2021年2月11日
名鉄バスターミナル7:55 → 9:04御在所ロープウェイ
三重交通 運行便
雪景色を求めて、名古屋から一番手軽な御在所岳へ。
ロープウェイが動き始める9時に合わせての到着する直通バスで行ってきた。
名古屋側の乗り場は名鉄バスセンターのみ。ということで、本当は新幹線口が楽なのだけど3Fまで登る。
減便になっているとはいえ、8時前後は白川郷、福井、伊那、神戸とコンスタントに長距離便が出発していく。
前回の新宮行きが一番奥、そのひとつ手前の2番乗り場から今回は出発する。まあ、自社でなく間借りだからね、ちょっと歩く場所になりがち。
列に並んだのは10名ほど。6名のパーティーが一組、あとはみな単独行で装備からも終点までとよくわかる。
7:50にまっかな岐阜バスの白川郷行きが出発していき(3時間半をトイレなし12列で走るのか・・・貸し切りバスだな)、ほどなく白に緑の三重交通バスが横付けされる。
運転手が乗車時にロープウェイとか温泉の割引券を渡してくれる。
割引率、たいしたことないけど定価よりは、なのでありがたく使わせてもらいました。
車両は18年式のいすゞガーラで、短距離線タイプでは一番新しい車両を引き当てたみたい。
運行時間よろしく、12列シートコンセントなし。シートが薄型なのか、そこまで圧迫感はない。黄土色の明るいモケットが特徴的である。
結局そこまでの乗車率にはならず、12名で発車となる。
途中乗降もなく、穏やかな車内。
湯の山温泉までは、最安で行こうとすると近鉄→路線バスのほうが200円くらい安い。乗り継ぎがうまくいけば所要時間も大差ない。
というか、70分の湯の山温泉まで1,430円、これに1,000円足すと大阪まで行けてしまうのだから、近距離バスは決してお値打ちというわけではない。
折り返しとか回送時間は結局同じようにかかるので、採算ラインが高くなるのだろう。空港バスも同じことがいえそう。
値段のことは気になるけど、結局乗ってしまえば目的地はやはり楽なので。
観光路線だけど、運用は四日市インター周辺の住宅地と名古屋を直結させる&三重側の工場(キオクシア)の通勤需要も取り込んでいる、二毛作できてラッキーな生活路線の支線、休日出稼ぎパターンといえそう。
さて、8:35頃には四日市ICを出て、ここから下道を進む。
紅葉の時期はさあどこから渋滞だ!とやきもきするのだろうが、一応まで緊急事態ということになっていて大手を振って観光行楽という雰囲気でもない。順調に山へ近づいていく。
近鉄湯の山温泉駅に8:50到着、ここからの乗車扱いもあるので、定刻の8:55まで待機
結局乗り込む人はおらず、同じ空気を登山口まで運ぶ。
終点の手前、湯の山大橋付近でここは登山口なのかってぐらい路肩駐車がならぶ。なぜ?ここから登るルートはなさそうだし。
どうやら、1台1,000円とる、ロープウェイ隣接の駐車場を避けたい人が陣取っていた模様。
徒歩10分くらいの距離かな、若干坂だけれども。ひとりなら、気持ちはわかる。
定刻通りにロープウェイ乗り場へ到着した。なるほど、御在所ロープウェイも三重交通グループなのか。
よくあるパターンだが、本数とアクセスを考えると、単独ならバスがお値打ち、家族なら車で行くよね
グループだと乗り合わせでどうこう調整するくらいなら、バス!もわかる。
どうしても最大数のところを取り込み辛いわけで。
ロープウェイ乗り場の案内、もともとは平日2便、休日4便出ていたようだけど、消されていまは半分に。
樹氷は昼過ぎは消えてしまうくらいの儚さだったものの、一通りちゃんとついてました