2017年6月3日
関鉄グリーンバス 運行便
香取神宮を参拝したのち、さすがにもう歩いて佐原駅まで戻る気力はないので、数百円の違いなら座って移動した方が楽だと下調べしておいたこのルートを選択する。
京成子会社の関鉄、その子会社の関鉄グリーンバスが単独運転する東京駅〜鉾田駅(※廃線の結果、鉄道はないらしい)線・あそう号というらしい。
千葉の私鉄なら京成グループなわけで、ただこのルート設定がよくわからない(観光需要をあてにしているダイヤでもないし、わざわざ立ち寄る程の先でもなさそうだし)
現地にて、バス停はすぐに見つけられてひと安心、佐原駅から歩いてくる途中には佐原香取ICの案内もあり、なるほど高速に乗る手前、ルート上だったと合点がいく。バス停横の駐車場は溢れかえっており、基本的には車で来る観光地ではある。
参拝ののち、14:26発に合わせて5分ほど前にバス停へ戻る。先客は4名、あとから4名、思いの外多い。
定刻より少し遅れてバスが到着する。旧型のいすゞガーラでちょっとレトロ感漂う関鉄カラーを纏う。
乗車時に精算なのでしばし停車、東京駅までは1,750円、2,000円でお釣りを受け取る。
車内には既に20名ほど、車両は11列後部トイレ付きなのでそれなりの乗車率になる。幸い、まだ窓側が空いていた。
発車すると程なくして佐原香取ICから東関東道へ。切通しの道が続くので景色は楽しめない。程なくして成田を通過、この辺りから柵に変わる。
歩き疲れたので夢心地に。市川の本線料金所に向けて減速したところで一旦目が覚め、直射日光当たり始めたのでカーテンも閉めてふたたび落ちる。
首都高も全く渋滞はなく、呉服橋ランプを降りたところで38分、定刻より約20分の早着でお馴染みの日本橋口に。
1日6往復、全て鉾田発の東京駅折り返しダイヤになっていて、東京側での滞泊なし。車両はややくたびれつつあったが、運転手は丁寧で快適な移動だった。