約しておけば、支払いは当日現金でもOK
ただし、乗車券の降車時回収は面倒とみたか、名鉄バスは最初に集めて終わりである。
確かに、無くした場合は再度購入って、要らぬ火種感はある。
というわけで駒ヶ根でも現金収受があり、さらに遅れが拡大してのスタートになる。まだ車内は10名足らずだが、予約は満席らしい。
前席のおじさまが、同じ駒ヶ根で乗車してさっそくリクライニングをフルで倒してくる。思わず「夜行バスかよ」と独り言
しかも、それに体を預けるわけでもなく、終始顔は上げて携帯いじっているのだから、領地主張じゃあるまいし。
一方、菅の台から隣席したおばさまは「よろしくね」と。両者の受け止めは自明ですよね。
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千畳敷カールへの拠点、菅の台バスセンターにもこの便は立ち寄る。ここからの乗車は10名ほど。みな2時間待ちの下りロープウェイを逆算で乗り切ったようであります。それで目的地に到達しないのは、気の毒なものだが…
駒ヶ根インターからは地元民といった雰囲気の乗客が乗り込み、割と車内が埋まる。ただし、高速に乗った時点で15分遅れ。さらにここから中津川の集中工事影響が見込まれるとのこと。
登山明けでここからしばしウトウトなのだが、立ち寄る毎に乗客は増えて、ノーショーの数名を除き出揃う。
工事規制は2ヶ所でそれぞれ、止まって、また動いてを繰り返す。トータルで20分ぐらい抜けるのにかかったと思われます。
連休シーズン外しているとはいえ、やっぱり渋滞なしとは行かないですな。でも、時期はちゃんと選んでるかと。
恵那峡サービスエリアには18:15に到着し、乗客多いので、と長めの15分休憩の案内でドア開放となる。同じ名鉄バスの松本線が追いついて、少し早めに動き出す。
予想されていた一宮での渋滞はなく、19:15に名古屋高速へと入り、環状線→黄金ランプからの退出、スロープを駆け上がってちょうど30分遅れの到着となりまして。
久々の延着で人の動きが元に戻りつつあることを実感した旅程でした。