岩手から旅日記・大阪編

週末、東北をあちらこちら。→17年春から大阪へ。さらに名古屋

高速バス乗車記録 名古屋→御在所ロープウェイ

2021年2月11日
名鉄バスターミナル7:55 → 9:04御在所ロープウェイ
三重交通 運行便

 

 

雪景色を求めて、名古屋から一番手軽な御在所岳へ。
ロープウェイが動き始める9時に合わせての到着する直通バスで行ってきた。

 

名古屋側の乗り場は名鉄バスセンターのみ。ということで、本当は新幹線口が楽なのだけど3Fまで登る。

 

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減便になっているとはいえ、8時前後は白川郷、福井、伊那、神戸とコンスタントに長距離便が出発していく。

 

前回の新宮行きが一番奥、そのひとつ手前の2番乗り場から今回は出発する。まあ、自社でなく間借りだからね、ちょっと歩く場所になりがち。


列に並んだのは10名ほど。6名のパーティーが一組、あとはみな単独行で装備からも終点までとよくわかる。
7:50にまっかな岐阜バス白川郷行きが出発していき(3時間半をトイレなし12列で走るのか・・・貸し切りバスだな)、ほどなく白に緑の三重交通バスが横付けされる。

 

運転手が乗車時にロープウェイとか温泉の割引券を渡してくれる。
割引率、たいしたことないけど定価よりは、なのでありがたく使わせてもらいました。

 

 

車両は18年式のいすゞガーラで、短距離線タイプでは一番新しい車両を引き当てたみたい。
運行時間よろしく、12列シートコンセントなし。シートが薄型なのか、そこまで圧迫感はない。黄土色の明るいモケットが特徴的である。

結局そこまでの乗車率にはならず、12名で発車となる。

 


途中乗降もなく、穏やかな車内。

湯の山温泉までは、最安で行こうとすると近鉄→路線バスのほうが200円くらい安い。乗り継ぎがうまくいけば所要時間も大差ない。


というか、70分の湯の山温泉まで1,430円、これに1,000円足すと大阪まで行けてしまうのだから、近距離バスは決してお値打ちというわけではない。

 


折り返しとか回送時間は結局同じようにかかるので、採算ラインが高くなるのだろう。空港バスも同じことがいえそう。


値段のことは気になるけど、結局乗ってしまえば目的地はやはり楽なので。
観光路線だけど、運用は四日市インター周辺の住宅地と名古屋を直結させる&三重側の工場(キオクシア)の通勤需要も取り込んでいる、二毛作できてラッキーな生活路線の支線、休日出稼ぎパターンといえそう。

 

 

さて、8:35頃には四日市ICを出て、ここから下道を進む。


紅葉の時期はさあどこから渋滞だ!とやきもきするのだろうが、一応まで緊急事態ということになっていて大手を振って観光行楽という雰囲気でもない。順調に山へ近づいていく。

 

 

近鉄湯の山温泉駅に8:50到着、ここからの乗車扱いもあるので、定刻の8:55まで待機
結局乗り込む人はおらず、同じ空気を登山口まで運ぶ。
終点の手前、湯の山大橋付近でここは登山口なのかってぐらい路肩駐車がならぶ。なぜ?ここから登るルートはなさそうだし。

 

 

どうやら、1台1,000円とる、ロープウェイ隣接の駐車場を避けたい人が陣取っていた模様。
徒歩10分くらいの距離かな、若干坂だけれども。ひとりなら、気持ちはわかる。

 

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定刻通りにロープウェイ乗り場へ到着した。なるほど、御在所ロープウェイ三重交通グループなのか。

よくあるパターンだが、本数とアクセスを考えると、単独ならバスがお値打ち、家族なら車で行くよね

 


グループだと乗り合わせでどうこう調整するくらいなら、バス!もわかる。


どうしても最大数のところを取り込み辛いわけで。

 

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ロープウェイ乗り場の案内、もともとは平日2便、休日4便出ていたようだけど、消されていまは半分に。

 

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樹氷は昼過ぎは消えてしまうくらいの儚さだったものの、一通りちゃんとついてました

高速バス乗車記録 WILLER T710 大阪→名古屋

2020年1月31日
WBT大阪梅田15:32 → 18:34則武1丁目
WILLER EXPRESS 運行便

 

試しにWILLERその2、結局のところ片道の特割がなかったので帰路もピンクのバスにしてみる。


大阪駅のバス乗り場は北梅田の再開発エリアの先、スカイビルの麓にある。中央改札から歩いて10分くらい、そんなに遠いわけではない。

 

 

旧ツアーバス系の中では大手なので、自社でターミナルを持とうとして
待合室と駐車スペースをとなるとこの場所が一番梅田に近かったってことかな。

 

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明らかに、飛行機の搭乗手続きブースと、ラウンジを意識したよね?というデザインの待合室だが、いまは本数も大幅削減で時間を区切って開放している。

 


だし、ネット予約が基本で手続きもないので、まあ、ベンチがあればよい。というのは男性の発想だろうな。

 

15:15頃についた時点でバスは既に待機しており、20分過ぎに乗車開始のアナウンスが流れる。

 

 


今回も乗客多めで30名弱いたかと。単価を下げて数を取る作戦が当たっている。

 

車両は名古屋ナンバーの三菱エアロエースで、申請配置ならば19年後半ということでかなり新しい部類に入る。

 


車内のレイアウトは4×10列、ウィラー独自シートが並ぶ。トイレなしの分ピッチは広い。
シートの造りはおそらく往路と変わらないが、ホールド感が良いと感じる。改良されているのか、体が慣れたのか
どちらかはわからないけど。

 

 

定刻の15時半を過ぎて、今回も前方カーテンを閉め、発車に向けた無線通信?を始める。
動き出したのは数分後。このあたりの時間感覚は路線系と違う。

 

 

一旦十三方向へ北上して、左折左折と折り返す。ぐるりと回って梅田ランプから阪神高速へ。
このあたり、時間の面ではやはりJR系よりは劣勢かな(名神線は新御堂北上だけど)
守口線から近畿道名神へと展開した模様だが、通路側だったし前方閉まっているしで確証はない。

 

 

今回は隣席ありだったわけだが、簡易的ではないがっちりとした仕切りがあって、プライベート感と
あといわゆるディスタンス感も確保されていてこの点はとても良い。横の席を意識することが、確かに全くない。

 

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16:35に草津PAに到着し、17:05発車のアナウンスで開放休憩
はい、やっぱり30分休むんですね、というところだが。路線全体だと、市内ホテルを14:45発車で4時間弱なので法律も関係してくる?


そしたら梅田BTの待機時間も算入すればよいのにと思うが、とにかく時間には追われないスタンスが感じられる。

 

 

いつもは忍者の里なので、違うところでの休憩はとにかく新鮮に映る。売店もひとしきりあるので、「滋賀だけどみやげ物はやはり京都ね」と一通り散策してバスに戻る。

 

ルートは変わらず新名神で少しずつ空も暗くなってきた。


途中名古屋高速に入る手前で若干の混雑でスピード落ちるが、渋滞というほどではない。

 

到着地が、「則武1丁目」ということで、ノリタケの森を連想して駅の東側につくのかと思ったら、西側の、新幹線口まで歩いて5分くらいの路上にバス停があった。


乗車口はビッグカメラ前のそれなりに良い立地を抑えているが、降車場所は「近くてスムーズなところ」に収めたと。

 

 

ターミナル確保に苦労が垣間見れるあたりから、バスタ新宿の開業&乗り入れは願ったり叶ったりだったのだろうと。
東京駅のターミナルは、京王バスが主管らしい。さあ、どうなる?

高速バス乗車記録 WILLER W809 名古屋→長岡京

2021年1月30日
名古屋駅太閤通口13:31 → 15:58高速長岡京
WILLER EXPRESS 運行便

 

 

今回はついに、というか趣向を変えて、いわゆるピンクのバスに乗ってみる。
緊急事態宣言で、軒並み減便(相変わらず名神大阪線は間引きなしなんだけども)されてくなか、いちばん足が早かったのは大阪バス系統でなんと平日運休まで踏み込んできた。

にしては、時刻表見る限り止まり運用?いやミスプリだろうなぁという運行会社設定。

検証してみようかと思ったが、減便した分客単価を上げようとしているのか、割引枠も率も絞り込んで、だいたい片道3,000円の単価を確保したい様子が見える。そうすると、ちょっと高い。


WILLERの方は、3往復まで減便しながらも運賃を2,000円まで落として乗車率を高めようとしている様子で結果的に今回最安値の手段だったので活用してみることに。


***

バス自体は15分ほど前に横付けされているのが見えたが、特に急がないのでもう少し経ってから乗り場へ。
乗車確認はタブレットで、かざすのはバーコード…ではなくて検温である。
うーん、ご時世だなあ。

1名駆け込みがあって、乗車28名と定員40名に対してなかなかの乗車率である。それでも、3名来なかったらしい。
発車前に前方カーテンが閉じられる。夜行バスか!って思うが、そういう慣わしなんだろう。

車内は4×10列、ピンクのシートが並ぶ。
隣席との間はコロナ対策で拡大された間仕切りが並び、安心感とともに圧迫感がある。

そして、シートが、幾分狭い。
簾のような顔隠すのも(シェードと言えば良いのか?)特徴的だが、腰掛けると結構圧迫感が。
なるほど、女性の体格に合わせて設計されているのかと。ということで、多少の窮屈さは否めないものの、隣席が空いていたから良しとする。

ルートは他社と同じ烏森ランプ→新名神経由だが、結構のんびり走る。
途中で5分後に出発したJR東海バスの三宮行きに抜かれる。とはいえ、1時間15分だからあまり大差ないかな、14:45に甲南パーキングエリアに到着した。

が、発車時刻は15:10…えっ、25分も休むの?

 

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運転席のところに時刻表が貼られていて、そこには14:50着の15:10発と。なるほど、5分早着したけど、巻かないらしい。

 


この後降車しかないのにね、不思議である。

 

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売店にはこんな鬼滅グッツが売っていたけど…410円…中身、水なのに。

 

カチャカチャと数える音はないが、一通りの見回りには入る。
そして10分になったら発車すると思いきや、どうやらいくつか確認の無線が聞こえてきてしばらく経ってから発車した。

 

 

次の高速長岡京が阪急の駅直結ということで、こちらで乗りかえることにする。
とはいえ、ん?このバス停京都縦貫道にあるよね、寄り道するってことか。

 

京都深草を使えなかったのか、差別化を図ったのか。もっとも立ち寄るのは定期ダイヤでも1往復だけだから、前者のような気もする。
いったん高速を退出して、バス停に立ち寄った。ここで下車したのは3名、思いのほか大勢が大阪まで乗り通すらしい。

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というわけで意外にも安全遵守というか、のんびりなピンクのバス、老舗と競合するのではなく、若い女性にターゲット絞ってのブランディング優先が色濃く出ている車内&運行形態だった。

高速バス乗車記録 名神ハイウェイバス神戸→名古屋

名神ハイウェイバス神戸線
2021年1月17日
三宮バスターミナル15:30 → 18:25 JR名古屋駅新幹線口
名鉄バス 運行便

 


さて、3週連続で名鉄バス、この路線。
今回も乗客は少なめ、7名ぐらいかな。夕方便でこの人数だと、確かに先週の13時半発=3名は十分納得な気もする。
ちょっと寂しいよなぁ。


名鉄便はおそらく車庫がポートアイランドにあるため、ポートピアホテル発着での取り扱い。
15:30の出発に対して、23分ごろに入線してくるが、そこまで乗車改札の列ができるわけでもなく、徐々に人がやってきてちらほら乗ってく感じ。

少し前に出発して行った松山行きも徳島行きもまばらな乗車率でやっぱり移動は抑制的になっている。とはいえ、大阪→四国はバスが最速最適な移動手段なので春みたいな全便運休に至らないことを…

 


この路線は生田川インターから早々に高速に乗り、いつもは混んでる3号線もこの状況では空いている。ということでこのところ毎度ながら早着ペースで進む。

 

次第に夕暮れ進む車窓

 

京都市街地は晴れていたものの、北側の山はどんよりでいかにも冬の天気、前日から続く。
名神から新名神になってすぐのあたりは工事中で少し舗装が荒い。

 


17:05到着予定だった甲南パーキングエリアには17時ちょうどの到着、12分に発車とのアナウンスで開放休憩

 

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隣には同じ15時半に大阪駅を出発したJR東海バスの車両が並ぶ。こちらは下道区間が長いためかほぼ定刻通りの運行になっている。

今回の名鉄バスは3週連続の毎度快適36席仕様だが、年式が17年と1番新しい。そのため、最前列だけでなく全席が3点支持のシートベルト装備である。こちらの方が安全なんだろうけど、少し窮屈さはあるよね。


案内通りの17:12に合わせて人数確認あり、無線で指令所?に報告からの再発車、この辺は微妙に各社スタイルが異なる。(ちなみに、運転手がもつ座席表も名鉄バスでは紙だし)

 

 

ここからは一気空が暗くなってくる。12月に比べると多少は日が長くなった気もするが、まだまだ寒くて暗い日々は続く。

 

トンネルを過ぎて、御在所岳から吹き下ろすあたりで風がビュンビュンと音を立てるが、減速したり、振られりするほどではなく、順調に東へ。

 

名古屋高速に入って、ちょっとクラシカルか三重交通バスと並走したと思ったら、こちらは烏森で降りるので束の間のランデブー

 

神戸線、大阪からと所要時間変わらないのでもう少し便数あっても良い気がするけど、うーん、逆からみれば大阪-豊橋みたいな路線だよね、そう考えると1日数往復レベルも納得かと。

高速バス乗車記録 名神ハイウェイバス名古屋→神戸

名神ハイウェイバス神戸線
2021年1月16日
名古屋駅新幹線口13:35 → 16:24三宮バスターミナル
JR東海バス 運行便

 

 

緊急事態宣言ということで、あまり寄り道しない行動を心がける。たぶん来週になるとまた減便の嵐なんだろうな。自社グループ完結の大阪バスとかWILLERは早々に減便ダイヤ発表している。

 

久々にJR東海バスの運行便、名鉄の方が座席快適だけど、西日本よりは良い。(東北の頃岩手県交通便と他を何かと比較していたのと同じ発想)

 

予約時点の予想通り、空席目立つ乗客5名。ダイヤ的には復路の夜神戸発で集客見込みかな。とはいえ、この会社は1往復だけなので、昨年のGWも減便されなかったダイヤである。


いつも通りの新幹線口、ちょうど30分発の東京行き、大阪行きが発車していく。それぞれ数人ぐらいしか乗っておらず、再び冬の時代か。名鉄バスセンターから少し渋滞に巻き込まれたようで、ほぼ発車時刻になってバスが到着した。それでもこの乗車率なので手早く整って定刻出発となる。

 

 

この会社は三菱エアロエースののっぺりしたバスが多いのだけど(対して関東はJBUS、西日本は半々かと)今回はちょっと新鮮な日野セレガ13年式

 

一般的な40席配置だが、一時期楽座シートと言われたフットレストもUSBコンセントも備えつけ仕様。これがおそらく標準タイプで、普通に東京線とか夜行にも投入されてるはず。

 

この日は晴れたり、急に雨が降ってきたりと寒気やってきた感じの冬の空。出発地名古屋は晴れていたが、三重に入るにつれて黒雲の世界へ。

 

 

先週積もっていた鈴鹿山脈はすっかり戻っていて、この辺は根雪にならない様子。まま、だいぶ南だし、標高もさほどではない。

 

 

 

今年はお伊勢参り渋滞もなく、混雑とは無縁の新名神方面行き。ただし雲行きだけは順調に悪くなり、いつしか雨が打ちつける。

 

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割としっかりした雨雲の中で、甲南パーキングエリアへ14:42着、54分に発車と案内。幸い、すぐ屋根の場所に停車してくれていたのでさくっと所用済ませ、走って戻る。

 

案内通り54分に一度扉を閉めて、人数確認からの出発、この辺はきっちりしている。

 

草津まで来ると雨は止んでおり、遠くまで見通せる「雨上がりの空」といった感じ。

 

 

西宮からの阪神高速も混んでおらず、見込み通り若干の早着で三宮バスターミナルへ。六甲山麓もよく晴れていた。

高速バス乗車記録 名神ハイウェイバス 名古屋→神戸

名神ハイウェイバス神戸線
2021年1月11日
三ノ宮バスターミナル13:30 → 16:18名古屋駅新幹線口
名鉄バス 運行便

 

 

ちょうど1週間前に乗ったのと同じ時間の便で名古屋へ。3連休の最終日だけど、予約時点でだいぶ空席目立つ座席指定だった。


色々叫ばれている中で、またガクッと需要が落ち込んでいる様子あり。また一気に減便運休の嵐が来そうな…

 

 

時間ギリギリに乗り場へ向かうとすでに一通りの改札を終えた状態…なのだが、車内にほとんど人がいない!

いやはや、まさかの乗客3名

 

 

ここまで少ないとは思わなかった。

 


3年ほど前に、鎌倉→羽田空港という超ニッチな空後アクセスバスで乗客ただ1人という経験はあったけど、3連休の都市間バスでこの実績は…


年末から名鉄は2往復に一歩戻したけど、これはまた後退しそうだな、やむなしか。

 

 

というわけで終始静かな空気の止まったような車内か続く。おかげさまで先週と同様に座席をフルに倒してのんびりさせてもらう。この便を使うっていう観点では快適なんだけと、路線・便数あってこそ、選択肢になるわけで。また冬の時代になるのかと思うと。

 

たしかに出張ベースの駆け回りは今後確実に減っていく、一方で、二拠点居住とか、もっと本宅に寄った単身赴任とか、どこでも働けることを生かした流動は出てくるはず。世の中落ち着いたらみんな観光したいよね、非日常味わいたいよね。
そんな時のために、選択肢であり続けて欲しい。

 

 

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充当車両は名鉄中長距離仕様の36席快適なやつ。今回は14年式で少し古めだが、コンセントも含めてしっかり同様の設備を備えている。

道路も混んでいなくて、決してかっ飛ばしているわけではないが、前倒し前倒し、段取り良くで進む。

 

甲南パーキングエリアには14:55到着、きっちり 10分の休憩を経て、15:05出発

 

 

やっぱり車少ない。3連休の最終日とはいえ、とはいえ、コロナのせいである。


普段の行き来はすれど、春先までは旅行という気分にはなかなか向かないかな…もともと、年明け〜3月くらいまでは寒いし見どころ限られるので落ち着いていたけど、今年はさらにと。

 

 

この状況で、仕事と足元の生活が支障ないことがせめての幸いとして、かなぁ。
ただ、テレワークで運動不足は顕著!

 

 

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というわけで、名古屋駅からはそれなりの距離を歩いてせめてもの調整を。

高速バス乗車記録 名神ハイウェイバス名古屋→京都

名神ハイウェイバス京都線
2021年1月10日
名古屋駅新幹線口8:45 → 10:36京都深草
名阪近鉄バス 運行便


緊急事態宣言もまた出そうなので、時間帯とかルートをずらして出来るだけ空いている手段を探す。

値段とのバランスをみて、京都行きでそこから鉄道にする。最終日の18きっぷ1回分か1,000円ぐらいで転がってたら嬉しいけど、そんなに甘くないよね。

いつもは安価な大阪バス系統が三連休で強気プライスなのか正規運賃しか選択肢がない状態だったので、名神ハイウェイバス系統で使い勝手良いものを。という事で今回はちょっと久々の京都線

 

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車両は、おや、まだですか(たぶん3回目)のナンバープレート、落ち着いた色合いとなってる40人乗り標準仕様のもの。
乗客は15名くらい。適度にばらけて座れて相席なし。これは予想通り。連休中日とはいえ、普段ならもう少し乗ってると思われ、やっぱり移動は抑制的になってる。

 

 

旅行とか、観光とか、なかなか気分乗らないよね。


定刻きっちりに発車して名古屋高速へ。そういえば改札は紙の座席表と照らし合わせる方式だった。それゆえかな、降車時にまた改札しますと。
ネット予約で乗ってから払い戻ししちゃう人がいるのかな、理由はよくわからない。

 

大雪の日本海側に対して、山越えた名古屋は晴天、それでも北の方に真っ黒雲で岐阜方面は降ってるのかもしれない。
鈴鹿山脈も上の方はうっすら白くなってるが、調べる限りまだまだ御在所には霧氷なし。
来月あたりがピークなのかな、富士山も雪が少なかったし、今年は偏在傾向?
にしても、日本海側はよく降る。

 

 


四日市JCTで見慣れないバスと並走する。遠州鉄道の浜松→大阪線だった、割と文字が踊るとそうで一時期のインバウンド向け貸切バスが思い起こされる。朝発→夜戻りのダイヤ組まれてるけど、片道5時間近く。ワンマン行路で組んでるのかな、ギリギリ。

 

全体的に車は少ない。10:05着予定だった甲南パーキングエリアには9:50着、時間調整兼ねてと10:05発車のアナウンスあり。寒いのでそのまま車内で過ごす。
8:35発の大阪行き名古屋バス、神戸行き名鉄バスは休憩を終え発車していく。どちらもそこまでの乗車率では無かった模様だ。

全員揃ったという事で、10:01に休憩切り上げてドアクローズ、残り少しだが後半戦へ。

 

 

名神高速との合流点でしばし渋滞っぽくなるが、全体的な早着傾向は変わらず、10:36京都深草に到着した。久々に京阪電車乗ってみようと今回はこちらで下車した。


アナウンス通り、降車時に再び改札あり。

ここで降りたのは5名の模様、大阪線深草での取り扱いをやめたので、その分は多少増えてるかもしれない。

高速バス乗車記録 名神ハイウェイバス 神戸→名古屋

名神ハイウェイバス神戸線
2021年1月4日
三ノ宮バスターミナル13:31 → 16:20名古屋駅新幹線口
名鉄バス 運行便


連休の帰りは時節柄、空いているルートを選んでとして。18きっぷはちょうど使い切ったのでバスで戻ろうかなの選択肢、JRの大阪線はだいたい割引効いてて1,000円台も、隣席が空きの確証持てず。大阪バス系統は2日前までしか予約ができない使いづらさ。WILLERはほぼ同額だけど、ユーザー層を考えるとリスクはどうか、となる。

 

 

ならば高いけど久々に神戸系統を使ってみた。
幸い、年末から名鉄バスが2往復に複便して、昼過ぎの神戸発が出ている。この時間であればある程度ゆとりある車内か見込めるので、1,000円増を安全代と飲み込み予約した。

 


名鉄バス、中距離路線の割にはしっかりしたシートのバスを回してくれるのでそれも加点要素かや。西日本JRバスの新車=おそらく貸切仕様とメーカー標準?の薄めシートと同じ料金で、である。

 

 


***

 

13:20の四国高速、観音寺行きが動き出す頃、乗り場へと到着した。

意外にも舞鶴行きが2号車出てる盛況ぶり(朝の舞鶴発が多くてその返却?)だが、それ以外は運休もちらほら続く慎ましい発車時刻表になっている。待合にはスーツケース抱えた人もいるけど、大混雑とは至らず。25分ごろにバスが入線してきて改札が始まる。列も長くない、バス会社には申し訳ないけど、予想通りで助かる。


乗客は15名弱で、予約システムの都合なのか、前の方に固まっていた(とはいえ、1人客はそれぞれ窓側で、2人ならどちらも使う、そのレベル)
発車前の挨拶ののち、空いている後方も使って分散してくださいと案内あり。ありがたく後方に移らせてもらい、前後空き、ジグザグ配置に落ち着く。これで、倒せる!リクライニングを。

 


車両は名鉄バスの中距離仕様で、ワイドシート9列、後方トイレは両側使ったもの。定員は4名少ないが、その分利用する側にとっては快適さが増している。重厚なシートはホールド感も高くて快適である。ただし、ヘッドレストが大きいのでリクライニングしてこそ、本領発揮といったところはある。車両は16年式らしい、ピカピカとはいかいまでも、経年目立つところはなく快適そのもの。

 

道路も混んでおらず、15:06到着予定とアナウンスされていた甲南パーキングエリアには10分の早着となった。そのままスライドして15:10発車のアナウンス、よく見ると停車位置が普段と違って、奥の方のトラックがよく止まる場所だった。

 

 

お手洗いなどは少し遠くなったが、みな時間通りには戻ってきて人数カウントののち動き出す。

 

御在所岳はじめ山上はまだ茶色が見えていて、年末年始の雪雲はここまで届いていない様子だった。普段だとまだまだUターンラッシュ続いている曜日周りだけど、普段の土日と変わらないか、それ以下の人手で…今年も穏やかならぬ様相となりつつある。

 

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不要不急とか自粛とか、4月に逆戻りな空気が困りものである。

高速バス乗車記録 新宮→名古屋

名古屋南紀高速線
2020年12月6日
三交新宮駅前13:55 → 17:44名鉄バスセンター
三重交通 運行便

 

熊野古道を2日に分けて歩き、速玉大社→那智大社を踏破した。山道でいかにも!という箇所は少なかったが、こんな歩く旅も楽しい。

 

往路と同じ路線で、また4時間の道のり。
10分ほど前に乗り場に着くと、昨日到着時には閉まっていた窓口が開いていて、そこで乗車券を購入できた。営業時間を見ると、昼休みだったらしい。まぁ確かに2名配置するほどもなさそうだからなぁ、そうなるよね。

 

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扉が開いていたバスに乗り込むと先客1名あり。

往路と同じく青の専用ラッピングに運転席側は10列シート、シートカラーは若干異なるのは製造年式の違い?ナンバーから09年式あたりと推測する。

 

 

発車時刻近く駆け込みもなく、乗客2名での静かなスタート


散々歩いたのでさっそく睡魔に襲われるわけだが、やっぱり動きが変わるところでは目が覚める。三交南紀の営業所前に横付けされたところだった。

 

ここで3名乗車、他にもここまでに乗車あり。少しずつ拾って、名古屋を目指す。


この便は「特急」と銘打っていて尾鷲までで乗車扱いを切り上げて名古屋まで直行する。

紀伊長島まで立ち寄る「急行」と奥伊勢パーキングのすぐ近く、清原宮前までとりあえず無印=普通?に分かれてて、それぞれ10分くらいずつ所要時間が異なる。とはいえ、本数がそこまで多く無いので、速達性の追求よりも、利用動向に合わせて立ち寄り先を調整しているイメージかと。

 

さらにパラパラと集めて行き、最後の乗車ポイント、尾鷲では5名ぐらいがまとまって乗り込む。総勢20名弱を乗せ、名古屋へ向かう。

 


すぐに高速に乗って、杉林が続く山の中をトンネルで最短ルート、巡航速度が昨日よりは早めに感じる。昨日が超安全運転だったので、普通に走ってる、っていうレベルとも言える。

 

しばらく走って15:48に奥伊勢パーキングに到着、16:08発車のアナウンス、刻むなぁ。

 

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日曜夕方の行楽帰りとも重なって、売店が大盛況、なぜかカールが飛ぶように売れる。そういえば最近見なくなったね、このお菓子。

新宮のさんま寿司のうまさから、丸干し手を出そうか迷い…冷凍3時間は厳しいなと断念する。スーパーで売ってたら買おうと。あんまり見ないけどね。


休憩時間20分は持て余すので、16時過ぎには皆戻っていた。ちゃんと数えて少し早めの16:05発車

 


夕焼けが時折差し込んでくる。まだ16時だけど、12月はそんなもんだったか。んー日差しはやっぱり適度に欲しい。


ビル群が白く輝く松阪市街を右手にひたすら北上する。明らかに昨日より速度が出ている。これは早着に期待!

 

亀山の登り坂で一時的に渋滞があったものの、名古屋高速では混雑なし。往路と同じく白川ランプまで走るので、駅ビル周辺の夜景が新鮮だ(普段は新幹線口発着の便ばかりなので烏森退出)

 

 

予想通り、巡航の速さが効いて10分の早着だった。かっ飛ばしていたわけでも無いし、ままありがたいはなし。

高速バス乗車記録 名古屋→新宮

名古屋南紀高速線
2020年12月5日
名鉄バスセンター8:10 → 12:20三交新宮駅
三重交通 運行便

 

 

在宅続きで鈍った心身を整えるべく、熊野歩きへ。土日で行くなら新宮速玉大社から那智大社まで歩くのがちょうど良さそう。

 

というわけで、ワイドビューと所要時間あまり変わらず、お値打ちな方を選択肢に!
バスで新宮まで。

何だかとても遠くまでな気がする。

 

 

名鉄百貨店上のバスセンターが始発だが、名鉄が運行に関わってないこともあって奥の乗り場から。

窓口で切符を買って、と言っても座席指定で無いので4,200円と書かれた緑の切符を渡されるだけである。

 

 

5分前に青い専用ラッピングを纏った車両が入線してきた。乗客は20名強で窓側が埋まるくらいの適度な割合に落ち着く。

 

名鉄バスセンターから伊勢方面だと出たところで右折できず、栄大須方面に向かい白川ランプからのルートになるらしい。烏森からサクッと乗る新幹線口発着に比べたら少し大回りかな。


雲ひとつない青空で鈴鹿山地が美しい。
さすがにまだ雪の季節ではない…鈴鹿の裏側、もっと日本海に近い伊吹山とかはそろそろ白くなってくのかな。

 

山辺りまではいつもの名神ハイウェイバスと同じルートを進む。こちらの方が速度控えめエコ運転な感じ。どんどん追い越しかけられて行くが、流れが淀むことはない。


伊勢方面から分岐すると対面通行に。

程なくして休憩ポイントの奥伊勢パーキングエリアに到着した。9:42着で10:05発らしい。休憩を20分取るのは4時間超えの路線ゆえかなと。
小さなパーキングエリアだが、売店の品揃えが良い。ちょっとした土産物というか、調味料とおつまみが充実している。

 

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名鉄バスセンターはガラス越しだったので車両の全景はこちらで。13年式の三菱車、青いラッピングはシールもおそらく一度も剥がされたことはないと思われる。


車内は4列だがちょっとだけ長距離仕様になっていて、運転席側が10列、後方トイレ側が9列と右側ゆったりなシートピッチとフットレスト付き。


残念ながらコンセントは無し。製造年次的にまだ標準装備では無かったかな。

 

 

予告された時間きっちりに動き出して、まもなく本線料金所を通過、ここからは無料区間になる。がその先で暫し停車、どうしたことかと思ったら後ろに詰まっていた車を先行させる。そして動こうとしてまた停車、どうやら別の車列が近づいていたらしい。20台ほどをやりすごして、本線トンネルの中へ。


ここからは各集落の主要ポイントに泊まっていく。のだが、最初の紀伊長島は、ん?ここ?で、Uターン?ってなるぐらいに辺鄙なところ。


家の車でお迎え必至なロケーションだった。こちらでの降車はなし。

 

 


次の海山バスセンター(名前が良いね)は三重交通の車庫だった。バスセンターというほどの規模は無いが、交通結節点としては機能してそう。1名下車

鷲毛はまさに熊野古道の登山口直結で5名のトレッキンググループと、ソロハイカーが下車。熊野古道は縦走的な歩き方になるのでこれは便利だなと。次そうしようかな。

 

続く尾鷲病院前と熊野市役所でかなりまとまった下車があり、車内に残るのは数人まで減った。

 

 

三交南紀は大きな営業所で、ぐるっと構内を回って建屋の前に停車
運転手が人数数えに回ったのでここで交代かな?と思ったら、少し経って弁当持って戻ってきた。滞泊行路だから点呼だったみたい。


車庫には南紀線用の青いバス2台と、夜行仕様(南紀-東京)とラッピングしてあるのがちょっとクラシカルだが、車齢は10年ぐらいかな。こちらも年末年始は運行予定で久々の出番予定

 

さて、数少ない乗客を乗せてバスは和歌山県へ。運転手が弁当持って乗り込んだから、新宮着いてからは改装で戻さず午後便に使う?で南紀で車両共々交換?だろうか、色々シミュレーションしてみるのも楽しい。

 

紀宝町のバス停でも数人降りて行き、県境を跨いで新宮まで乗り通したのは2名のみだった。JR特急と同じ所要時間で運賃3割安なら優位に立てそうだけど、やっぱり特急南紀の方が強い。その列車も、だいぶ利用落ち込んでて編成短縮なんて話もある。移動が車メインで縮小のスパイラルに陥っているかもしれない。

 

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ほぼ時間通りに駅南側の三重交通事務所前に到着した。ちなみに、折り返しの名古屋行き、神社巡りの途中で偶然目にしたものの、別車両でした。回送して入れ替えているらしい。


三交南紀での車両交換で良いと思うけどなぁ、少なくとも減便ダイヤの間は。